2020.01.07 (火)会員の皆様月刊東洋療法

    月刊東洋療法 309号

    月刊東洋療法309号

    月刊東洋療法309号(2020年1月1日号)
    謹賀新年
    公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

    目次
    *****
    1   頌佳 青陽(しょうかせいよう)
        新年のご挨拶
        会長 伊藤 久夫(いとうひさお)、鍼灸マッサージを考える国会議員の会会長 衆議院議員 伊吹 文明(いぶきぶんめ
        い)、一億総活躍・少子化担当大臣 参議院議員 衛藤 晟一(えとうせいいち)
        理事の抱負
    2   第8回認定訪問マッサージ師・第1回認定機能訓練指導員講習会開催
    3   生涯研修 (公財)東洋療法研修試験財団理事長表彰者報告
    4   NEWS あはき等法19条裁判 東京地裁で初公判
    5   介護の言葉(6)
    6   FOCUS 間違えやすい日本語
    7   医者いらず健康長寿処方箋(72)「糖質制限と低炭水化物ダイエット」
    8   Dr.タコの外来小咄(117)
    9   認知症ミニ講座(44) ユマニチュード2
    10  「第15回公益社団法人日本鍼灸師会・全国大会in静岡」に参加して
    11  杉山 和一(すぎやまわいち)検校生誕410年記念像寄付金のお願い
    12 名刺交換会(※別途)
    13 日本鍼灸マッサージ協同組合 第6回研修会開催
    14 インフォメーション 研修会・イベント開催予定
    15 協同組合ニュース
    16  編集後記
    *****
    以下本文


    1  頌佳 青陽(しょうかせいよう)

    いにしえより 寄せては返す 波の唄
    空を黄金(こがね)色に染め 日出(い)ずる瞬間
    ハレとケ紡ぎ 織りなす時代
    令月 気淑く(きよく) 風 和(やわら)ぎて 頬をなぞる
    松の香(か) 清々しく 浄化満ち
    新しい朝(あした)が 今 静かに動き出す

    令和 二年 庚子(かのえね) 元旦

    新年のご挨拶

    ●謹賀新年 会長 伊藤 久夫(いとうひさお)

     「令和」初の新春を会員の皆様には、健やかに迎えられたことと、心からお慶び申し上げます。平素は全鍼師会(ぜんしんしかい)に格段のご理解ご協力を賜り、深く感謝いたします。
     昨年は、あはき業界の長年の悲願であった療養費の受領委任制度が1月に開始され医療保険制度に大樹を立てることができました。今後は常緑樹として枝葉を広げ、国民が安心して利用できる制度に育てなければなりません。
     本年は、2020東京オリンピック・パラリンピックが7月から開催されます。世界各国のアスリートが集う選手村診療所に理学療法スタッフとして、「マッサージ師」は、元来選手村診療所の理学療法スタッフとして活躍していますが、「はり師」が初めて正式に採用されました。世界のアスリートに日本の鍼が認知されますよう願っております。
     また、現在あはき柔整(じゅうせい)等広告ガイドライン検討会が開催されています。有資格者の不適切な広告を是正することは元より、無資格者の違法広告を摘発する絶好のチャンスです。広告ガイドラインを好機と捉え、あはき法(法217号)改正も検討しなければなりません。
     さらには、あはき法19条問題で東京・大阪・仙台地裁で裁判がおこなわれており、全鍼師会(ぜんしんしかい)は19条「当分の間」の文言に対し、何らかの措置が講じられない限り反対です。
     国の政策「一億総活躍社会」に向けて関係機関及び友好団体と連携しながら50年以上放置されている視覚障害者の環境整備をはかります。
     まだまだ、全鍼師会(ぜんしんしかい)として取り組まなければならない諸問題は山積しております。特に世界における鍼灸問題、健康寿命延伸に向けた介護問題、毎年のように発生する想定外の災害対策問題など、一つひとつ丁寧に検討し、会員のコンセンサスを得ながら国民のニーズに応える公益目的事業を推進してまいります。
    結びに、本年も会員皆様方にとりまして幸多い一年でありますよう祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。


    ●新年おめでとうございます
    鍼灸マッサージを考える国会議員の会 会長
    衆議院議員 伊吹 文明(いぶきぶんめい)

     公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会の先生方にとり、本年も良き年であることをお祈りし、変わらぬご厚誼をお願いいたします。
     皆さまのお蔭で、私も連続当選12回、政治活動も今年で36年目を迎えます。この間財務大臣や文部科学大臣等四つの大臣職、自民党幹事長、衆議院議長等多くの経験を積ませていただきました。現在は、与野党の同僚の皆さんのご相談に乗ったり、メディアや講演等で忙しくしていますが、幸い健康に恵まれ、選挙応援・地方出張等々、多忙な毎日を過ごしています。
     私は初当選以来、祖先が育み積み上げてきた日本人の生き方や矜持を大切に、競争社会・市場経済の避けえぬ弊害を抑え、公正・公平な社会を実現し、自助の気概を持ちつつ自己抑制を失わぬ品性ある国民による品格ある「日本の国のかたち」を目指してまいりました。しかし現在は、長寿少子化による労働力不足、豊かさのなかでの勤労意欲の低下と賃金の高騰、その結果としての生産拠点の海外移転、社会保障予算増嵩による財政赤字等々の難問が我々の社会を覆っています。この難問を克服し、次の世代に良き日本を引き継がねばと心せく昨今です。政治の努力は勿論ですが、自由と民主制の下では、何より大切なのは日本人の矜持であり、広い視野での自己抑制の効いた生き方ではないでしょうか。年号も令和と改まった新しい年を迎え、決意も新たに、日本国と国民のため必要なことを申し上げ、微力を尽くしてまいりたいと思います。
     永く国民に受け入れられてきた東洋医学の一つである鍼灸術は、自由診療に加え療養費払い制度という医療保険制度の下で施術されています。治療効果は広く認知されているので、療養費払い制度の下での治療については、疾病原因を診断する医師との連携の下で適切な治療が望まれます。特に、施術の療養費払いの扱いが柔整師(じゅうせいし)と同様の仕組みになった現在、先生方の更なるご研鑽により、社会的にもその立場を確立して頂きたいと期待しています。鍼灸マッサージを考える国会議員の会も、患者さんのために努力される先生方の日々の暮らしを護り、立派な施術ができるよう努力したいと存じます。
     結びに、公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会の今年のご発展と先生方のご健勝をお祈りします。
    年明けの 令和の光ぞ 有難し


    ●謹んで新年のご挨拶申し上げます
    一億総活躍・少子化担当大臣
    参議院議員 衛藤 晟一(えとうせいいち)

