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◆高知県鍼灸マッサージ師会の活動◆


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平成28年度活動内容


四国地区協議会 in 高知

2017/02/25〜26

 2月25・26日に高知共済会館で、四国各県から27人の参加を得て平成28年度の全日本鍼灸マッサージ師会四国地区協議会と合同学術研修会を開催しました。
 開会式典に続いての杉田久雄会長による「中央情勢報告」では、厚生労働省との療養費における償還払い・代理受領・受領委任に関わる協議や、厚生労働大臣免許保有証の申請と有効活用、カリキュラム検討委員会での最低履修時間や実技指導の話し等、盛りだくさんな内容でお話しいただきました。
 聴講していた会員にも全鍼の動きが肌で感じられ、やれることを確実にやり、一歩でも前進していこうという会長の思いが伝わったかと思います。
 その後の協議会では、すべての会員が発言し参加意識を高める目的で、グループワークショップ方式を取り入れ、次の3つのテーマ別に討議しました。
 @「災害対策」グループでは、南海トラフ地震を想定し、発災前の準備や発生直後、数日後の各段階での対応法等。
 A「保険推進」グループは、同意書や再同意の取り方、医師とのコミュニケーション、不適切業者への対応等。
 B「業域・法制問題」グループでは、19条と学校開設問題、スポーツ・美容・母子ケア等の社会ニーズへの対応、無免許業者対策等
 それぞれ課題を分析し、個人として・師会としての対応方針を討議し、グループ毎に発表しました。
 テーマの設定方法にやや反省もありましたが、2時間半の協議時間があっという間に感じられるほど、どのグループも活発な協議と他県の業友とのコミュニケーションが図られていた様子で、杉田会長からも好評をいただくことができました。
 二日目の合同学術研修会は、一般社団法人高知県鍼灸師会との共催という形で実施することができ、40人近い参加者がありました。
 第1部はDr.オヤマ診療所院長の小山純先生による「オーリングテスト」の研修で、テストをする指の選択方法から身体の異常部位の検索、薬剤の適合性、共鳴現象など実技を交えながらとても丁寧にご指導いただきました。
また、シュルツ博士の自律訓練法や自己暗示、深層心理への働きかけなど、私たちの臨床の場にも活用できるお話が盛りだくさんでした。
 続いての第2部は、第三十番札所である奥ノ院安楽寺住職の小角隆幸僧正に「有意義な人生を送り、穏やかな死を迎える為の包括的な医療の為に」というテーマで、節談説教による弘法大師と衛門三郎の話を聞かせていただきました。
ユーモアを交えながらの講談のような独特の節回しの語りに、情景が頭の中に浮かび、皆さん話の世界に引き込まれてしまっているようでした。
 研修会終了後に、杉田会長、中野副会長より総評をいただき、来年度開催県の愛媛県師会にバトンタッチをして二日間の日程を無事終了いたしました。
 準備不足等でご迷惑もおかけいたしましたが、参加者の皆さんのご協力のおかげで充実した地区協議会となりました。
皆様に感謝申し上げます。

【 高知県鍼灸マッサージ師会 】


「竜馬マラソン2017」で今年も選手ケア

2017/02/19

 2月19日に開催された高知龍馬マラソン2017において、ゴール会場である春野陸上競技場で、本会ボランティアによるケアスポットを開設しました。
今回も13人の施術者体制で 170人以上の選手のケアを行いました。
最盛期は待っている椅子が全部埋まるほどで、先生方も休息もなく次々と施術の手を止めることはありませんでした。
今年は選手の皆さんにアンケートの代わりに一言メッセージをいただきましたが、「高知最高!マッサージありがとう!!」の言葉が並びました。
喜んでいただけるということは励みになりますね。
ご協力いただいた会員のみなさんに感謝するとともに、今後ともみなさんのボランティア活動へのご協力をよろしくお願いいたします。

