2018.02.01 (木)会員の皆様月刊東洋療法

    月刊東洋療法 286号

    月刊東洋療法286号
    月刊東洋療法286号 (2月1日号)
    公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

    目次
    *****
    1 NHKテレビ「ドキュメント72時間」
    無免許「もみほぐし店」放映問題
    あはき等法推進協議会 7団体が質問状
    2 年頭所感 厚生労働大臣 加藤 勝信(かとうかつのぶ)
    3 医者いらず 健康長寿処方箋(49)
    4 Dr.タコの外来小咄(94)
    5 FOCUS 科学的介護
    6 NHKテレビ「ドキュメント72時間」放映問題(続報)
    7 インフォメーション 研修会・イベント開催予定
    8 協同組合ニュース
    9 編集後記
    *****
    以下本文

    1 NHK テレビ「ドキュメント 72時間」
    無免許「もみほぐし店」放映問題
    あはき等法推進協議会 7団体が質問状

    +++++
    人口130万人のベッドタウン・さいたま市。住宅街にある“もみほぐし店”には、昼夜を問わず身体に疲れをまとった客が駆け込んでくる。そのコリの原因はさまざまだ。孫の世話に追われる年配の女性。日々、スピードと効率化を求められる運送ドライバー。誰かに触れてもらえるだけで、前へ進む元気が出ると語る常連さん。体だけでなく心のコリの原因は何なのか。心地良さから思わずこぼれる本音のつぶやきに、3日間、耳を傾けた。
    (番組ホームページより)
    +++++

    昨年11月24日、NHKのドキュメント72時間で「もみほぐし店」を取り上げ放映された。
    当会法制局では事前に情報を得ていたので、放送前の時点で内容に問題がないかを電話で確認をおこなった。担当プロデューサーより「番組にて取材した店舗のスタッフが国家資格を持っていないことはNHKも理解しており、国家資格が必要なあん摩マッサージ指圧と混同しないようにテロップを流す対応をしている」との回答であった。実際の放送を見ると、確かに番組冒頭のテロップにてマッサージ施術には国家免許が必要である旨の説明はされていたが、番組全体の流れでは、無免許手技施術を推奨する内容とも取られかねない構成となっていたため、11月29日に事情説明を受けるためにNHKに出向いた。
    担当プロデューサーより「NHKは法令を遵守しており、今回の放送内容も法的に問題があるとは思えない」との回答であったため、誤解を与えかねない内容についてこちらから説明し、最終的には、次回放送では視聴者に誤解を与えないようにテロップを追加して対応していただくことで了解を得た。しかし、再放送でもこちらの意向が十分に反映されていなかったため、12月15日に「あはき等法推進協」の8名でNHKへ抗議に出向き、「あはき等法推進協」の連名で質問書を提出するに至った。

    <当該番組への質問>
    (1)りらくるの業務の合法性をどのように判断されましたか?
    (2)当該店舗での取材協力を得るにあたり、当該店舗及び㈱りらく様から放送に関する条件を求められましたか?
    (3)無免許での手技による健康被害が報告されているにも拘わらず、番組で無免許施術の店舗を取り上げた理由および当該店舗の施術の安全性の確認の有無、また安全性を確認されているのであればその確認方法をお答えください。
    (4)貴協会において生命・身体に関する情報に対する国民の知る権利は、取材の便益の確保よりも優先順位が低いのでしょうか?
    生命・身体に関する情報に対する国民の知る権利に対する貴協会の考えもあわせてお答えください。

    2 年頭所感 厚生労働大臣 加藤 勝信(かとうかつのぶ)