     伊藤(いとう)会長はじめ全日本鍼灸マッサージ師会の皆様方には、日頃より鍼灸マッサージの進歩発展とその医学的研究推進に努められ、また、鍼灸マッサージ師の質の向上等、さまざまな活動を通じて国民の健康の保持に大きく貢献されてきたことに心から敬意を表します。
     我が国の医療制度は、高齢化が進展する中で国民誰もが比較的低い自己負担で質の高い医療サービスを受けられ世界に誇れる資産となっております。
     しかし、高齢化がさらに進む中でこの貴重な資産を次代に引き継ぎ、世界に冠たる保健医療システムを保持・発展させるためには効率的で質の高い医療提供を進めていくなど、継続的な努力を怠ってはならないと考えます。
     また、健康の維持・増進の観点からも鍼灸マッサージの重要性が増しており鍼灸マッサージ師の果たす役割や、国民の期待は、今後ますます大きくなっていくものと考えます。
     こうした時代の要請に対応できるよう、これまで以上に質の高い鍼灸マッサージ師の養成が求められており、平成30年4月より新たな学校養成施設カリキュラムによる教育が始まっています。
     このような状況の中、貴会が鍼灸マッサージ師の質の向上のために積極的な取組を進められていることを、大変心強く思います。こうした取組を通じて、質の高い鍼灸マッサージ師が養成され、良質な施術が提供されることを願っております。
     また、医療保険制度における鍼灸マッサージの療養費につきましては、貴会も委員として参画された厚生労働省の専門委員会で鍼灸マッサージの施術者、保険者、医学・法学などの学識経験者によってさまざまな課題が議論され昨年1月より受領委任の取扱いが開始されました。
     さらに、受領委任を取り扱う施術管理者が、適切に療養費の支給申請をおこなうとともに質の高い施術を提供できるよう、新たに受領委任を取り扱う施術管理者に対して研修受講や実務経験の要件を課す仕組みについて来年度の実施に向けて検討、準備がおこなわれていると聞いております。
     このような療養費に関する取組の推進により、鍼灸マッサージ師の皆様と保険者との信頼関係が深まるとともに国民がこれまで以上に安心して施術を受けられるよう期待しております。
     結びに、新しい年が素晴らしい一年となりますよう皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


    ●謹んで新年のお慶びを申し上げます
    ―理事の抱負―

    ■副会長・総務委員長・広報IT委員長 廣野 敏明(ひろのとしあき)
     昨年、受領委任制度が始まりました。添付書類の多様化等により、療養費の請求業務が煩雑になりましたが、あはき療養費における請求の責任者とその義務、罰則等が明文化されたことは業界にとって大きな前進です。また、施術管理者研修制度や「あはき柔整(じゅうせい)等の広告ガイドライン」を策定する会議も進行中ですが、療養費の制度、広告ガイドラインともに、まだまだ今後の課題を残していると思います。国民の健康に奉仕する全鍼師会(ぜんしんしかい)は、業界を代表する組織として、あはきを必要とする国民にとって、あはきを利用しやすい制度と環境づくり、情報発信に努めなければなりません。総務委員長、広報IT委員長として会員の先生方はじめ、理事・師会長(しかいちょう)・委員・職員、関係各位との連携を密に、各事業の合理化、効率化も図りながら事業を推進したいと思いますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。結びに皆様にとってこの一年が素晴らしい年になりますようにお祈りいたします。

    ■副会長・財務委員長 長嶺 芳文(ながみねよしふみ)
     『鳴く猫は鼠を捕らぬ』口数の多い者は、とかく口先だけで実行が伴わない、というたとえです。鼠年は干支のスタートの年です。私も今年度から財務を仰せつかり、本会の台所事情が少し分かり始めたところです。ゼンシンの理事となって3期目となり、介護保険関連の業務から事務局長を経て財務委員長となったわけですが、財政を安定化することについては、今まで以上に責任の重さを感じています。会員の皆様には魅力ある組織(メリット)を示さなくてはならないと思っておりますが、財政面では会員減少によって収入の減少が止まらない状況が続いています。
     昨年来、受領委任制度の導入、鍼灸師の機能訓練指導員要件獲得など業界としては少しずつ前進しています。更に、前進する為には業団(ぎょうだん)としての力が必要です。だからこそ、組織力を強化しなければならないと常々思うところがあります。私自身初心を忘れずスタートの気持ちで「鳴く猫」にはならないよう今年も業界の為に、駒鼠のように動かなければと思います。

    ■副会長・保険委員長 往田 和章(おおたかずあき)
     昨年「あはき療養費」において、受領委任が開始されました。
     しかし残念ながら「あはき」における受領委任制度は、我々や患者様にとって真に利便性が高く、そして療養費を必要とされている方には十分に手当され、不適切なものに対して抑制されるべき制度とは程遠い形となってしまいました。健康保険組合の受領委任制度への参加率は20%以下となっており、当初全鍼師会(しかい)が危惧していた通りの状況となっております。
     多くの義務化された書類では、個人や視覚障害者の負担は計り知れないものとなりました。追い打ちをかけるように年末に政府は、後期高齢者の自己負担を2割へと引き上げる検討に入りました。厳しさを増す社会保障の中にあって、それでもなお保険は患者様にとって安価にあはき施術を受ける事ができる唯一無二な有用な手段です。それを守るために全鍼師会(ぜんしんしかい)はより成熟した考え方を持って社会に働きかけるよう努めてまいります。

    ■副会長・組織委員長 中野 義雄(なかのよしお)
     新年が皆様にとって良き年となりますよう祈念申し上げます。
     さて本年はオリンピック、パラリンピックの年、日本中が興奮の渦となることでしょう。自己の最高の技能を発揮する世紀の祭典、ペアやチームでの協調と協力の気高さ、美しさ、 私達もまたアスリートかも。技術を磨き、知識を蓄え、利他に徹し、自己の完成に向け日々努力を怠らない。医療は常に真剣、過誤があってはならない。常に自らを健全に整えるコンディショニングが大切。自己管理に対しても治療技術に対しても、また人間力についても金メダルを得られるよう頑張りましょう。

    ■業務執行理事・学術委員長 小川 眞悟(おがわしんご)
     昨年は、10月に東洋療法推進大会in神奈川において「令和元年未病治(みびょうち)宣言」のテーマのもと、特別講演の神奈川県立保健福祉大学・学長の中村 丁次(なかむらていじ)先生の「未病治(みびょうち)と栄養学・医食同源の実践が世界を救う」の演題でご講義いただきました。現代医療と東洋医学を融合し、自然治癒力を最大限高めることの重要性を学びました。分科会では臨床・研究発表を実施。会員の皆様より質の高い発表があり、毎年ステップアップしている実感もありました。また、マッサージ等将来研究会・生涯教育部会の部会長を拝命し昨年11月より、鍼灸師の認定機能訓練指導員の講習会も開催できました。昨年WHOの総会にてICD-11(国際疾病分類)に伝統医学が正式に認められたため、今年から全鍼師会(ぜんしんしかい)も東洋医学サミット会議の正式メンバーとして参加し、日本の鍼灸マッサージの普及に努めていきたいと思います。とりわけ、我々鍼灸マッサージ師は、未病から治療に至るまで対応できる、専門職の特色として一番適している免許といえます。
     この素晴らしい知識・技術をもっと多くの国民に活用してもらえるように、積極的にアピールし、鍼灸マッサージの受療率の向上に繋げていきたいと思います。
     鍼灸マッサージ師の所属団体の枠を超えて、一丸となって目標を達成していきましょう。