【 事務局 】


第8回研修会

2017/01/15

主な目次は…
☆龍馬マラソン参加者1万人超! ケアスポットにもネコの手を
☆四国地区合同学術研修会は高知県鍼灸師会との共催で実施
☆平成29年度分の会費納入は総会での値上げ議案議決後にお願いいたします!
☆病院勤務と開業経験で得た検査技術や生活指導のノーハウを惜しみなく…
☆産前産後の母子の幸せのために私たち‘あはき師’に何ができるのか!?
☆ホームページの活用を! 技術だけでなく集客術も大事です
☆ゼンシン保険局より「適正な医療保険の取扱いについて」が発行されました!
 1月15日は、理事会、研修会、新年会という盛りだくさんの日でした。
なおかつ、研修も本会ホームページ担当のマッサージ・はり治療‘まえおか’の前岡正人先生による「インターネットを活用した効果的な集客術」と、林道夫保険推進部長による「平成28年度 保険取扱研修」の一粒で二度美味しい研修でした。
 前岡先生の実体験から、開業した初期段階は、チラシやインターネット等で広告をしているかどうかで集客は全然違ってくるとのことでした。
また、サイトのページ数を増やすことで、ネット検索の上位に出やすくなると言うことで、今、自身のホームページを持たれてる先生は内容充実や、いかに見易くわかりやすいか?という点にも気をつけて、さらにいいホームページにしてみて下さい。
 私たちは、治療の勉強も当然必要ですが、効果的な集客術とは、そのためには何をどうするべきか。患者さんに知ってもらう努力も今以上にしっかり取り組んでいかなければ、自身や鍼灸マッサージ業界の発展は難しいのかもしれません。
 インターネット上では広告制限にあたらず、自分の治療院を知っていただけます。
苦手な人ほど学ぶべき分野だと感じました。
また保険の取り扱いについては、実費と併用して保険も扱う治療院が増えています。
どちらも今後も継続して勉強が必要な分野ですが、今回は入り口としてわかりやすく説明していただけたと感じました。
 いずれの研修も、最近は若い先生方の参加も増え、心強い限りです。

【 学術部 】


第7回研修会

2016/12/18

 12月18日には、「産前産後の母子ケアについて」というテーマでアニタ助産院の竹内喜美恵助産師に、主に出産後の産後ケアの必要性や母体に起こる心身の変化についてお話しいただきました。
 産後ケアとは
@ 出産直後の母体の回復を速やかに確実なものとする
A 新しい命との出会いの日々を喜びに満ちて過ごすための阻害要因を排除・解決する手立てを共に工夫する
B環境と心境を整えるお手伝いを持ってその後の幸せな母子関係の継続を望めるようにすること。
ということでした。
 産前産後の母子保健に私たちが関わっていけるよう産前産後を対象とした助成券の発行について、県や市に働きかけてはどうかとのすばらしい提案も参加者から出されました。

【 学術部 】


西南地区研修会

2016/12/11

 12月11日に四万十市のホワイトキャッスルで西南地区の生涯研修と忘年会を開催致しました。
 研修では、会員である戸田鍼灸院(窪川)の戸田敬造先生に、「腰痛、膝関節症に対する鍼灸治療と生活指導」というテーマで、先生ご自身が資格取得後の病院就職や開業で勉強された技術と経験に基づく鍼の選び方、ツボ、診察、検査、また生活指導についてなど大変詳しくお話をしていただきました。
 その後に、戸田先生も交えて忘年会を行い、有意義な時間を過ごすことができました。

【 西南支部 】


高知県師会広報 (No.141を発行いたしました。

2016/12/03

主な目次は…
☆忘年会をしても研修で身につけた知識や技術は忘れません!?
☆【募集】 「やまもも」で献血協力者にマッサージのサービスを!
☆表在リンパ管とリンパ節を意識してやさしくやさしくゆっくりと!
☆お灸の技術も大切に! 「使えるが使わない」と「使えない」には差が…
☆平成28年度は高知が主幹! 協力してみなで四国地区協議会を成功へ