    (はじめに)
    平成30年の新春を迎え、心よりお慶び申し上げます。本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
    厚生労働大臣に就任してから約5ヶ月が経過しました。この間、国民の皆様の安全・安心の確保に万全を期すべく努力してまいりました。引き続き、私自身が常に先頭に立ち、厚生労働省一体となって様々な課題に全力で取り組んでまいります。
    (働き方改革)
    少子高齢化が進む中、高齢者も若者も、女性も男性も、難病や障害を抱える人も、誰もが活躍できる一億総活躍社会の実現は、安倍内閣の最重要課題です。
    一億総活躍社会の実現に向けて全力で取り組みます。
    その最大のチャレンジである働き方改革は、一人ひとりの意思や能力、置かれた事情に応じた多様な働き方の選択を可能とするため、働く方の視点に立っておこなう改革です。働き方改革を実現するための法案要綱については、昨年9月には、労働政策審議会から「概ね妥当」という答申をいただいております。
    「長時間労働の是正」や「同一労働同一賃金」をはじめとする改革を実現するため、法案の早期提出に向けた準備を着実に進めます。
    働き方改革の実効性を担保するため、長時間労働がおこなわれている企業に対する監督指導を徹底します。また、非正規雇用労働者の正社員転換や待遇改善等に取り組む企業に対する支援を進めます。さらに、地方自治体等とも協力しながら、全国各地で説明会を開催するなど、地方の中小企業まで働き方改革の取組が浸透するよう努めていきます。
    (賃金引上げや「生産性革命」に向けた環境整備等)
    最低賃金については、働き方改革実行計画等において、年率3%程度を目途として引上げを進め、千円を目指すとされています。本年度は全国加重平均で25円引き上げ、時給換算になって以降、昨年度と並んで最大の上げ幅となりました。
    賃金引上げの流れを後押しし、「生産性革命」を実現するため、介護・生活衛生分野におけるICT化や業務改善、中小企業事業主による生産性向上に向けた取組の支援、成長分野への労働移動や柔軟な働き方を促進します。
    人的投資を強化するため、リカレント教育の抜本的拡充などにより、生涯にわたる学び直しと新しいチャレンジの機会を確保します。加えて、2023年の技能五輪国際大会の我が国への招致を通じ、技能尊重機運の醸成等に取り組みます。
    65歳を超えた方の継続雇用や定年延長をおこなう企業に対する支援、ハローワークによる再就職支援の強化など、働きたいと願う高齢者の希望を叶えるための支援を一層進めます。
    女性が輝く社会の実現に向け、女性活躍推進法に基づく女性活躍に関する企業の情報の見える化を推進するとともに、仕事と子育て等との両立を図るため、育児休業制度をはじめとした両立支援制度の普及等に取り組みます。
    (子育て支援、児童虐待の防止)
    「人づくり革命」を進めるため、子育て世代、子どもたちに大胆に投資し、お年寄りも若者も安心できる、全世代型社会保障制度を構築します。
    待機児童の解消等に向けて、「子育て安心プラン」を前倒しし、2020年度までに32万人分の保育の受け皿を整備するとともに、そのために必要な保育人材の確保等を更に進めます。幼児教育・保育の無償化について、3歳から5歳児については無償化し、0歳から2歳児についても、所得の低い世帯について無償化します。放課後児童対策についても、量的拡充を進めるとともに、社会のニーズに応じ、子どもの自主性、社会性を育む観点などからその在り方について検討を進めます。
    また、妊娠期から子育て期まで切れ目なく支援する「子育て世代包括支援センター」の全国展開、産後ケアの充実、不妊治療への支援等にも取り組みます。
    全ての子どもには、適切な養育を受け、健やかな成長・発達や自立等を保障される権利があります。改正児童福祉法の着実な施行を通じ、地域における児童虐待の発生予防から自立支援まで一連の対策を推進するとともに、里親制度の充実強化等を推進します。
    さらに、ひとり親(おや)家庭を支援し、子どもの貧困に対応するため、児童扶養手当による経済的支援、就職に有利な資格の取得支援等に総合的に取り組みます。
    (保健医療・介護)