    ■業務執行理事・法制委員長 石川 英樹(いしかわひでき)
     今年は十二支の始まり子(ね)年です。
     十干十二支(じっかんじゅうにし)でいうと庚子(かのえね)です。
    陰陽五行論では金生水(きんじょうすい)で、この年は大きな変化が生まれる状態、新たな生命がきざし始める状態なので、全く新しいことにチャレンジするのに適した年らしいです。
     なんかワクワクしてきました。
     私に与えられた使命は法制委員長として主に対外的な交渉です。今までにない大きな一歩が踏み出せるように、今年も精一杯活動していきますので、皆様よろしくお願いいたしマウス。

    ■業務執行理事・視覚障害委員長 仲澤 進(なかざわすすむ)
     1974年、あはきの免許を取得した頃、大半が自費の施術でしたが2002年、鍼灸の期間・回数の制限が撤廃され、私も保険取り扱いを積極的に取り入れました。今では私の施術所収入の3分の1が保険です。視力障害という理由だけで保険取り扱いを断念されている方はいませんか?視覚障害者用レセプトソフト等も整備され、手の届く所に保険が近づいています。 今年は、視覚障害会員の、医療保険取り扱い大幅増に向けて、取り組んでいきたいと思います。

    ■業務執行理事・スポーツ災害対策委員長 仲嶋 隆史(なかじまたかし)
     2020年!健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。2020年ついに東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。全国から選抜されたはり師・マッサージ師が晴れて選手村という大舞台で活躍する年でもあります。災害につきましても昨年は2つの台風で甚大な被害をもたらしました。被災された方々に対し引き続きサポートをおこなってまいります。今年もよろしくお願いします。

    ■業務執行理事・介護委員長 狩野 裕治(かのうゆうじ)
     平素より介護委員会の活動に対しまして、ご支援ご協力を賜っておりますこと厚く御礼を申し上げます。昨年の東洋療法推進大会in神奈川での分科会では厚生労働省の担当官から地域包括ケアシステムにおける鍼灸マッサージ師の役割と題して今後の国としての政策等についてご講演していただきました。
     急速な少子高齢化により医療介護の制度は激変しております。鍼灸マッサージ師が地域から必要とされ、持てる知識と技術を社会に役に立てる為には、国の政策を見据え活動していくことが重要と考えます。2月に行われる地域健康つくり指導者講習会では、各都道府県鍼灸マッサージ師会で健康つくり教室等が開催出来るリーダー養成を目指し講習をしてまいります。地域のニーズに答えられる鍼灸マッサージ師会となれるように各都道府県師会の皆様の多数の参加をお待ちしております。
     結びに2020年度が皆様にとりまして素晴らしい年になることをご祈念申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

    ■理事・スポーツ災害対策委員会(スポーツ担当) 朝日山 一男(あさひやまかずお)
     選手の夢舞台である東京オリパラにて、世界初!はり・マッサージ施術がおこなわれます。世紀の瞬間を会員の皆様と共有できるよう全力でサポートしてまいります。国体・インターハイ・ねんりんピックにおいても、継続推進し、発展を目指します。また、被災者の方々への支援をより迅速に行えるようシステムの確立をしてまいります。よろしくお願いいたします。

    ■理事・介護委員 足立 忠(あだちただし)
     介護委員として、全国の鍼灸マッサージ師の業務が広がり皆様の治療院が繁栄されるように、諸先輩方のご指導、ご協力をいただきながら、認定訪問マッサージ講習会、地域健康つくり事業の推進に力を注ぎたく新年に心新たに誓います。 また、鍼灸マッサージ師にとって、本年が益々繁栄の一歩となりますように、笑顔で理事として本会の事業に協力いたしたく思います。本年もご指導の程、よろしくお願いいたします。

    ■理事・法制委員 工藤 司(くどうつかさ)
     昨年はおかげ様で理事として2期目を迎えることができました。
     広告ガイドラインは本年中に作成される予定ですが、その中で無資格者の広告に関してもガイドラインを作成します。無資格者にはできないこと(問診、触診などの診察行為等)を明確にしようと思います。また今年はタトゥー事件で医療関連性が何か、最高裁から示されると思います。
     医療関連性のある施術をおこなえるのは医師と我々国家資格者のみである事はハッキリさせていきたいと思います。

    ■理事・保険委員 常盤 和成(ときわかずしげ)
     受領委任制度がスタートして2年目を迎える。あはき師が真に地域医療の中で活躍するためには、医療連携が核となる。同意書をいただく医師を始め、他職種との連携により、顔の見えるつながりを持つことが、あはき師が地域医療の中で生き残れる道です。今年は、施術所の中から積極的に外へ出かけましょう!

    ■理事・広報IT委員 中川 紀寬(なかがわとしひろ)
     広報IT委員を担当させていただき3年目となります。情報発信とはどうあるべきなのかを考え、月刊東洋療法などを通じて当 業(ぎょうだん)団の最新情報、活動内容やイベント、コラムなど会員の皆様に役立つ情報の発信をさせていただきたいと思います。
     また、国民の皆様にも鍼灸マッサージの普及啓発、健康つくりに役立つ情報などより良い広報活動が出来るよう、公益団体として国民の健康、社会の発展に貢献できるようにいたします。

    ■理事・組織委員 西島 登貴子(にしじまときこ)
     組織委員会では、新たに『女性あはき師の職域拡大検討会』という委員会で女性あはき師に活躍していただけるように考えていくこととなりました。会員の皆様にもご協力いただき、多くの女性あはき師の皆様に活躍していただきたいと思います。 また、東洋療法推進大会や研修会等で多くの方々と語り合い共有できるようにしたい。これからも皆様と共に研鑽して参りたいと思います。

    ■理事・法制委員 森 孝太郎(もりこうたろう)
    毎日笑顔
     理事改選となった昨年。皆様のご支援の下(もと)、再選することができました。誠にありがとうございます。継続して法制委員の一員として国民の安心安全の確保と我々のより良い環境作りのために邁進したいと考えています。本年度は広告ガイドラインも整備されていくこととなり、若干ではありますが環境の変化が出てくると感じています。この変化をチャンスととらえ、その先の法整備に向けて皆様と一致団結していきたいと考えています。若輩者ですが皆様のご指導下、笑顔を絶やさず頑張りたいと思います。本年度もよろしくお願いします。

