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第15回東洋療法推進大会in東京プログラム
「東洋療法で切り開く健康な未来〜地域から世界〜」
  9月22日(木・祝)、東京の品川プリンスホテルにおいて、第15回東洋療法推進大会in東京・全日本鍼灸マッサージ師会法人化35周年・日本鍼灸マッサージ協同組合設立20周年、記念式典並びに杉田久雄会長叙勲を含む祝賀会が開催された。
 記念講演では、帯津三敬病院名誉院長の帯津良一先生が「東洋療法と養生〜『粋な生き方』」、2004年アテネオリンピック女子ハンマー投げ日本代表の室伏由佳先生は「スポーツと身体の対話〜コンディションを把握する大切さ〜」をご講演された。
 記念講演に続いて挙行された記念式典では、杉田久雄会長が35年間を振り返り、「これまで歩んできた全鍼師会の蓄積を次の時代のエネルギーとして、国民のニーズに応え続ける鍼灸マッサージ師の伝統の継承と発展を目指し、これからも皆様の期待に沿えるよう努力をしていきたい」と挨拶され、業界発展に功労のあった会員ら48名が表彰された。
 全国の会員のほか、厚生労働大臣、鍼灸マッサージを考える国会議員の会の方々、あはき等法推進協議会7団体等の関係団体からも多数の御来賓をお迎えし、約500名の皆様がご出席され、盛大な式典となった。
 その後、祝賀会では多くの御来賓からお祝いの言葉をいただき、参議院議員の片山さつき氏による乾杯の発声から宴が始まり、場内は和やかな祝福ムードに包まれた。
大会プログラム
◇第1日 9月22日(日)
 品川プリンスホテル アネックスタワー
 会場:プリンスホール
時間 プログラム 担当部局の順番で記載します。

第1部 12:30〜 開会式

第2部 13:00〜14:30
記念講演@ 
東洋療法と養生〜『粋な生き方』
 講師:帯津良一先生(帯津三敬病院名誉院長)

第3部 14:40〜16:10
記念講演A 
スポーツと身体の対話〜コンディションを把握する大切さ〜
 講師:室伏由佳先生
 (2004年アテネオリンピック女子ハンマー投 日本代表)

第4・5部 17:30〜
全鍼師会法人化35周年・協同組合設立20周年記念式典
全鍼師会法人化35周年・協同組合設立20周年記念祝賀会
(杉田久雄会長 叙勲祝賀会含む)
 
◇第2日 9月23日(日)
 品川プリンスホテル メインタワー
第6部A 9:00〜10:30(10F ムーンストーン)
学術委員会講座 
・シンポジウム「よくわかる地域包括ケアシステム」
           学術委員会

・特別講演「地域包括ケアシステムの概要と他職種連携」
      〜鍼灸マッサージ師の役割について〜 
      厚生労働省老健局老人保健課介護保険データ室長 
           西嶋康浩氏

・「介護予防・総合支援事業の実際」     
  地域健康つくり委員会委員長 長嶺芳文氏

・「はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧施術受療者の
  生活機能に関する調査報告」
           学術委員 西村博志氏

第6部B 9:00〜10:30(12F シルバー)
保険推進委員会講座
「あはき療養費検討専門委員会報告と今後の展望」
           保険推進委員会委員長 往田和章氏

第7部A 10:40〜12:10(10F ムーンストーン)
無免許対策委員会講座
・「無資格者との差別化方策の方向性」〜厚労省100点満点の回答〜
  パネリスト・厚生労働省医事課 医事専門官 佐生敬吾氏
       ・無免許対策委員会委員長 牧野雅興氏
       ・委員 山田敏雄氏・石川英樹氏
       ・座長 法制局担当 伊藤久夫氏
・無資格関連掲示(ロビー)

第7部B 10:40〜12:10(12F シルバー)
災害対策委員会講座
       ・「災害対策に対する今後の取り組み」
         災害対策委員会委員長  朝日山一男氏
       ・「熊本・大分震災で見えてきたもの」
         災害対策委員会担当理事 仲嶋隆史氏