    団塊の世代が全員75歳以上となる2025年に向けて、地域包括ケアシステムの構築を一層推進していくことが必要です。2018年度は、医療計画、介護保険事業計画、障害福祉計画の新たな計画期間が始まる年であり、また、6年に一度の診察報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬の同時改定がおこなわれる重要な節目の年です。このため、医療・介護については、質が高く効率的なサービス提供体制を構築するとともに、国民一人ひとりがどのような状態にあっても住み慣れた地域で安心して適切なサービスが受けられるよう、報酬改定に取り組みます。また、障害福祉サービスについては、障害者の重度化・高齢化への対応、医療的ケア児への支援などの課題への対応を進めます。あわせて、昨今、革新的であるが非常に高額な医薬品が登場しており、医療保険財政への影響が懸念されているため、国民皆保険の持続性とイノベーションの推進を両立し、国民負担の軽減と医療の質の向上を実現する観点から、薬価制度の抜本改革に取り組みます。
    今後、少子高齢化に伴い医療・介護のニーズが増加する中で、質が高く効率的な医療提供体制の構築に向け、地域医療構想の達成に向けた取組を一層進めます。また、医師の偏在対策を進めるため、都道府県が主体的に医師確保対策を推進する仕組みを盛り込んだ改正法案の提出を目指します。
    医師の働き方改革については、医師法に基づく応召義務等の特殊性を踏まえ、質の高い新たな医療と医療現場の新たな働き方の実現を目指し、時間外労働規制の具体的な在り方、労働時間短縮策等について平成30年度に結論を得るべく検討を進めます。
    さらに、健康・医療・介護に関するデータ利活用基盤の構築を軸に、保険者機能の強化やゲノム医療・AI等の最先端技術の活用等、データヘルス改革を戦略的、一体的に推進していくとともに、審査支払機関の改革を進めます。
    医薬品・医療機器産業については、革新的な医薬品等の開発を促進する環境の整備に取り組むとともに、後発医薬品の使用促進やベンチャー企業への支援を実施します。また、医薬品等の製造及び販売における法令遵守の徹底、医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保に努めるとともに、制度見直しに向けた検討を進めます。あわせて、危険ドラッグの撲滅や大麻をはじめとした薬物乱用防止に向けた啓発等にも引き続き取り組みます。
    国際保健の分野においても、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進、薬剤耐性菌を含む感染症対策等のグローバルな課題に的確に対応します。
    家族の介護のために離職せざるを得ない状況を防ぎ、働き続けられる社会の実現を目指します。このため、介護の受け皿50万人分の整備を進めるとともに、他の産業との賃金格差をなくしていくための更なる処遇改善や介護分野に就職する前の「入門的研修」の普及を官民一体で進めるなど介護人材の確保に総合的に取り組み、2020年代初頭までに「介護離職ゼロ」を目指します。
    (受動喫煙対策、がん対策)
    受動喫煙による健康影響が明らかとなる中、国民を望まない受動喫煙から守るための対策を徹底することが必要です。2020年の東京オリンピック・パラリンピック等を契機に、望まない受動喫煙のない社会の実現に向けて、できるだけ早期に法案を国会に提出できるよう準備を進めるとともに、各種支援策の推進、普及啓発の促進など、総合的かつ実効的な取組を進めます。
    がん対策については、「がん予防」、「がん医療の充実」、「がんとの共生」の三つを柱とした第三期のがん対策推進基本計画に基づき、がんゲノム医療の実現や希少がん、難治性がん対策の充実、がん患者の就労支援の推進等、総合的ながん対策を進めます。
    (生活衛生・食品安全)
    いわゆる「民泊サービス」の制度化や昨年12月に成立した改正旅館業法に基づき、旅館業の規制緩和を進めるとともに、無許可民泊に対する取締りを強化するなど、旅館業の適正な運営の確保に取り組みます。また、生活衛生関係営業の振興にも引き続き取り組みます。
    水道施設の老朽化の進行、人口減少等が課題となる中、水道事業の基盤強化を図るため、水道法の改正に向けた準備を着実に進めます。