【 事務局 】


第5回研修会

2016/11/06

 11月6日に開催した第5回研修会は、2部構成で行いました。
 第1部の「実践お灸活用術」では、香川県三豊市より大西灸堂の大西健司院長先生をお招きし、実技を見せていただきながらご指導いただきました。
 古くから伝わる灸が今もなお残っているのに、なぜ使われなくなってきているのか?それは@捻れないAめんどくさいの理由が多いようで、ただツボ温めれば良いのではなく患者さんの病態(状態をしっかり把握した上で、取穴をするとのことです。
またお灸をひねる練習を重ねることで繊細な触感が身に付き、鍼にも活きてくるとの事でした。
先生は、均一な刺激量になりやすいことから知熱灸の八分灸を主に自身の治療の中で使われるということで、モデル役の会員からは(ほどよい暖かさが気持ちよくじわじわと伝わってくる)との感想いただきました。
八分灸の消し方も独自の工夫がありとても刺激になりました。
 参加された先生方から、大変好評を頂いた研修になりました
 続いての第2部では、よしもと接骨院の籠場トレーナーによるストレッチポール&体幹トレーニングの研修を行いました。
 ストレッチポールを使い、姿勢の改善と軸の安定を意識します。
その後、バランスを意識した体幹トレーニングをすることで、姿勢が崩れにくくなるように筋力をつけていきます。
ペアになり、トレーナーの指示のもと楽しく身体を動かしました。
ストレッチポールに乗る前と乗った後で姿勢の変化を感じることができたのと同時に、自分の身体のクセや硬い部分も改めて知ることができました。
 体幹トレーニングでは、ベーシックなメニューを行い、身体と脳の連動トレーニングでは、できそうで何故かできない?簡単に思えて難しいトレーニングを笑いながら行いました。
たまには、皆さんで一緒に身体を動かすのも楽しかったですね。
またやっていきたいと思います。

【 学術部 】


第4回研修会

2016/10/02

 10月2日に、「浮腫への対応とリンパマッサージ」というテーマでマッサージKOKOの村田由紀先生を進行役に、第4回生涯研修会を開催いたしました。
 当日は、DVDを見ながら実技主体に行いましたが、0.3ミリの薄いところにある表在リンパ管を優しく刺激することで、深部のリンパ管の働きも良くなるとの理論に基づき、ソフトに皮膚1枚を動かすイメージでのとても繊細な施術を必要とし、普段の施術時の力加減とはまた異なる技術だと感じました。
 参加した会員同士で何度も映像を確認しあいながら各部位ごとに練習をこなすことで、映像を見るだけではわからない部分も埋めることができたような気がします。

【 学術部 】


高知県師会広報 (No.140を発行いたしました。

2016/09/25

主な目次は…
☆学習の秋! しっかり吸収 ばっちり活用
☆いつまでもお元気で! いきいきサロンで西南地区奉仕施術
☆10月1日分から療養費の料金と後期高齢者医療の往療内訳書が改正に!
☆惜しみなく技術を披露! 筋膜をストレッチし動作を調整
☆どう生き どう老い どう死ぬか 地域医療は患者さんの人生丸ごと思いやり
☆フードバンクへ7千円寄付! あさひセンターまつりでのチャリティー施術

【 事務局 】


9月の西南地区合同研修会

2016/09/11

写真: seinangoudou2016.JPG9月11日に四万十市で、県中央地区と西南地区の業界の先生方との合同研修会を開催いたしました。
講師は、四万十町役場健康福祉課医監の澤田由紀子先生においでいただき「患者さんの話の聴き方・診方 地域医療の現場から」という題でお話しいただきました。
県西南地区でも特に過疎化、高齢化のすすむ地域性もありますが、正にかかりつけ医として患者さんを丸ごと一人の人間として診察し、今後の生活面のことまで考えた「医療と介護と福祉」の連係された現場の話を多くの事例を交えてお話しいただきました。
寿命が伸びて病気も増え、細分化された専門医に担当してもらう事の善し悪し。 どう生きるかという人生だけでなく、どう老いるか、どう死ぬかまで考えておくべきだと思いました。
そしてどう考えたかを家族で共有すべきだとも。
朝からマイクロバスで移動し、ひさしぶりに車に酔うたけど参加した甲斐がありました!