    ■理事・スポーツ災害対策委員(災害担当) 吉田 高行(よしだたかゆき)
     2018年の西日本豪雨から、これまでにも至る所で災害があり、被災者の方の心身へのダメージや生活が心配されます。今後、南海トラフ災害が懸念される中、私達鍼灸マッサージ師のできることを駆使して災害支援に役立たせていきましょう。


    2 第8回 認定訪問マッサージ師・第1回認定機能訓練指導員 講習会開催


     第8回認定訪問マッサージ師講習会(基礎講義)ならびに第1回認定機能訓練指導員講習会が11月23日・24日の二日間にわたり東京医療福祉専門学校(東京都八丁堀)で開催された。
     開催にあたり、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会 伊藤 久夫(いとうひさお)会長に挨拶を頂戴した。
    本講習会の主催は(公社)全日本鍼灸マッサージ師会をはじめとする関連7団体がまとまり運営するマッサージ等将来研究会であり、『利用者にのぞまれる訪問マッサージ師をめざそう』とのスローガンのもと、国家資格を有するマッサージ師が利用者らのニーズに対応できる資質の向上、共通のフォーマットによる報告書やマッサージによるエビデンスづくりを目指している。
     また、平成30年から機能訓練指導員の資格要件に鍼灸師も追加され、機能訓練指導員として活躍できるようになったことを受け、本年度より内容を一部変更し認定機能訓練指導員講習会を併設した。なお、この講習会は(公社)日本鍼灸師会(小川 卓良 おがわたかよし 会長)も協力団体となっている。
     基礎講義の内容は演題が7題あり、『初期評価・報告書・施術録の書き方』尾野 彰(おのあきら)氏(全日本鍼灸マッサージ師会 学術委員)、『介護保険制度における機能訓練指導員の役割』長嶺 芳文(ながみねよしふみ)氏(全日本鍼灸マッサージ師会 副会長 財務委員長)、『療養費の扱いと同意書』往田 和章(おおたかずあき)氏(全日本鍼灸マッサージ師会 副会長 保険委員長)、『高齢者の医療と倫理』三橋 由佳(みつはしゆか)氏(かわさき障害者福祉施設たじま 認定訪問看護師)、『高齢者の合併症とリスク管理』大越 教夫(おおこしのりお)氏(つくば国際大学 医療保健学部 教授)、『介護予防 体力測定法』長嶺 芳文(ながみねよしふみ)氏(全日本鍼灸マッサージ師会 副会長 財務委員長)、『高齢者の心理』稲富 正治(いなとみまさはる)氏(医療法人財団 石心会(せきしんかい) 川崎 幸クリニック)の計14単位であった。
     受講者からは、療養費の受領委任制度や報告書の書き方について必要な情報を入手することができ、訪問マッサージ師にとって有意義な講義で、いずれも臨床に即役立つもので大変参考になった、機能訓練指導員として働いているが制度についての解説はとても解りやすかったとの声を多数いただいた。
     初日の講習会終了後におこなわれた情報交換会では、全国から集まった方々が活発に意見を交わし、約2時間にわたって交流を深めた。
     2月1日・2日(同会場)にておこなわれる実技講習では、ベテラン講師陣による徒手筋力検査等の各種評価法の他、機能回復訓練の実技、高齢者の体力測定などが予定されている。
    (報告:学術委員 尾野 彰 おのあきら)


    3 生涯研修(公財)東洋療法研修試験財団理事長表彰者報告

    生涯研修実施要領に基づき、平成30年度(公財)東洋療法研修試験財団理事長表彰が贈られましたので、ご紹介いたします。 (学術委員会)

    (敬称略)
    ★第1回目表彰者 23名
    山口県師会     飯田 博司(いいだひろし) 木村 靜惠(きむらしずえ) 藤本 隆夫(ふじもとたかお)
    北海道師会     臼井 登(うすいのぼる) 柏倉 政勝(かしわくらまさかつ)
    岩手県師会     大澤 睦子(おおさわむつこ)清水 寬平(しみずひろなり)
    宮城県師会     菊田 登喜男(きくたときお)草刈 俊治(くさかりとしはる)
    神奈川県師会    谷口 修一(たにぐちしゅういち)村上 高士(むらかみこうし)
    岡山県師会     芦田 梨恵(あしだりえ)桂 華代子(かつらかよこ)
    青森県師会     里村 冠基(さとむらかんき)
    福島県師会     白井 美枝子(しらいえみこ)
    栃木県師会     鬼沢 晴美(おにざわはるみ)
    埼玉県師会     長澤 敏雄(ながさわとしお)
    静岡県師会     保坂 英紀(ほさかひでとし)
    京都府師会     吉田 直樹(よしだなおき)
    大阪府師会     内海 員歳(うつみかずとし)
    徳島県師会     吉川 結香(よしかわゆか)
    長崎県師会     東川 信一(ひがしかわしんいち)
    鹿児島県師会    前川 敬子(まえかわけいこ)

    ★第2回目表彰者 32名
    群馬県師会     飯塚 久次(いいづかひさつぐ)大下 冨士男(おおしたふじお)大隅 一彦(おおすみかずひこ)
                    小泉 勘治(こいずみかんじ)高野 朋子(たかのともこ)千明 和男(ちぎらかずお)
            山中 レイ子(やまなかれいこ)早川 文治郎(はやかわぶんじろう)
    大阪府師会    馬詰 一行(うまづめかずゆき)秦 章(はたあきら)古田 高征(ふるたたかゆき)
                             渡邉 敏明(わたなべとしあき)
    岩手県師会     伊藤 庸一(いとうよういち)佐々木 実(ささきみのる)袖林 広正法(そでばやしひろのり)
    静岡県師会     倉地 德成(くらちとくなり)長野 昌司(ながのまさし)吉川 栄(よしかわさかえ)
    富山県師会     内田 雄二(うちだゆうじ)田口 正明(たぐちまさあき)長野県師会    内藤 晴義(ないとうはるよし)
                    前野 由美子(まえのゆみこ)
    和歌山県師会    泥谷 匡広(ひじやただひろ)宮本 年起(みやもととしき)
    愛媛県師会     木下 洋一(きのしたよういち)三谷 武(みたにたけし)
    青森県師会     算用子 春一(さんようししゅんいち)
    福島県師会     菅野 徹(かんのとおる)
    茨城県師会     石川 雅之(いしかわまさゆき)
    神奈川県師会    熊澤 弘充(くまざわひろみつ)
    島根県師会     遠藤 武(えんどうたけし)
    徳島県師会     西 浩士(にしこうじ)

    ★第3回目表彰者 6名
    岩手県師会    古水 健吾(ふるみずけんご)
    山形県師会    鈴木 勝利(すずきかつとし)
    岐阜県師会    伊藤 孝男(いとうたかお)
    静岡県師会    市川 哲也(いちかわてつや)
    兵庫県師会    梅木 茂樹(うめきしげき)
    愛媛県師会    黒川 栄二(くろかわえいじ)

