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◆高知県鍼灸マッサージ師会の活動◆


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平成24年度活動内容


        平成24年度 全鍼師会・四国ブロック協議会 in KOCHI

2013/03/03

写真: yonburo5.jpg 3月2・3日に高知共済会館で開催した四国ブロック協議会には、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会の杉田久雄会長を初め4県師会から32名が参加し、各県から提案された業界を巡る課題について真剣に協議を重ねました。
 冒頭の杉田会長の基調講演では、@療養費制度の改革を巡る厚労省との厳しい折衝と施術に対するエビデンス(科学的根拠)の必要性、A国民生活センターの「手技による医業類似行為の危害」を受け、有資格者でも事故はあり危険だからこそ免許が必要だという視点や、携帯免許や全国統一の届け出プレート発行の国への働きかけ、B国会議員との無免許問題勉強会開催についてなど、中央情勢の話を躍動的に伝えていただきました。
 続いての議案協議では、@生活保護医療や労働災害、自賠責保険などについても厳しい現状はあるが自らがもっと制度を学び担当者に対抗できるようになることが大事、A不適切な同意書発行や不正請求業者にたいしては、正当な療養費請求もあおりで厳しくなり、マッサージ等の業全体の評価も下がることにつながるので、師会への入会制限や施術者登録番号の活用などを勧めていく、B携帯用免許については、師会独自で発行しているところや会員証に写真を添付し活用しているところもあるが、国へも要望しており引き続き各県で努力していくことなどが議論されました。
 来年は愛媛県師会の主幹であり、多くの会員に参加いただけることを期待しています。

【 高知県鍼灸マッサージ師会 】


      マッサージやツボ刺激と適切な指導で快眠へ!

2013/03/03

写真: yonburo8.jpg 3月3日に開催した四国ブロック合同学術研修会では、医療法人武田会高知鏡川病院睡眠医療センターの川田誠一所長に「睡眠と健康」という演題でご講演いただきました。
 約4割の人が抱えるという入眠困難や持続障害、日中の眠気などの睡眠に関する悩みですが、不眠は糖尿病や高血圧、狭心症などのリスクを高めると言われています。
夜の睡眠の質は昼間の過ごし方で勝負がつく。朝起きてから16時間後に眠気が来る、25時間の体内時計を朝の食事や日中の明るさ、適度な運動で24時間のリズムにリセットしており、昼寝の1時間は夜の1時間半の睡眠を食うということです。
そのため子どもの頃から正しい睡眠の習慣を身につけることが大切だとのことでした。
 また、睡眠時無呼吸症候群では、加齢や肥満などにより喉の軟部組織が気道に引き込まれ呼吸が妨げられ、無呼吸状態からの復帰時に脳が一時的に覚醒してしまう。昼間の眠気だけでなく、頻尿や尿失禁、逆流性食道炎などを示すこともありますが、現在はCPAPやマウスピースなどの治療法も確立されており、気軽に受診していただきたいとのことでした。
 私たちも睡眠の不安を訴える患者さんに対して、マッサージやツボ刺激で緊張の軽減を図るとともに、睡眠チェックリストなども活用して適切な指導に努めていきましょう。

【 学術部 】


龍馬マラソンケアスポット盛況

2013/02/24

写真: ryouma2013 (2).JPG 2月24日の高知龍馬マラソン2013では、ゴール会場の春野陸上競技場でマッサージ・はりケアスポットを開設しました。
42kmを走り疲労したランナー 104人に利用していただき、「走った後のふくらはぎの痛みが楽になった!」や「東京マラソンの抽選に外れて良かった!」「こんなに丁寧にケアしてくれる大会は初めて!」、「アイシングもしてほしかった。」などの感想をいただきました。
 私たちのおもてなしの心で、きっとマラソンの疲労は高知への置きみやげに、そして高知の良さとマッサージやはりの心地よさをおみやげに帰っていただけたのではないでしょうか。
 ボランティアに参加してくださったみなさんに感謝するとともに、今後とも社会貢献活動にも取り組んでまりますので、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。

【 高知県鍼灸マッサージ師会 】


「高知県師会広報 No.122」を発行いたしました!

