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![]() 第16号 平成17年1月1日発行 第3回全鍼師会大会in道後に参加して ![]() 昨年夏の7月25日(日)・26日(月)の両日「第3回全鍼師会大会in道後」が開催され本会からは15名の会員が参加しました。会場となった道後プリンスホテルは、日本最古の名湯といわれる道後温泉が近くにあり、松山市内はのんびりした坊ちゃん電車が走っておりました。こうしたリラックスできる環境の中で、久しぶりに会う業友と再会を喜び、日頃の思いを時間を忘れて語り合いました。今回、参加された皆さんから2日間にわたった大会の感想をまとめていただきました。 ![]() ![]() 愛媛からの帰りには、美味しいビールをいただきながら、参加しての感想や報告会を行いました。 ★宮本 常宏 「各地方で頑張っているところは頑張っているな!」今回の大会では標記の通り感じた。 まず、神奈川県の川崎市では介護予防に参入していこうとしている。 介護保険とは別予算の寝たきりや転倒の防止を目的とし、介護保険を必要としない元気な高齢者を支援する施策です。 来年夏には保険者権限が各市町村に移されるので市町村では、現在その介護予防システムのプログラム作りに着手しているので業団として参入を働きかけているというもの。 鍼灸マッサージはそれ自身が「治未病」であり、鍼灸マッサージを受けることが介護予防そのものとしてアピールしているという。 島根県では、「福祉政策を中核としたまちづくり」に鍼灸マッサージが参入しているという。これは全国の自治体から視察に来ている模様。 また、スポーツ大会での鍼灸マッサージの無料施術ボランティアでは、今までは全てこちらで用意し奉仕していたが、スポーツセラピーの先進県では子細は大会本部と体協が準備し我々は派遣要員を準備するだけという状態らしい。 日当等の経費も充当されマネージメントとしても成り立つらしい。 全国各地方で知恵を絞り各諸制度に食い込んでいる様は我が徳島県師会も最も得意とするところ。 早速大会3日後の3法人会で介護予防について協議することとなった。 この原稿はその3法人会の前に書いているので、約半年後に発行される会報とはタイムラグがあるので、その後の経過については別段で参照されたい。 ★林 政夫 愛媛県で開催された本年度の大会は介護予防の話や経営の話、スキンタッチから鍼灸を広げよう…などいろいろな話を聴くことができて大変よかったと思います。 来年度は青森の三沢で開かれるとのことなので是非また参加したいと思います。 ★高島 弘和 この大会に参加して、業界を取り巻く諸問題に対する全国業友の意識の高さに驚かされました。 無資格者対策・保険問題・介護保険に対する新しい取り組み等々、今回も多くのことを学ばしていただきました。 この大会を通じて各方面の先進県より学んだことを、徳島においても進めて行くことが業界の発展につながると思いますし、進めて行きたいと思っております。 また、今大会は地元愛媛県師会からの依頼で四国四県が協力師会となって運営にあたりました。 なかでも徳島の会員が行く先々で、地元の愛媛県師会に溶け込んで積極的に運営にあたっているのを感じ、私自身何の役にも立たなかったことはさておき、自分がしたことのようにうれしく思いました。 皆様におかれましては、本当にお疲れさまでした。 来年も一人でも多くの会員がこの大会に参加され、全国の業友と接していただき肌で感じていただければと思っております。 ★中島 智美 3回目となった全鍼大会、今年の開催地は愛媛県の道後でした。 四国ブロックが協力して運営に当たる事となっていましたので、前日のお手伝いから参加しました。 当日は、ほぼ全ての会場をまわりました。 どの会場でも熱気にあふれており、白熱した議論がなされていました。 懇親会の後で、道後温泉本館まで足を伸ばして温泉を楽しみましたし、茶話会では他県の先生方とも交流が出来、パワーをもらえました。 大会からの帰りには「アサヒビール園」でのジンギスカン食べ放題を満喫しましたし、心もお腹も充実した大会でした。 第4回の大会は青森県で開催されます。 沢山の方と、この楽しさを共有したいと思いますので、ぜひ、一緒に行きましょう!! ★八百原 義正 私は本県の15人とともに7月25日〜26日に愛媛県の道後で開催された第3回全鍼師会大会in道後に参加しました。 今回のメインテーマは無資格者対策であったと思いますが、特別講演で塩崎恭久衆議院議員が、「あはき法第1条の定義がはっきりしていないため現状では無資格者を全て排除することは困難であり、正々堂々と選別をして差別化をしプロとしての違いを示すべきであり、それが何より一番賢明な方法である」と述べたことに強く同調しました(だからといって何も無資格者対策活動をしないのではなく出来ることは小さなことでもマメに一生懸命取り組むべき)。 また保険関連では中央の吉井保険局長の話の中で触れていた近々出ると思われる「鍼灸マッサージの療養費の支給に係る留意事項」がどのようなものなのかということに少し興味をもちました。 それから分野は少し違いますが、神奈川県等が取組始めている介護予防に魅力も感じ本県でも早急に色んな視点から県や市町村にアプローチし、業団三法人で動き始めています。 最後にこの大会の運営に係った愛媛県師会並びに中央の役員の皆さん、また関係者各位に心より敬意を表します。 ★木下 義博 大会前日の24日(土)の午後3時に道後プリンスホテル到着。 愛媛県の会員の先生方と明日の資料・土産等の袋詰めを手伝う。 それが終わる頃に、神奈川県の小川眞悟先生がギプスを巻いて三角巾で固定して現れた。 青森県の笹川先生と何やら話しているのを横から聴いていると、介護予防事業の件である。 この件を全国の業友に伝えようと、慌てていて空港で転んで骨折したらしいです。 小川先生の熱意に脱帽感謝。 その夜、杉田会長・中野先生はじめ数人の先生方と小川先生の介護予防のプレゼンテーションを拝聴。 分科会での発表の内容を杉田会長より訂正を受け許可される。 現実に介護予防サービスに参入できると、国民からの鍼灸マッサージへの認知度は、格段に上がると思われる。 新しい事業展開を期待して、わくわくする思いがあった。 1日目の懇親会の後の茶話会でも、小川先生は自前のプロジェクターを持ち込んで、全国の先生方に熱心に語られた。 本当に今がチャンスだーーー!と思いが伝わってきた。
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