2011.04.15 (金)健康つくりのススメ簡単にできるツボ療法

    簡単にできるツボ療法 第6回「のどの痛み」part1

    自分の手で簡単にでき、しかも効果の期待できるツボ療法を症状別にご紹介するコーナーです。もちろん、専門的な診断・治療は医師、鍼灸マッサージ師などに委ねなければなりません。ツボ療法は、あくまでも手軽な日常の養生法の一つとしてご活用ください。

    第6回「のどの痛み」part1
    風邪の初期なら後ろ首を温めて

    【症状】 風邪によるのどの痛みはそれほど激しいものではないが、放っておくと風邪をひきこんでしまうので、ひきはじめのうちにすっかり治してしまいましょう。

    【ツボ】
    風府(ふうふ)

    【治療】 風邪の初期になるのどの痛みは、体内に侵入しかけている風邪(ふうじゃ)という邪気を追い払えばよいので、治療方法も簡単です。
    インスタントカイロを厚手のマフラーやスカーフに包んで、首の後ろに当てておくだけです。ぼんのくぼのすぐ上に風府(ふうふ)というツボがあり、風邪(ふうじゃ)はこのツボにとりつくのが大好きなので、とりつけないように温めて首の血行を良くし、風邪をシャットアウトしてしまおうというわけです。
    とくに、夜寝ている間は、首やからだが冷えやすいので、夜のうちにとりつかれないようにし、しっかりと温めながら寝るようにしましょう。

    健康はあなたの“財産”です。昔から「治療より養生」といいます。健康なときこそ身体を大切に。「疲労は万病の元」その日の疲れはその日のうちに回復させましょう。

    以上