    ★第4回目表彰者 4名
    静岡県師会    青島 義治(あおしまよしはる)石井 しげ子(いししげこ)海野 てる(うんのてる)
    鳥取県師会    國岡 昭太郎(くにおかしょうたろう)


    4 NEWS あはき等法19条裁判 東京地裁で初判決

     平成28年、あん摩マッサージ指圧師(以下「あまし師」という。)養成校の新設申請を国が認めなかったのは「法人の職業選択の自由を制限し違憲だ」として、学校法人平成医療学園(大阪市)が、国に不認定処分の取り消しを求める訴訟を起こした。この裁判は、仙台、東京、大阪の各地裁においておこなわれていたが、東京地裁は令和 元年12月16日、「規制(※)には必要性がある」として合憲と判断し、平成医療学園の請求を棄却した。
     裁判長は、現在も視覚障害者の就業率は低くあまし師関係の仕事に就く人が多いことを踏まえ、「規制がなくなればあまし師が急激に増え視覚障害者の業務を圧迫する」と指摘した。法の規制は「国会の裁量の範囲内であり、著しく不合理だとは言えない」と述べた。
     今後、大阪地裁は令和 2年2月25日、仙台地裁は4月27日に判決予定となっている。
    (※)規制:あはき等法19条では、視覚障害者の生計が著しく困難にならないようにするため、「当分の間」健常者向けの養成施設を承認しないことができるとしている。


    5 介護の言葉(6)

     専門用語って「聞いたことはある」けれど、正確に説明しようとすると難しいものです。もう一度介護の用語を確認しなおして、多職種連携に役立てましょう。
    ◎アセスメント
     アセスメントは「事前評価・課題分析」という意味があり、1つのことを客観的に評価する際に使用します。物事を評価することで解決すべき課題(ニーズ)を把握し分析します。
     介護の現場では利用者に関する情報を収集・分析し、自立した日常生活を営むために解決すべき課題を把握することとしてアセスメントをおこないます。鍼灸マッサージ治療の中で例えるならば四診(ししん)により証(しょう)を立てるような感じでしょうか。利用者に関する情報として主なものは厚生労働省が指定する課題分析標準項目(23項目)があります。基本的な情報(生活状況や認定情報等)に加え健康状態、ADL・IADL、認知、コミュニケーション能力、社会との関わり、排尿排便、褥瘡・皮膚の問題、口腔衛生、食事摂取、問題行動、介護力、居住環境、特別な状況等があります。詳細については「厚生労働省 課題分析標準項目」で検索してみてください。

    ◎モニタリング
     モニタリングの意味は「監視」です。ケアプランにのっとり、ケアが予定通りに実施されているか確認することをいいます。提供されているサービスの質や量に問題がないか、利用者の状況に変化が生じプラン修正や新たなプランが必要な状態にないか継続してみてトラブルを予防する機能です。モニタリングする主な項目としてはサービス実施状況・満足度・達成度・ケアプランの評価等です。

    ◎ADL IADL
    ADL(Activities of Daily Living)
     「日常生活動作」と訳されます。日常生活を送るために必要な動作です。
     具体的な動作としては食事、排泄、入浴、整容、衣服の着脱、移動、起居動作などです。
    IADL (Instrumental Activities of Daily Living)
     「手段的日常生活動作」と訳されます。日常生活を送る上で必要な動作のうち、ADLより複雑で高次な動作です。具体的な動作としては買い物、洗濯、掃除等の家事全般、金銭管理、服薬管理、交通機関の利用、電話の応対などです。
     ADL・IADLの評価法としてはバーセルインデックス(BI)や老健式活動能力指標、DASC-21等があります。
    (介護委員長 狩野 裕治 かのうゆうじ)


    6 FOCUS 間違えやすい日本語

    ◎【失笑】は冷たい笑いではない
     「失笑」は、「笑いを失う」と書くので、「笑いも出ないくらいあきれる」といった意味で使われがちですが、本来は「笑いを抑えることができず吹き出す」という様子を言ったものです。
    正:おかしさをこらえることができず吹き出すこと。
    誤:冷たく笑う。

    ◎ 【小春日和(こはるびより)】は春じゃない
     「小春日和」は「小さい春」と書くので、春に近い時期だったり、春のような暖かい日をそう呼ぶのかなと思いがちですが、時期がちゃんと決まっています。それは11月から12月上旬にあたる時期です。晩秋から初冬にかけてあらわれる穏やかな暖かい晴天の時期のことを「小春日和」といいます。
    正:秋(11月)の春みたいな穏やかな気候。
    誤:春のような陽気な気候。

    ◎『他力本願』は他人まかせってことではなかった
     「自力」は自分の力なので、「他力」は他人の力と解釈して、「自分の力と言うより、他の人にまかせよう」という意味で使われることが多い、この言葉。本来の意味は、かなり深い意味となっています。「他力本願」のうち、「他力」とは他人の力をあてにすることではなく阿弥陀如来の力を現す言葉であり、「本願」とは人間の欲望を満たすような願いのことではなくあらゆる人々を仏に成らしめようとする願いのことである。これを読んでもピンと来ない人は多いと思いますが、この言葉はいろいろ調べましたが、本当に難しいです。あまりにも内容が深すぎてうまく伝えられるか自信がありませんが私の解釈をお伝えします。
     「他力」とは、他人の力ではなく、仏様の力のことを言います。「他力本願」とは、自分の力だけではなく、仏様の力によって人は生きており、その力によっていい方向にいくから身をまかせるということです。自分以外の何か大きな力が自分を支えているという考え方です。宗教的な考え方です。
     という難しい意味が広がるはずはなく、今では、「他人まかせ」という意味で認知されています。偉い政治家さんも本来の意味ではない「他人まかせ」という意味でこの言葉を使って、注意を受けたことがあります。
    (広報IT委員 中川 紀寛 なかがわとしひろ)


    7 医者いらず 健康長寿処方箋(72)

    健康科学研究所所長・大阪市立大学医学部名誉教授 井上 正康(いのうえまさやす)
    井上 正康(いのうえまさやす)先生は、癌や生活習慣病を「活性酸素」やエネルギー代謝の観点と、地球や生命の歴史という大きな視野で研究されている国際的研究者です。現在、多くの府県師会主催の公開講座で講演され大好評を博しています。ぜひ貴師会でも!!
    ご連絡はURLより。http://www.inouemasayasu.net