2013/02/20

2月20日に「高知県師会広報 No.122」を発行いたしました。
 主な目次は…
☆おもてなしの心で高知の良さとマッサージやはりの心地よさをおみやげに!
☆厳しい生活保護や往療施術、進まぬ無免許対策に対し4県で力を合わせ!
☆「訪問鍼灸・マッサージの意義を叫ぶ」分科会への参加のご案内
☆使用済みの鍼や脱脂綿は感染性廃棄物です! 適正処分へのご協力を
☆ご存じですか? 全鍼師会の準会員制度

【 事務局 】


「高知県師会広報 No.121」を発行いたしました!

2012/12/21

12月21日に「高知県師会広報 No.121」を発行いたしました。
 主な目次は…
☆高知に集い熱い議論を! 3月2・3日に本県で四国ブロック協議会開催
☆医療の一端を担うものとして 私たちも県民の健康と長寿のために
☆ニーズの高い療養費施術 適切な請求で取り扱いの推進を
☆活かしてこそ教訓 !迫る南海地震の危機に私たちはどう動くか
☆全国師会長ネットの活用で無免許対策の情報交換を活発に!

【 事務局 】


本年度第3回生涯研修会

2012/11/18

11月18日の本年度第3回生涯研修会では、まず高知県健康長寿政策課の藤野様より、課題解決の先進県を目指す本県施策の一つ「日本一の健康長寿県構想」についてお話しいただきました。
 住み慣れた地域で健やかで心豊かに支え合いながら生き生きと暮らすための本県の保健・医療・福祉各分野の10年後の姿と4年後の数値目標などについてわかりやすく説明いただきました。
 その中で、肝がんに進行するウイルス性肝炎の感染者数は以外に多いことが示され、鍼などを扱い県民の健康管理の一翼を担う我々は今一度気を引き締める必要性にかられました。
 次いで、「はり・きゅう・マッサージの療養費取り扱い実務とQ&A」と題し、本会保険推進部長の中村副会長より、保健取り扱い方法や最前線情報などについて説明がなされました。

【 学術部 】


「高知県師会広報 No.120」を発行いたしました!

2012/10/20

10月20日に「高知県師会広報 No.120」を発行いたしました。
 主な目次は…
☆多角的なアプローチで患者さんとの信頼関係を築き治療方針を共有
☆献血協力者にマッサージサービスを  ハートピアやまももから派遣依頼
☆マッサージと整体ってどう違うの? 求められる県民への地道なアピール
☆秋はボランティアの季節 社会貢献を通じ私たちの”あはき”をアピール!

【 事務局 】


秋はボランティアの季節 社会貢献を通じ私たちの”あはき”をアピール

2012/9/9〜

写真: soccer_rehearsal.JPG 9月9日に春野総合運動公園で開催された第9回高知県サッカー協会会長杯・第6回四国チャンピオンカップサッカー大会において、会員内外13名の協力によりマッサージ・はりケアスポットを開設しました。
 当日は雷雨で時より試合が中断するような悪天候でしたが、高知市ねんりんピック推進課の職員のご協力により、選手・役員44人が訪れ、日頃の練習の疲れや痛みがとれた」や「ストレス軽減になる」、「来年のねんりんピック本番でもぜひ!」など喜びの感想をたくさんいただきました。
 また、9月23日には、高知県立盲学校治療室において高知市高齢者支援課委託による敬老奉仕施術を行い、7名の会員の協力をいただき14人の高齢者に対し、国家資格に基づく安心安全な施術を受けていただきました。
 丁寧な施術に、「どこで開業しているの?」、「マッサージは初めてだけど本当はいくらくらいかかるの?」などの問いかけもあり、社会貢献だけでなく"あはき業"や施術者のアピールにもつながっていたようです。
 そして、10月6・7日には、高知大学医学部学園祭「南風祭」において鍼灸マッサージ体験コーナーを開設し5名の会員に協力いただきました。
 当日は、学生や一般の方約 120名を施術し、「鍼は痛くないですか?」、「怖くない、痛くない、勉強になりました…」や"あはき業"には国家免許が必要なこと、医師の同意書があれば保険も適応できることなどのやりとりが聞こえました。
 受付にも”あはき”の有効性や法的な制度の資料、無免許対策のチラシやティッシュ、ポスターなどを配置しました。
未来の医師である医学生に"あはき"を正しく理解していただき、将来の同意書発行につながることを期待しています。
 その他、10月21日の第18回四万十川ウルトラマラソン大会ゴール開場においても、昨年に引き続き西南地区の会員が選手のためのケアスポットを開設してくれました。
これらのボランティア活動に協力してくださった会員内外の方、本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました。
今回のボランティアやイベント活動を通じ、県民に対する一定のアピールとともに、多くの気づきといくつかの課題も見えてきました。
反省も活かしながら、次回以降の活動も整理し計画していきたいと考えていますので、今後とも多くの会員のご参加・ご協力をよろしくお願いいたします。