    東京オリンピック・パラリンピック競技大会等を契機に、我が国の食品衛生管理を国際標準と整合的なものにするとともに、腸管出血性大腸菌O-157による広域的な食中毒事案を踏まえた的確な体制整備を進めるなど、食品安全の確保を図るための改正法案の提出を目指します。
    (地域共生社会の実現、自殺対策の推進)
    人口減少や急速な高齢化、地域社会の脆弱化等の社会構造の変化の中で、人々が様々な生活課題を抱えながらも住み慣れた地域で自分らしく暮らしていけるよう、地域の住民や多様な主体が支え合い、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、そして、地域をともに創っていく「地域共生社会」の実現を目指し、包括的な支援体制の構築等を進めます。
    自殺対策については、昨年7月に閣議決定された自殺総合対策大綱に基づき、関係府省と連携し、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現に向けた取組を一層強化します。また、座間市における事件の再発防止に向けて、若者向けのSNSを活用した相談機会の確保等を進めます。
    (障害者福祉等)
    障害のある方々が自らの望む地域生活を営むことができるよう、生活や就労の支援を充実させるほか、グループホームの整備などに取り組みます。また、措置入院者が退院後に医療等の継続的な支援を確実に受けられる仕組みを整備するなど、精神障害を持つ方々が地域で安心して生活できるようにするため、精神保健福祉法の見直しを含め、必要な対策を進めます。
    アルコール健康障害対策やギャンブル等依存症対策については、専門医療機関の選定や相談体制の整備、民間団体の活動支援等を総合的に推進します。
    (生活困窮者の支援等)
    生活困窮者自立支援制度については、生活保護に至る前の自立支援を強化するため、家計相談支援事業、就労準備支援事業を推進するとともに、生活保護制度については、必要とする人には確実に保護を実施するという基本的な考えの下、医療扶助の更なる適正化や就労支援や大学等への進学を支援するなど、自立支援に向けた改正法案の提出を目指します。さらに、生活保護基準については、検証を踏まえた見直しをおこないます。
    (年金制度)
    年金制度については、持続可能性を高め、将来にわたる給付水準の確保を図ると同時に、国民一人ひとりに制度の意義や役割を理解していただくことが重要です。短時間労働者への被用者保険の更なる適用拡大や、高齢期における多様な職業生活に対応した年金制度の在り方等についての検討、次期財政検証に向けた準備を進めます。年金積立金の管理・運用を担う年金積立金管理運用独立行政法人の体制強化等についても、引き続き着実に進めます。
    また、iDeCo(イデコ 個人型確定拠出年金)の一層の周知広報を図るとともに、簡易企業型年金制度の創設等により、高齢期の自助努力を支援します。
    年金事業運営については、日本年金機構改革を着実に実施し、事務処理誤り等の総点検で把握した事項を確実に改善するとともに、国民年金保険料の収納対策、厚生年金保険の適用促進、情報セキュリティ対策等に着実に取り組みます。
    (援護施策)
    援護施策については、国の責務として、戦没者の遺骨収集事業の推進を図るとともに、慰霊事業に着実に取り組みます。
    また、戦傷(せんしょう)病者、戦没者遺族、中国残留邦人等に対する支援策について、引き続き、きめ細かく実施します。
    (東日本大震災、各地の災害への対応)
    東日本大震災の発生からもうすぐ7年が経ちますが、避難生活が長期化している被災者の方々も依然として多くいらっしゃいます。引き続き、被災者の心のケア、医療・介護提供体制の整備と人材確保、雇用のミスマッチへの対応などに、被災者の心に寄り添いつつ、取り組みます。
    また、台風による豪雨被害をはじめ、全国各地で相次ぐ自然災害からの一日も早い復旧・復興に向けて、関係省庁とも連携しつつ、スピード感を持って全力で取り組みます。
    以上、厚生労働行政には多くの課題が山積しています。国民の皆様には、一層の御理解と御協力をお願い申し上げ、年頭にあたっての私の挨拶といたします。
    平成30年 元旦