    「糖質制限と低炭水化物ダイエット」

     人類史の大半は飢餓、怪我、感染症、塩欠乏との厳しい戦いであり、この四重苦に強い抵抗力を獲得した遺伝子集団が幸運にも生き残って我々の祖先となった。有史前の野性時代にはこの抵抗力が極めて有利な生存能力であったが、恵まれた現代社会では時としてこれがハンディーとなりうる。先進国で肥満、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病が増加しているのもこの能力が一因と考えられている。一方、心配症遺伝子が多く蓄積された日本では、肥満やコレステロールを恐れ、猫も杓子もスリムな体型を求めてヒステリックにダイエットを繰り返している。その一つが“低炭水化物ダイエット”と呼ばれる代物であり、これをビジネスとして声高に宣伝する企業やメディアが後を絶たない。一方、多くの医師や栄養学の専門家達はこれに反対しており、巷では大きな混乱が続いている。この問題を解決するには、炭水化物に含まれる糖質と食物繊維の多様な機能を正確に理解する事が必要である。現代の日本では腸内フローラのバランス維持に必要な食物繊維が大きく不足しているので、これを十分に補いながら糖質の量を適宜コントロールする事が重要である。
     ヒトの基本的設計図が構築された太古の狩猟採集時代には食物繊維に富む難消化性食物や動物が主食であったと考えられている。牛などの反芻動物と異なり、ヒトでは口に入れた食物が強力な胃酸と蛋白分解酵素ペプシンを分泌する胃内に直接流入する。ここで食物と一緒に入ってくる病原体を殺菌すると同時に、蛋白質を変性させてペプチドに分解している。胃で部分消化されたペプチドは十二指腸に送られ、膵液の蛋白分解酵素トリプシンやキモトリプシンなどで更に小さく分解後にアミノ酸として体内に効率良く吸収される。肉は優れたエネルギー源である脂肪も含んでおり、十二指腸には胆汁酸と膵リパーゼも分泌されて脂肪を効率良く分解吸収している。一方、膵液はデンプンの分解酵素アミラーゼも多く含んでおり、少量ではあるが唾液にもこれが含まれている。食物を良く噛むと甘いグルコースが生じて脳の報酬系が刺激され、デンプンを含む食物への指向性と探索行動が強化される。
     糖は短期集中型のエネルギー源として有効であるが、長期間働き続けるには大量に蓄積できてエネルギー効率の良い脂肪が有利である。事実、短距離走では肝臓と筋肉のグリコーゲン分解によるエネルギー代謝が爆発的威力を発揮するが、マラソンなどの持久走では好気的脂肪代謝が主役を担っている。状況に応じて仕事量が激変する脳と筋肉がグルコースと脂肪を適宜利用する二刀流エネルギー代謝系を進化させたのはこの為である。一方、一瞬たりとも休めない心臓は長期間の飢餓時にも利用可能な脂肪由来のケトン体を主要なエネルギー源とする様に進化してきた。
     ヒトは揺りかごから墓場までの必要なエネルギーをリアルタイムで供給し続ける無意識的制御機構で生かされている。新陳代謝と細胞分裂が盛んな成長期の子供は五炭糖(ごたんとう)リン酸回路でグルコースから大量の核酸を合成しなければならない。甘味(かんみ)は即戦力的エネルギー情報であると同時に細胞分裂支援情報でもある。子供が甘いモノを欲しがるのはこの為である。ヒトは37兆個の細胞で構成されているが、その67%は核もミトコンドリアも無い赤血球であり、グルコースが唯一のエネルギー源である。大量の酸素を輸送し続ける赤血球とヘモグロビンを酸化ストレスから保護するにも五炭糖リン酸回路でNADPHを産生し続ける必要がある。これにより微量の抗酸化ビタミンがkgオーダーの抗酸化能を発揮する事が可能となる。筋蛋白質をアミノ酸に分解すれば多少のグルコースを産生できるが、それが長期化すると生命維持に必要な筋肉が失われて生存が脅かされる。舌に甘味(かんみ)受容体がある事は良く知られているが、胃、腸、骨、胸腺、膀胱、脳にもそれが発現しており、無意識下で様々な生存機能を制御している。糖の代わりに人工甘味料を与え続けると、腸内細菌叢が変化して耐糖能が低下し、糖尿病に罹りやすくなる。グルコース代謝が阻害される糖尿病では、脂肪が分解されてケトン体が脳と筋肉の主要なエネルギー源となる。ケトン体は糖尿病患者の血中で増加する事から古くより病態増悪因子として悪者扱いされてきた。実は胎児のエネルギー代謝も主にケトン体に依存しており、正常な妊婦で血中のケトン体が上昇するのはその為である。栄養学は糖代謝やケトン体の意義を善悪で単純化する思考の呪縛から解放される必要がある。
     農耕が始まると大量の澱粉が入手可能となり、エネルギー代謝革命により人口も激増した。しかし、数万年の農耕史も悠久のサピエンス全史と較べると一瞬に過ぎず、遺伝子レベルの進化は無いに等しく、現代人のエネルギー代謝特性は御先祖様と殆ど同じである。糖質のみならず食物繊維も腸内細菌の代謝系を介して我々の多様な生存機能を制御している。糖質制限と低炭水化物食は似て非なるモノであり、腸内フローラのバランス制御に必要な食物繊維を維持しながら、適度に糖質制限食を利用する事が生活習慣病の予防と治療に有効である。しかし、極端な糖質制限を長期間続けると心血管(しんけっかん)障害や癌のリスクが増大して死亡率も高くなる。何事も“過ぎたるは及ばざるが如し”であり、炭水化物の質と糖質代謝の時間軸を視野に入れた俯瞰的バランス感覚が大切である。


    8 Dr.タコの外来小咄(117)

    先日不覚にも熱を出して半日寝込みました。頭痛で眠れず、何も食べられず、不安な気持ちであれこれ心配して・・・それでも患者さんの立場や気持ちが良くわかるという意味では大事な体験ですよね。一人診療所なので私が休むわけにはいかず、今年も健康で元気に頑張ろうと心を新たにしたタコでした。

    ◎どっちが原因?
    「最近やせましたね、それに貧血になっていますよ、ちゃんと食べてますか?」
    「ええ、まあ」
    「好き嫌いとかはないですか」
    「ないつもりですけどなあ」
    お年寄りが急にやせたり貧血になると、医者としては大腸癌などを心配します
    「魚はまるごと食べるとか、お肉やレバーひじきとかですね、しっかり食べてね」
    「肉はあまり食べないようにしてるす」
    「えっ、何か理由でもあるんですか」
    「肉食べてると大腸癌になるって言うからさあ」
    「そうでしたか、やはり」
    「ニワトリが先かタマゴが先か」の命題と同じで、おそらく「両方同時!」ですな

