2011.01.15 (土)健康つくりのススメ簡単にできるツボ療法

    間単にできるツボ療法 第3回「歯痛」part1

    自分の手で簡単にでき、しかも効果の期待できるツボ療法を症状別に紹介するコーナーです。もちろん、専門的な診断・治療は医師、鍼灸マッサージ師などに委ねなければなりません。ツボ療法は、あくまでも手軽な日常の養生法の一つとしてご活用下さい。

    第3回「歯痛」part1
    虫歯の応急処置は手のツボで

    【症状】
    夜中や飛行機の中、忙しい仕事中などに虫歯がうずき出したときは、とりあえずツボ療法で応急処置をしましょう。あとで、歯医者さんにしっかり治してもらって下さい。

    【ツボ】
    合谷(ごうこく)

    【治療】
    虫歯の特効ツボは合谷です。歯が痛む側の手のツボを指圧します。両側の歯とも痛むときは、両手のツボを指圧してください。
    ツボの場所は手の親指と人さし指のまたの間で、人さし指側の骨の中央のくぼみ。親指以外の四指を軽く曲げると、親指と人さし指の間に輪ができますが、この輪を上に向けて、別の手の親指の腹を人さし指の骨の中央部にあて、人さし指のほうに向けてゴリゴリと強く押しもみしてください。強い痛みがありますが、我慢してしばらく押しているうちに、歯痛がスーッとひいて、不思議なほどに楽になってきます。

    健康はあなたの“財産”です。昔から「治療より養生」といいます。健康な時こそ身体を大切に。「疲労は万病の元」その日の疲れはその日のうちに回復させましょう。

    以上