    3 医者いらず 健康長寿処方箋(49)

    健康科学研究所所長・大阪市立大学医学部名誉教授
    井上 正康(いのうえまさやす)
    井上 正康(いのうえまさやす)先生は、癌や生活習慣病を「活性酸素」やエネルギー代謝の観点と、地球や生命の歴史という大きな視野で研究されている国際的研究者です。現在、多くの府県師会主催の公開講座で講演され大好評を博しています。ぜひ貴師会でも!!
    ご連絡は下記URLより。
    健康科学研究所HP http://www.inouemasayasu.com/seminar/

    「SNS時代の魔女狩りと社会的同調圧」

    ヒトを人たらしめてきたものは何であろうか? 人々は長い間その答えを求め続けてきた。哲学や宗教が隔靴掻痒の堂々巡りをしている間に、現代科学はヒトと大型類人猿のゲノムを比較解析する事により両者の根本的差異を明らかにしてきた。ヒトと類人猿の祖先が分離して久しいが、今でもチンパンジーとの遺伝的差異は僅か1.6%であり、2万5千種の遺伝子中で400種に過ぎない。この為に両者の身体的構造や古い脳の解剖生理学的特徴は酷似している。「進化は一創造百盗作」であり、僅かな遺伝子変異により似て非なる形態と機能を創生してきた。遥か昔の先カンブリア紀に繁栄した微生物達は無酸素環境の腸内を住処として今日まで生き延びてきた。実は、動物の遺伝子の多くは腸内細菌の遺伝子がホストに水平感染しながら構築してきた創造物なのである。“ヒトは遺伝子の乗り物”と云われるが、“ヒトは腸内細菌の乗り物”でもある。
    動物の行動を動機付ける脳内機構としては古皮質の報酬系神経回路が重要である。この回路はマウスからヒトまで共通のメカニズムで生命維持活動を動機付けしている。哺乳類の脳では酵素チロシンヒドロキシラーゼの遺伝子が発現し、報酬系伝達物質のドーパミンや興奮性ホルモン・アドレナリンなどの原料アミノ酸を産生している。興味深いことに、ヒトの脳で高次機能を担う新皮質でもこの遺伝子が強く発現して報酬系回路を活性化しているが、類人猿ではこの遺伝子が発現していないのである。「好きこそ物の上手なり」と云われるように、心地良い報酬系は自己増幅的に機能を強化していく。ヒト特有の文化や文明も新皮質の報酬系により加速度的に進化したと考えられる。しかし、高度の文明を誇る我々の遺伝子は圧倒的にチンパンジー的であり、この保守的遺伝子と現代文明の衝突が様々な悲喜劇を誘起している。食気と色気は猿人に共通であり、ヒトもこの本能に牽引されながら生き残ってきた。フェイスブックの大半がご馳走や自撮(じど)りの写真で溢れているのもこの為である。誰でも簡単に情報発信できるSNS時代には虚々実々の情報が瞬時に世界を駆け巡り、不特定多数に大きな影響を与える。トランプが大統領になれたのも米国の人心がツイートにより簡単に操られたお陰である。
    今、世界ではハリウッドのワインスタインのセクハラ暴露を皮切りに“#Me too(ハッシュタグ・ミー・トゥー)旋風”が吹き荒れている。これが地震源となり、ケビン・スペイシーやダスティン・ホフマンなど、名だたる名優の暴露記事がブレイクしている。30年以上も前のセクハラ疑惑に曝されている老優マイケル・ダグラスも忸怩たる思いであろう。政治の分野でもトランプ大統領からパパ・ブッシュ前大統領まで、芸術分野でも有名な音楽監督達が過去の暴露記事に翻弄されている。権力構造を基盤にしたセクハラや暴力的な強姦は被害者に深い傷を残す時効なき犯罪である。一方、三文週刊誌文春砲などが飯のタネにしている有名人の不倫などは当事者の個人的アムールである。セクハラとアムールは構造的に異質であるが、何も古皮質の報酬系と男性ホルモンのテストステロンを起爆剤としている。ちなみに、テストステロンが高い職業は、俳優、フットボール選手、政治家、外科医などであり、この順番に不倫遺伝子の活性も高い。芸能界のみならず、運動選手や政治家のスッタモンダが多いのも報酬系回路とテストステロンの宿命なのである。
    哺乳類の97%以上は乱交型であり、一夫一妻制は圧倒的例外なのである。これは多様な遺伝子を交配して免疫力を強化する感染防御戦略として進化してきた生物の宿命である。雄による子殺しを抑制する戦略としても機能してきたチンパンジー的乱交戦略は数百万年の時を越えてパンツを履いたサルにも脈々と継承されている。脳の新皮質が創生した文化的人格と古皮質が支配する下半身事情は別人格であり、キリスト教文明がもたらした一夫一妻制は反遺伝子的制度なのである。世界の子供の60%以上が婚外子である事実はこれを反映した生命現象である。
    妊娠や子育ての負担は男女間の圧倒的不平等で成り立ってきた。この不平等感を忘れさせる装置が恋愛であり、割りを食う女性が恋に落ちるには理性を麻痺させなければならない。この麻痺装置が古皮質のドーパミン報酬回路であり、これなくしてはヒト族も絶滅してしまう。人類史では約80%の女が子供を残してきたが、男で子供を残せたのは40%以下に過ぎない。我々は報酬回路で理性を麻痺させた二人の女とテストステロン的リスクを犯した一人の男の末裔なのである。大らかなチンパンジー的遺伝子継承システムがSNSの同調圧に翻弄されると人口動態にも大きく影響し、非婚晩婚不妊少子化のツケが回ってくる。日本は出生率1.4の絶滅危惧国家であるが、強かなアムールの国フランスでは2.2以上に回復している。最近の“#Me too”(ハッシュタグ・ミー・トゥー)騒動に対して往年の大女優カトリーヌ・ドヌーブやブリジット・バルドーは“男が言い寄る権利と女の口説かれる自由も大切である。個人的アムールまで餌食にするSNS的リンチは現代の魔女狩りである”との意見を寄せている。
    さて、紳士淑女諸君、如何であろうか?

    4 Dr.タコの外来小咄(94)

    年が明けてはや一ヶ月。月日の過ぎるのが、どんどん早くなっているように感じるのは、やはり年のせいなんですかね。予定表は、空白があるとテトリスみたいに新しいスケジュールで埋まっていきます。それを「こなす」ことなく毎日初心のままで前進(禅心)していきたいタコ(多幸)です。

    ◎お・ま・じ・な・い
    「明日から3日間旅行に行くんですよ」
    「へえ、良かったですね」
    「それで旅行中にめまいが起きたら大変だから、めまいの注射お願いします」
    「そうですか、いいですよ(発作を軽くする注射だし、今打ったからって予防する効果はないんだけどなあ・・)」
    「ああ、良かった、これで安心だわ」
    プラセボー(偽薬効果)があるくらいだから、安心できるおまじないの意味はありますかね