    ◎病は気から
    「あさからふわふわしてて、さっき安定剤飲んだんですけど心配なので来ました」
    「いつも安定剤で落ち着くから、変な病気ではないと思いますよ」
    「そうでしょうか」
    「なぜ具合悪くなるか、原因の一つは‘思い出す’からです」
    「はっ?」
    「今はいいのに昔悪かったことをわざわざ思い出して心配になる、同じように悪くなるんじゃないかって」
    「そうなんですよ、きのう眼科でエライ待たされたら具合悪くなって、今日もそうなるかなって」
    「ほら、自分で証明してる」
    「はっ?」
    「かつて悪かったことを今持ち出して、牛みたいに反芻して気分を害しているでしょ」
    「じゃあどおしたら?」
    考えないのは無理でしょうから、結局今まで通りで

    ◎顔に書いてあります
    「なんだか急に糖尿病の数値、あがりましたよ!」
    「あちゃー」
    「食事、気をつけているんですよね?」
    「・・・もちろんです」
    「じゃあ、あえて誇大に言いますが、夜9時以降の食事はダメです。あと今時は栄養がいいから腹八分じゃなく腹六分、まして、腹一杯食べたあとに
    『デザートどれにしようかしら』ってなしですよ!」
    「どうしてそんなにリアルに分かるんですか?」

    ◎記憶時間半分の法則
    「胃カメラしばらくやってないから、そろそろやりましょうか?」
    「いえ2年前にやったばかりだからまだいいでしょう」
    「いやいや4年前ですよ、カルテ見ると」
    「えっ!まさか」
    「いえ、ウソは言いません」
    またべつの方
    「私は4年前に胃の手術をしましてね」
    「あのう、カルテによると8年前ですけど」
    てなことやりとりしてるうちに、私は気づきました。みなさん時間の記憶が短縮してます、「そんなに昔だったかしら」という経験は皆さんおありだと思いますが
    記憶時間は実際の半分に短縮することを発見しました

    +++++
    Dr.タコ 昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。


    9 認知症ミニ講座(44) ユマニチュード2

     高齢者、とりわけ認知症の人に有効だとされるケア方法「ユマニチュード」。
     「ケアをする人とは何か」「人とは何か」を問う哲学と、言語・非言語によるコミュニケーション技法に基づいた、立位補助、食事介助、清拭(せいしき)、入浴、更衣などの実践的な技術で構成されたフランス生まれのメソッドです。すでに10カ国の医療・介護施設で導入されており、その効果は、ときに劇的であることから“奇跡”“魔法”と称されることも。さまざまな困難に直面している高齢者ケアに光を与えるだけでなく、ケアする人のバーンアウト(意欲を失う)を防ぐなど、ケアを受
    ける人、おこなう人双方に“明らかな変化”をもたらすとして注目を集めています。

    ■ケアのレベル
    (1) 回復を目指す
     たとえば清拭(せいしき)の場合、少しでも立位保持が可能な方には立っていただいておこないます。こうすることで筋力の低下を防いだり、関節の可動域を大きくしたりできます。
    (2) 機能を保つ
     たとえば歩ける方なら、移動するときに車いすを使わずに歩いていただきます。もし途中で車いすが必要になるとしても、歩けるところまで歩くことで現在ある機能を維持します。
    (3) 最期まで寄り添う
     末期がんなどで健康の回復や機能の維持が難しい場合は、できるかぎり穏やかに過ごせるように寄り添います。しかし、たとえ緩和ケアであっても、ご本人の残っている力を奪わないようにすることが大切です。
    (広報IT委員 中川 紀寛 なかがわとしひろ)


    10 「第15回公益社団法人 日本鍼灸師会・全国大会in静岡」に参加して

     11月23日~24日、静岡県浜松市「ホテルコンコルド浜松」において、第15回公益社団法人 日本鍼灸師会・全国大会in静岡が開催された。全日本鍼灸マッサージ師会会長と広報連絡会の担当者が招待され、副会長の廣野 敏明(ひろのとしあき)氏と業務執行理事の石川 英樹(いしかわひでき)氏が参加した。開会式では、日本鍼灸師会会長の小川 卓良(おがわたかよし)氏が来賓と関係各位、大会スタッフに対する御礼を述べられ、全国大会は開業鍼灸師の団体として身分に関わる問題や経営、実技、コミュニケーション能力など様々なテーマを取り上げているので、大いに親交を深め情報を共有し、意思統一と団結を高めたいと挨拶された。
     【シンポジウム】では「鍼灸の可能性を探る・鍼灸の恩恵をすべての人に」、【一般講座】は「脳血管障害の後遺症に対する鍼灸」、「美容鍼」、「難治性顔面神経麻痺の鍼治療~医療連携に向けた取組み~」、「痛みの最新情報」、【県民公開講座】に「終わっていく命とどう向き合うか~多死社会に必要な心構え~」、「落語」、【特別講演】ではパラリンピック日本代表選手による「私の競技人生」、そのほか鍼灸実技講座や研究発表などが開講され、多くの会員らが熱心に耳を傾けた。
    (報告:広報IT委員長 廣野 敏明 ひろのとしあき)


    11 みんなの手で建てよう! 杉山 和一(すぎやまわいち)検校生誕410年記念像寄付金のお願い

    杉山 和一(すぎやまわいち)検校生誕410年記念像建立委員会
    委員長 倉塚 充夫(くらつかみちお)

     江島神社宮司の相原 圀彦(あいはらくにひこ)氏、公益財団法人 杉山検校遺徳顕彰会、一般社団法人 藤沢市鍼灸・マッサージ師会が発起人となり、「杉山 和一(すぎやまわいち)検校生誕410年記念像建立委員会」を設立いたしました。
     当委員会では、江島神社の境内への杉山 和一(すぎやまわいち)検校の生誕410年記念像の建立を企画し、令和2年5月10日の杉山祭までの完成に向け寄付金活動をおこなっている次第です。
     建立場所は神奈川県藤沢市の江島神社境内となります。記念像のモデルは江島杉山神社に御安置されている鍼と鍼管(しんかん)を持たれたお姿の木座像としました。記念像の高さは750㎜、台座900㎜で、全高は1650㎜となり、周囲の段差を整備し、誰でも手で触れられるようにする計画です。
     管鍼術(かんしんじゅつ)の発想の地であり、また、杉山検校の眠る縁の深い江島神社内に記念像を建立し、検校の先見性のある偉大な功績を多くの人々に伝え、永く歴史に留めていきたいと考えています。記念像建立のため、皆様には当委員会の活動にご理解いただき、お力添えをいただけますと幸いに存じます。