第8部 12:20〜 閉会式
 
■御礼の言葉
     (一社)東京都鍼灸あん摩マッサージ指圧師会 会長 皆川浩一
 この度、第15回東洋療法推進大会in東京を共催する大役を仰せつかり、無事終了させることができました。行き届かないところが多々あったと思いますが、何とかお役に立てましたなら、ひとえに関東甲越ブロック県師会の皆様、杉田会長はじめ実行委員・理事の先生方、職員の方々のお力添えの賜物と深く感謝いたします。今後ともご指導・ご助言をお願いいたします。
第2部 記念講演@
東洋療法と養生〜『粋な生き方』
講師:帯津良一先生(帯津三敬病院名誉院長)
東洋療法と養生〜『粋な生き方』講師:帯津良一先生(帯津三敬病院名誉院長)
 記念講演第1部は、帯津三敬病院名誉院長の帯津良一先生が「東洋療法と養生〜『粋な生き方』」を講演されました。貝原益軒が『養生訓』は、長生きをするとか、病気にならないことを書いているのではなく、「粋な暮らし」をすることを勧めている本だそうです。九鬼周造氏は、粋とは、垢抜けていて、張りがあって、色っぽいことという。垢ぬけているとは、諦めることも知っていること。張りがあるとは、目標へと向かう意気地を持ち合わせていること。色っぽいとは、男であれ女であれ性の魅力が伴っていること。そして「粋な生き方」とは、ときめきを感じて生きること。
 帯津先生は、今日が最後の日だと思って生きておられる。そうすると、晩ごはんは「最後の晩餐」だと思うので、背筋がピンと伸びて、食卓に並べられたメニューの一つひとつが輝いて見え、感謝の気持ち、喜びでいっぱいになるのだそうだ。そんな思いで生きることが「攻めの養生」である。帯津先生の養生法は、そのまま「凜として老いる」生き方の哲学でもありました。
 エントロピーの法則、宇宙の中での人間の存在、人間の尊厳、医療と医学、生命の躍動、歓喜と自己実現、生と死の統合など、深遠なテーマを分かり易く解説された。最後に会場〜「医の道を目指す若者に対するメッセージ」を問われ、「生きる悲しみがわかる人(医療人)になってほしい」と答えられた。
 
第3部 記念講演A
スポーツと身体の対話〜コンディションを把握する大切さ〜
講師:室伏由佳先生
   (2004年アテネオリンピック女子ハンマー投 日本代表)
スポーツと身体の対話〜コンディションを把握する大切さ〜 講師:室伏由佳先生(2004年アテネオリンピック女子ハンマー投 日本代表)
 続いて第2部は、2004年アテネオリンピック女子ハンマー投げ出場の室伏由佳先生による「スポーツと身体の対話〜コンディションを把握する大切さ〜」でした。
 日本選手権円盤投げ10連覇達成など、日本を代表するアスリートとして長年活躍された華々しい活躍の裏には、競技や練習での負荷による故障や外傷に加え、婦人科疾患や精神的ストレス、父親が有名であるが故のプレッシャーなどもあり、私たち一般人からは想像もできないような苦労があったのです。そのような実体験を笑いも交えながら話され、数多くスライドを使ってご自身の症例を紹介されました。
 過酷な環境にあって、スポーツ選手がいかにモチベーションを保ち続け、心身ともにコンディションを維持するのか。また故障をしてもどのような治療を受け、リハビリから復帰に向けてのプログラムをどう組み立てるのか。怪我を繰り返さないためにどのタイミングで復帰するのか。アスリートといっても皆が決して健康ではなく、ギリギリの闘いをしていることについて紹介いただきました。だからこそ「選手には医療従事者との関わりと心身両面からサポートする専門家が必要」と強調され、鍼灸マッサージ師にとって2020年東京オリンピック・パラリンピックも視野に入れた進むべき方向性が啓示されたような素晴らしい講演でした。
 引退後は体験を活かし、後進の指導や講演活動などに活躍されており、会場から惜しみない拍手が送られました。
9月23日 品川プリンスホテル メインタワー
第6部A 学術委員会講座(会場:10Fムーンストーン)
「よくわかる地域包括ケアシステム」
 シンポジウム形式で、学術委員長の小川眞悟氏が座長として進行した。最初に、特別講演として厚生労働省・老健局老人保健課介護保険データ室長の西嶋康浩氏より、「地域包括ケアシステムの概要と他職種連携〜鍼灸マッサージ師の役割について〜」の講演をいただいた。地域包括ケアシステム構築に、どのように関わることができるかという視点から、多くのヒントをいただいた。
 次に、地域健康つくり委員長の長嶺芳文氏より、「介護予防・総合支援事業の実際」について、ご自身の事業所と自治体が協力して、新たな介護予防サービスに取り組んでいる実例を紹介していただいた。
 最後に、学術委員の西村博志氏より、「はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧施術受療者の生活機能に関する調査報告」があった。今年度、全鍼師会の会員にアンケートをとらせていただいた結果、1,281人中フレイル(虚弱な状態)高齢者が、22.9%、プレフレイル36.8%と約60%が、虚弱な高齢者が外来施術を受けていることがわかった。今後、2025年に向けて、要介護状態に陥る高齢者の増加が予想される中、鍼灸マッサージ師が、介護予防の有効な手段として活躍していくことは、日本の社会保障制度を維持するためにも必要不可欠であると強く確信した。(報告:学術委員長 小川眞悟)
 