    ◎ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ
    カゼ気味といってきた4歳の男の子
    「この子蚊に刺されたところを掻いたもので、とびひになっちゃったんですよ。それでいま皮膚科にも通ってます」
    「そうか、たいへんだったね」
    「ハイ、かいちゃいけないのに、かいてしまってゴメンナサイ、スイマセンデシタ」
    「おやおや、せんせいにあやまらなくてもいいんだよ、ボク。あやまるんだったらじぶんのからだにあやまろうね、かいてゴメンネって」
    「・・・・?」
    「掻いちゃだめでしょ!」としかられてる姿が目に見えるよう

    ◎けつえきがた
    「うちの子血液型を調べたことがないんですけど大丈夫でしょうか」
    (かつては誕生時に必ず調べたものですが、いろんな事情からか血液型は調べなくなりました)
    「ええ大丈夫ですよ。血液型が問題になる場面といえば、手術とか輸血の時ですけど、その必要がある場合には必ず調べて、合うかどうか確認してからやりますからね。小さな子どもにわざわざ針を刺すのはかわいそうだし、自費ですからね」
    「でも、やっぱり調べてください」
    「そうですか、わかりました」
    確かに占いや相性を調べるときには必要かもしれませんけど

    ◎いのちの保証
    「あちこち具合が悪くてせんせい、大丈夫でしょうか?」
    「そうですねえ、いろいろ調べても異常ないし、かぜみたいなもんじゃあ・・」
    「肺炎になったりしないでしょうか?今晩ぐあい悪くなったらどうしましょう」
    「なったら仕方ないからそのとき考えればいいし、いくら考えても心配が増えるだけで、病気が良くなったりしませんよ」
    「ホントに大丈夫かなあ」
    「いくら医者でも、いのちの保証はできません!」
    「必ずみんな死ぬのだけはわかってますけどね」と言いたくなるあまのじゃくな医者なのです

    +++++
    Dr.タコ 昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

    5 FOCUS 科学的介護

    厚生労働省では昨年度から、介護分野におけるデータベースである「CHASE(チェイス)」の開発を進めており、既に通所リハビリ、訪問リハビリにおける計画書、及びプロセス管理表の情報を蓄積する「VISIT(ビジット)」を構築しつつあります。
    CHASEは、介護保険サービス全般のサービス内容と利用者の心身状態の変化・改善の関係性についての情報を集め、サービスの質、効果についてのエビデンスを蓄積することがその目的であり、VISIT、CHASE、さらに介護保険の要介護認定とレセプト(介護報酬明細書)に関する情報を集めた「介護保険総合データベース」をミックスさせ、介護分野における全国レベルのビッグデータを形成しようというのが厚生労働省の構想です。
    このような科学的介護が目指すのは利用者の状態像(年齢、性別、疾患など)に合ったサービスを提供することと、CHASEを活用して心身機能がどのくらい改善されるのかを客観的に予測することです。
    科学的介護が実現すれば、既存の標準的な改善モデルよりも、さらにパフォーマンスの高い介護を実現できるようになるでしょう。昨年4月に開催された日本の成長戦略を話し合う「未来投資会議」の場で、安倍首相は「どのような状態にどのような支援をすれば自立につながるのか明らかにする」とし、「効果のある自立支援の取り組みが報酬で評価される仕組みをつくる」と明言しました。その後、6月にまとめられた「未来投資戦略2017」の中には、この科学的介護の考え方・仕組みを2025年までに介護の現場に普及・定着させることが盛り込まれています。今年おこなわれる介護保険制度改定においても既に一部反映されていますが、3年後の2021年の改定時には、本格的に科学的介護に基づく改革が開始される見込みです。

    6 NHK テレビ「ドキュメント 72時間」放映問題(続報)

    あはき等法推進協からの要望書及び質問書により、当該番組の問題点を指摘したにも関わらず、NHKからの回答は、ほぼ無回答と言える内容であり、また、この回答は広島県師会、京都府師会がNHKへ提出した要望及び質問書の回答も兼ねているとのことでした。当会としては、我々あはき師は国家免許を有し安全管理等の研修を受け、我が国の国民の健康増進に寄与するための研鑽を続けている国家免許保有集団であることを世間(NHK)に周知する義務があると考えています。
    今回のNHKからの回答については、「あはき等法推進協」で引き続き慎重に対応を協議していく予定です。
    法制局長 石川 英樹(いしかわひでき)