【 学術部 】


あさひセンターまつりでのチャリティー施術

2016/08/14

写真: asahimatsuri.JPG8月14日に、高知市障害者福祉センターで開催された「第1回あさひセンターまつり」において、フードバンク高知へのチャリティーを目的としたボランティア施術を行いました。
当日は猛暑の中、開始時刻前からご近所のお年寄りが順番待ちをしてくれており、5人の施術者が、日頃の健康不安の相談を受けたり、熱中症の注意を語りかけながら丁寧な施術を提供しました。
施術を受けていただいた方や施術者からお預かりした募金7000円は、生活困窮者等の食生活改善に役立てていただくために、8月26日にフードバンク高知へご寄付をさせていただきました。

【 組織事業部 】


7月の研修会

2016/07/24

7月24日の研修会は、香南市のあんず接骨院・山地俊史院長(柔道整復師)及びスタッフの方々による「筋・筋膜リリースの理論と実践」というテーマで行いました。
筋膜リリースと言ってもいろいろ理論はあるようですが、あんず接骨院では「筋肉の膜を伸ばして緩める」という理論のもと、緊張度の高い筋肉の起始・停止3分の1分に対してアプローチをかけるというものでした。
また、接骨院で実際に行っている治療法などをマル秘道具を使用して頂き惜しみなく披露してもらいました。
その他にも身体の歪みのチェックの仕方などを教えていただき、会員に対する丁寧な気遣いの元で、たくさんの参加者でにぎわった研修になりました。

【 学術部 】


高知県師会広報 (No.139を発行いたしました。

2016/07/03


主な目次は…
☆7・8月の研修会日程が変更になりました!
☆保健所届出済プレートが屋外広告可能に! あはき・柔整の広告制限告示改正
☆【募集】 あさひセンターまつりでチャリティー施術を実施!
☆障害の有無に関わらず基本は患者さんの声にしっかりと耳を傾けて!
☆使用済みの鍼や脱脂綿は感染性廃棄物です! 適正に処分していますか?
☆【情報】 あなたの施術所も「高知龍馬マラソン応援の店」に!?

【 事務局 】


5月の研修会

2016/05/15

写真: yoshioka_kun.JPG 5月15日の総会終了後に、高知県障害保健福祉課の吉岡様より「障害者差別解消法における医療分野の指針について」説明をいただきました。
 本年4月から「障害者差別解消法」が施行され、私達事業者に対しても、正当な理由なく、障害を理由としてサービスなどの提供を拒否したり制限することが禁止され、また、障害のある方からサービス等を利用する上で社会的な障壁となっているものの解消を求められたときに、合理的な配慮を提供するように努めることが規定されています。
何が不当な差別的取扱に当たり、何が合理的配慮になるのかは、個々の場面やケースによって変わってくるので、結局のところ、障害の有無に関わらず患者さんの声にしっかりと耳を傾け、誠心誠意の対応をするという業務の基本が大切なのだということを再任いたしました。
 様々な障害のある方に来院していただいたときに、心地よく安心して施術を受けていただくためにも、厚生労働省の「医療関係事業者向けガイドライン」を一読し、日々の業務の参考にしていただけたらと思います。

【 学術部 】


高知県師会広報 (No.138を発行いたしました。

2016/04/16

主な目次は…
☆今年度は全29単位! 東洋療法研修試験財団認定生涯研修会を実施
☆県民の安心のためにも 施術の際には必ず「厚労大臣免許保有証」の着用を!
☆高知福祉機器展『高知県鍼灸マッサージ師会ブース』へのご協力のお願い!
☆あはき師ももっと母子保健に関わろう! ベビーマッサージはきっかけ作り
☆気温上昇で過酷な龍馬マラソン2016 リタイア者も優しくいやします!

【 事務局 】