【 高知県鍼灸マッサージ師会 】


多角的なアプローチで患者さんとの信頼関係を築き治療方針を共有

2012/9/23

写真: toda0923.jpg 9月23日に旭障害者福祉センターで、四万十町窪川で戸田鍼灸院を開業している戸田敬造先生を講師にお迎えして「腰痛に対する鍼灸治療と指導管理」というテーマで研修会を行いました。
 病院と鍼灸院での勤務を経て開業されたため、患者さんに対しても西洋医学的な視点での検査と東洋医学的な脈診や腹診などを組み合わせ診察を行い、鍼治療においても本治、表治、パルス治療など幅広いアプローチをされているとのことです。
豊富な治験例の中から、鍼治療に不安を持っている患者さんや頑なに電気鍼を希望する患者さんに対し、戸田先生の治療方針を受け入れていただき、継続的な治療、ボディーケアへと導かれた症例をいくつか紹介していただきました。
誠実そうなお人柄や治療技術により、患者さんとの信頼関係を築かれている日々の診療風景の一端を伺わせていただいたようでした。

【 学術部  】


「高知県師会広報 No.119」を発行いたしました!

2012/8/20

8月20日に「高知県師会広報 No.119」を発行いたしました。
 主な目次は…
☆安心安全な施術で社会に貢献をいたします! 選手のケアと敬老奉仕
☆会員以外の方でも受講いただけます! 今年度も研修会の充実を
☆医学部学園祭にはりきゅう体験コーナー設置決まる
☆高松で平成24年度四国ブロック合同保険研修会が開催される
☆的確な情報提供により県民を無免許者の危害から守れ!

【 事務局 】


高松で平成24年度四国ブロック合同保険研修会!

2012/7/8

写真: yonburohoken0708.jpg7月8日に、高松市のホテルパールガーデンにおいて、全日本鍼灸マッサージ師会四国ブロック合同保険研修会が保険局長代理の中野義雄先生を迎え盛大に開催されました。
高知からは林会長と中村保健推進部長が出席し、療養費取り扱い疑義解釈の解説、厚労省保険局の動き、療養費取り扱い上の注意や質疑応答など充実した四時間でした。
療養費扱いによる鍼灸マッサージは、県民の健康維持・増進のために安心安全な施術を安価に受けていただける有意義な制度です。
また、この制度は、国民の権利であり、保健推進部としても、普及活動や適切な運用に今後とも取り組んでいきたいと考えております。
来年度の四国ブロック保健研修会は、本会が主幹で高知県での開催となります。
他県を参考に充実した会となるよう計画を練り上げていきたいと思います。

【 保健推進部  】


今年度第1回目の(財)東洋療法研修試験財団認定障害研修!

2012/7/1

7月1日に高知市旭障害者福祉センターで開催した今年度第1回目の(財)東洋療法研修試験財団認定障害研修は、高知県立盲学校同窓会との共同開催で行われ、同窓会の有光勲会長の挨拶で幕が開きました。
講師である海辺の杜ホスピタルの清水博院長には、「高齢者の精神疾患」と題し、躁鬱病や認知症など広範囲にわたる話をわかりやすく説明していただき、同窓会会員も合わせて多くの方が耳を傾けていました。
 話をお伺いしているうちに、「これは人事じゃないぞ…」そんな思いが頭をよぎり、研修会終了後には、ちょっぴり寂しい気持ちにもなりましたが、今後の施術の場面でも役に立つ有用なお話しでした。
(※ 当日の清水先生のレジュメをご希望の方は事務局へご連絡ください。)

【 学術部  】