    平成30年1月19日、NHKから届いた回答全文を以下に記します。

    +++++
    平成30年1月18日
    あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律推進協議会 代表 伊藤 久夫(いとうひさお) 様
    公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
    会長 伊藤 久夫(いとうひさお) 様
    公益社団法人 日本鍼灸師会
    会長 仲野 弥和(なかのひろかず) 様
    公益社団法人 日本あん摩マッサージ指圧師会
    会長 安田 和正(やすだかずまさ) 様
    公益社団法人 全国病院理学療法協会
    会長 平野 五十男(ひらのいさお) 様
    社会福祉法人 日本盲人会連合
    会長 竹下 義樹(たけしたよしき) 様
    公益社団法人 東洋療法学校協会
    会長 坂本 歩(さかもとあゆみ) 様
    日本理療科教員連盟
    会長 栗原 勝美(くりはらかつみ) 様

    NHKドキュメント72時間チーフ・プロデューサー
    植松 秀樹(うえまつひでき)

    拝啓 平素より、NHKの放送事業につきましてご高配いただきまして、ありがとうございます。「ドキュメント72時間“コリ”にまつわるエトセトラ」回の放送内容に関するお問い合わせにつきまして、回答いたします。
    NHKとしては、取材の過程については原則お答えしておりませんが、今回取材した店舗に関して違法行為は行われていないものと認識しております。
    わたくしどもとしては、番組を制作するにあたり、視聴者の方に誤解を与えないよう十分に配慮いたしましたが、いただいたご意見を参考に、今後もより良い番組を制作するために精進したいと考えております。なにとぞよろしくお願いいたします。 敬具
    +++++

    厚生労働省では平成3年に「医業類似行為に対する取扱いについて」とする通知を発出し、平成28年には「無資格者との判別について」として、(1)免許保有証の着用、(2)施術所の外に国家資格を有することを確認できる記載、(3)施術所の中に免許を保有し保健所に届け出た施術所であることの記載を推進し、無資格者によるあん摩マッサージ指圧業等の防止に努めている。
    上記3点の判別手段は思うように浸透していないのが現状である。我々国家免許保有者は国家免許を有していることだけに安堵せず、自分たちの保有している免許の価値を高め、存在をより認識して貰うための努力を一緒におこなっていく必要がある。(広報局)

    7 インフォメーション 研修会・イベント開催予定

    各地での研修会・イベント情報をお知らせいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。
    詳細・申込については各師会事務所へお問い合わせ下さい。(変更等がある場合もありますので事前にご確認下さい)
    なお、全鍼師会HP:トップページ内「事務局より」もご参照下さい。

    月日、師会(しかい)名、時間、場所、内容、一般参加、参加費、生涯研修単位の順番で記載。

    2月4日、茨城、10時~16時、水戸市福祉ボランティア会館、キネシオテープでのテーピング、不妊と鍼灸、可、会員2,000円 会員外5,000円 学生1,000円 付添500円、6単位
    2月4日、石川、10時30分~12時30分、石川県立盲学校、ビジュアルでわかるトリガーポイント療法実技「体幹①肩背部」、可、無料、2単位
    2月4日、兵庫、13時~16時、あすてっぷ神戸、観察研究からみえてきた新しいトリガーポイント療法、可、無料、4単位
    2月11日、神奈川、13時30分~16時30分、鎌倉市福祉センター、高齢者医療、特に脳卒中に対する鍼灸手技療法~片麻痺・中枢性疼痛・嚥下障害や脳血流増加反応のエビデンス~、可、鎌倉逗葉師会会員無料 神奈川県師会会員1,000円 その他 2,000円、4単位
    2月11日、島根、10時30分~15時、出雲市社会福祉センター、経筋(けいきん)治療と手技療法、不可、1,500円、5単位
    2月18日、山形、13時~14時30分、酒田市地域福祉センター、山形東洋療法セミナー伝達講習会、不可、無料、2単位
    2月18日、全鍼(神奈川共催)、13時~16時、横浜市技能文化会館、鍼灸マッサージ師のためのモビライゼーション、可、会員3,000円 会員外5,000円 学生1,000円、4単位
    2月18日、岐阜、10時~13時、岐阜県鍼灸マッサージ会館、地域包括ケアシステムの展開について、鍼灸のためになる話、可、無料、4単位
    2月18日、徳島、10時~16時15分、内町公民館、接遇について、小児鍼について、可、会員2,000円 会員外4,000円 学生1,000円、7単位
    2月18日、高知、10時30分~16時30分、龍馬マラソンゴール会場、龍馬マラソン2018 ケアボランティア、―、―、5単位
    2月18日、長崎、10時~16時、長崎市障害福祉センター、業団(ぎょうだん)の動向と保険について、可、会員2,000円 会員外3,000円(有資格) 学生1,000円、7単位
    2月25日、宮城、14時~16時、仙台市荒町市民センター、肩こりに対する手技療法の基礎と応用、可、会員2,000円 学生1,000円、2単位
    2月25日、栃木、10時~15時、とちぎ福祉プラザ、エビデンスに基づく鍼通電療法の臨床の実際、可、無料、6単位
    2月25日、石川、10時~12時、石川県社会福祉会館、レジリエンスと幸福感、可、会員無料 会員外1,000円(有資格) 学生・一般無料、2単位
    2月25日、奈良、13時30分~15時、奈良市商工会議所、地域包括支援システムについて、可、会員無料 会員外2,500円 学生1,500円、2単位
    2月25日、全和歌山、13時~16時30分、和歌山県勤労福祉会館、在宅リハビリテーションの基礎と応用、経絡治療による鍼灸治療、可、無料、―
    2月25日、広島、10時~12時、つばき会館、日常の診療に使える運動療法「肩・腰・膝楽々体操」、可、会員2,000円 会員外2,000円 学生1,000円、2単位
    3月4日、石川、10時30分~12時30分、石川県立盲学校、ビジュアルでわかるトリガーポイント療法 実技「体幹②腰部」、有資格のみ、無料、2単位
    ※研修単位は会員のみ