第6部B 保険推進委員会講座(会場:12F シルバー)
「あはき療養費検討専門委員会報告と今後の展望」
 保険推進委員会では「あはき療養費専門検討委員会報告と今後の展望」のテーマで、本年3月から8月まで開催された第4回〜6回専門検討委員会での議論と、今後継続する7・8・9回の専門検討委員会への展望について講演した。専門検討委員会では「Q&Aの発出」「定期的計画的往療の容認」など患者さんにとって朗報とも言える報告が決定した一方で、「一部負担金でかかれる制度」については継続議案となった。今年から来年にかけて正念場となる業団の取り組みについて説明を行った。(報告:保険推進委員長 往田和章)
第7部A 無免許対策委員会講座(会場:10F ムーンストーン)
「厚生労働省100点満点の回答」〈今後の活動〉
 今年の分科会も厚労省医政局医事専門官、佐生啓吾氏による厚労省の無免許問題に関する施策が報告され、我々業団にも今後の活動方策をパネリストから提供されました。
 本年6月29日「はりきゅう、あん摩業の施術所に関して広告し得る事項の一部を改正する件について」の告示が通知された。これにより、@施術所の外に厚生労働大臣免許を有する旨の広告が可能。A施術所内に免許証又は内容等を記載した書面の提示。B施術者本人が、免許保有証を着用する。以上の3つの対策が法的にも全て実施できるようになった。また、実際認められない、小顔になる効果を標榜した数社に対し、景品表示法に違反する行為で措置命令を消費者庁が実施した背景には、厚労省医政局医事課の取締り通知等がある。
 こうしたから、表題の100点満点の回答になったのである。
(報告:無免許対策委員 山田敏雄)
 
第7部B 災害対策委員会講座(会場:12F シルバー)
「災害対策に対する今後の取り組み」について
 現在は、日本のどこで災害が発生するか、予想がつかない状況である。 
 そこで全日本鍼灸マッサージ師会では災害対策委員会を設立し、災害発生に対しどのように対処し、また支援したらよいか、「危機管理基本規定」「災害鍼灸マッサージ派遣要綱」「災害支援マニュアル」の作成に着手している。
 今回の熊本地震では、熊本県師会・福岡県師会の先生方の御尽力により、被災者の方々に対して主として西原村避難所、熊本市総合体育館に於いて被災者の方々に鍼灸マッサージ施術による支援が可能になった。さらに、これら現地でのコーディネートに対し、初めて全日本鍼灸マッサージ師会、日本鍼灸師会、鍼灸学会が同一のフォームで申し込みができる体制が築かれている。その結果131名の方が登録され、そのうち全鍼師会の会員が60名参加するに至るなど、師会の垣根を超えた活動として大きな成果だと言える。
 しかし、今回の支援活動を見ると師会で対応された県はわずかであり、ボランティアのほとんどを自己責任のみに頼っているのが現状です。災害に対しては、備えがなければ、いざというとき支援活動はできないことが近年の災害でも明らかになった今、@各都道府県師会で災害対策委員会の立ち上げ、A災害対策研修会・支援鍼灸マッサージ師の育成講習会の実施をお願いしたい。また、全鍼師会で作成するマニュアルを参考に、師会ごとに作成していただきたい。
 これがひいては、地域の師会と地域行政との災害協定へ結びつくものと確信している。
(報告:災害対策委員長 朝日山一男)
 
■総括
 9月22日・23日の両日、東京・品川プリンスホテルにてのべ1000名のご参加を得て盛大に開催されました。今回は第15回の記念大会として特別記念講演を2題と分科会を主要4テーマに絞り開催。記念祝賀会では多数のご来賓のご臨席の中、会長表彰、協同組合感謝状贈呈など、大会15周年・法人化35周年・協同組合設立20周年及び杉田会長の叙勲の祝いを和やかな雰囲気の中開催され、全体として非常に充実した大会でした。
(大会実行委員長 中野義雄)
第15回 東洋療法推進大会in東京 実行委員集合写真
 
 
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