    8 協同組合ニュース

    ★協同組合共同購買商品のカタログリニューアル
    「良い品をより安く」をモットーに信頼の商品を会員価格で提供しています。
    施術所で使う備品はもとより、安心マーク関連商品、ご進物品・発酵飲料等が掲載されています。
    詳しいお問い合わせ、商品カタログのご注文は
    日本鍼灸マッサージ協同組合 購買担当
    TEL:03-3358-6363 FAX:03-3359-2023
    E-mail:jamm@jamm.or.jp

    ★協同組合 堀 昌弘(ほりまさひろ) 理事長の「経営ナンデモ電話相談」受付中!
    はり・きゅう・マッサージ施術所経営に関する様々なご相談にお答えします。
    例えば、施術所経営にかかわる法律・税金・従業員(労務)・金融・新築、リフォームに関するご相談など、この機会にお気軽にご利用下さい。料金は原則無料。
    【相談日時】第1・第3土曜日 午前10時~正午
    【受付電話】フリーダイヤル0120-14-1212
    ※法律・税務相談等で専門家への照会をご希望される場合は別途料金が発生します。

    9 編集後記

    日々の治療現場において、症状や患者さんに対する先入観、思い込みを排除することは非常に大切なことです。とは言うものの、実際にそれらを排除することは至難の業かも知れません。「よくある普通の肩こり、腰痛症だな」とか、「怖そうな人だな」とか「神経質そうだからクレーマーになるかも」とか、知らず知らずにフィルターをかけてしまっていることがあるかも知れません。先入観で失敗しないためには、自分の判断、選択肢で本当に大丈夫なのか、他にも見方、考え方があるかも知れない、など自分自身に疑いをもって一度振り返る習慣をつけておくべきでしょう。年齢を重ねるほど経験値が増えますから、それだけ先入観も大きくなってしまいます。
    (広報局長:廣野 敏明 ひろのとしあき)

    以上本文
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    TEL(03)3358-6363
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    神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-17-39
    TEL_045-901-5471(代)
    FAX_045-902-9262
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    E-mail info@kanaken.co.jp
    大阪営業所:TEL_06-6935-3016(代)
    FAX_06-6935-3017
    新潟営業所:TEL_025-286-0521(代)
    FAX_025-286-8870
    福島営業所:TEL_024-961-7211(代)
    FAX_024-961-7221
    仙台出張所:TEL_022-287-6273(代)
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    以上広告



    発行所 〒160-0004 東京都新宿区四谷 3-12-17
    全鍼師会会館内
    公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
    TEL.03-3359-6049 FAX.03-3359-2023
    全鍼師会
    ホームページURL http://www.zensin.or.jp
    E-mail zensin@zensin.or.jp
    協同組合
    ホームページURL http://www.jamm.or.jp
    E-mail jamm@jamm.or.jp
    名称 鍼灸マッサージ情報誌 月刊東洋療法
    代表者 伊藤 久夫(いとうひさお)
    郵便振替 00160-8-31031
    銀行口座 りそな銀行 新宿支店 普通口座 1717115
    名義/公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
    発行人 伊藤 久夫(いとうひさお)
    編集人/広報局長 廣野 敏明(ひろのとしあき)
    購読料 3,600円 〒共(会員は会費より)

    口座名のフリガナは「シヤ)ゼンニホンシンキユウマツサージシカイ」と
    なります


    以上