    ― 杉山 和一(すぎやまわいち)検校生誕410年記念像寄付金活動の概要 ―

    ◯寄付金目標金額:1,000万円
    ◯寄付金活動の期間:令和 元年10月4日から令和2年4月30日まで
    ◯寄付金金額:法人 1口1万円(何口でも結構です)
    個人 1口の金額は特に定めていません
    ◯ご寄付の方法
    (1)寄付金申込書に記入。
    (2)必要事項を記入した申込書を下記の事務局宛てに、郵送かFAXかE-mailで送る。
    (3)銀行振込にてご入金をお願いします。
    ◯寄付金申込書の入手方法
    1.藤沢市鍼灸・マッサージ師会のホームページからダウンロードして入手。
    (URL:http://fujisawa89makai.com/
    2.杉山 和一(すぎやまわいち)検校生誕410年記念像建立委員会事務局(下記)へ連絡して入手。
    ◯寄付金申込書送付先及び連絡先:
    ・〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢111
    (一社)藤沢市鍼灸・マッサージ師会
    杉山 和一(すぎやまわいち)検校生誕410年記念像建立委員会事務局
    実行委員長 倉塚 充夫(くらつかみちお) 宛
    ・TEL / FAX 0466-28-8981 (平日の月(げつ)から金(きん)10時~15時)
    ・E-mail: fujishin@adagio.ocn.ne.jp
    記念像建立の詳しい情報や進捗状況は、随時更新していきますので、「藤沢市鍼灸・マッサージ師会」のホームページをご確認下さい。


    12 名刺交換会

    謹んで新春のお慶びを申し上げます
    皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします
    2020年 元旦

    (公社)北海道鍼灸柔整(じゅうせい)マッサージ師会
    会長 水上 弘祥(みずかみひろよし)
    〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西1丁目10
    ピア2・1 702号
    TEL 011-222-4189/FAX 011-222-5589
    hhkm@gaea.ocn.ne.jp

    (一社)青森県鍼灸マッサージ師会
    会長 笹川 隆人(ささかわたかと)
    〒031-0804 青森県八戸市青葉3-2-16
    TEL 0178-22-0701
    hari-hari@mve.biglobe.ne.jp

    全鍼師会 視覚障害委員会委員
    (一社)岩手県鍼灸マッサージ師会
    会長 佐々木 実(ささきみのる)
    〒028-7401 岩手県八幡平市西根寺田13-108
    TEL/FAX 0195-77-2057  
    ms2001@aioros.ocn.ne.jp

    (一社)宮城県鍼灸マッサージ師会
    会長 笹沼 政實(ささぬままさみ)
    〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡字岳山7-37
    TEL/FAX 022-344-7747
    m-sinkyuu-massage@silk.plala.or.jp

    (一社)秋田県鍼灸マッサージ師会
    会長 高橋 和彦(たかはしかずひこ)
    〒014-0048 秋田県大仙市大曲上大町4-27
    TEL 0187-62-1287/FAX0187-62-5216
    kzhktkhs@h9.dion.ne.jp

    (一社)山形県鍼灸マッサージ師会
    会長 白田 栄二(しらたえいじ)
    〒994-0013 山形県天童市老野森3-10-8
    白田はり灸院
    TEL/FAX 023-654-7007
    s-hari@ic-net.or.jp

    (公社)福島県鍼灸あん摩マッサージ指圧師会
    代表理事・会長 平栗 辰也(ひらぐりたつや)
    〒960-8033 福島県福島市万世町2-13
    TEL/FAX 024-535-9093
    fukushima.hkm@touhoku.me

    (公社)茨城県鍼灸マッサージ師会
    会長 伊藤 徳也(いとうのりや)
    〒310-0851 茨城県水戸市千波町(せんばちょう)1918
    県総合福祉会館5階
    TEL/FAX 029-244-4343
    ibasikai@dream.ocn.ne.jp

    (一社)栃木県鍼灸マッサージ師会
    会長 増田 薫(ますだかおる)
    〒321-1444 栃木県日光市清滝2-3-9
    TEL 0288-53-3303/FAX 0288-53-3306
    yoosuke@maple.ocn.ne.jp

    全鍼師会 理事・介護委員会委員長
    (公社)群馬県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 狩野 裕治(かのうゆうじ)
    〒371-0843 群馬県前橋市新前橋町13-12
         群馬県社会福祉総合センター4階
    TEL 027-255-6803/FAX 027-255-6804

    全鍼師会 学術委員会委員
    (公社)埼玉県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 尾野 彰(おのあきら)
    〒360-0012 埼玉県熊谷市上之1777-4
    TEL 048-525-3222/FAX 048-525-3231
    info@saitama-sams.or.jp

    全鍼師会 理事・法制委員会委員長
    (公社)千葉県鍼灸マッサージ師会
    会長 石川 英樹(いしかわひでき)
    〒260-0021 千葉県四街道市四街道1-3-13
    山一ビル202
    TEL 043-301-3489/FAX 043-301-3499
    info@harikyumassage.jp

    (公社)東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会
    会長 黒澤 淳(くろさわじゅん)
    〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町37-4
    TEL 03-3252-8811/FAX 03-3252-8813

    (一社)東京都東洋医学療法鍼灸マッサージ師会
    会長 森井 貴司(もりいたかし)
    〒150-0011 東京都渋谷区東3-26-3-1002
    恵比寿治療院内
    TEL/FAX 03-3409-9669

    (一社)神奈川県鍼灸マッサージ師会
    会長 伊勢山 竹雄(いせやまたけお)
    〒231-0065 神奈川県横浜市中区宮川町2-55
    ルリエ横浜宮川町304
    TEL 045-242-7790/FAX 045-242-7791

    (一社)新潟県鍼灸マッサージ師会
    理事長 椛澤 知弘(がわさわともひろ)
    〒950-0908 新潟県新潟市中央区幸西1-3-5
    鍼灸マッサージ会館
    TEL 025-244-6666/FAX 025-250-5909
    niigata-kenshikai@k5.dion.ne.jp

    (一社)山梨県はり師きゅう師マッサージ師会
    会長 澤登 拓(さわのぼりたく)
    〒407-0044 山梨県韮崎市旭町上條北割2257
    TEL/FAX 0551-22-3584
    fureai.sawanobori@gmail.com

    (公社)富山県鍼灸マッサージ師会
    会長 宮西 和男(みやにしかずお)
    〒930-0009 富山県富山市神通町1-2-6
                       鍼灸マッサージ師会館
    TEL 076-441-8986/FAX 076-441-7878
    shinkyu@bd.wakwak.com

    全鍼師会 理事・保険委員会保険担当委員
    (公社)石川県鍼灸マッサージ師会
    会長 常盤 和成(ときわかずしげ)
    〒921-8105 石川県金沢市平和町1-3-1
                    石川県平和町庁舎B館3階
    TEL/FAX 076-259-6628
    info@ishikawa-shinkyu.or.jp

    (一社)福井県鍼灸マッサージ師会
    会長 吉中 善弘(よしなかよしひろ)
    〒918-8011 福井県福井市月見1-12-19
    TEL 0776-37-4189/FAX 0776-35-8410
    yoshi12190@post.email.ne.jp

    (一社)長野県はり灸マッサージ師会
    理事長 臼井 武文(うすいたけふみ)
    〒390-0802 長野県松本市旭2-11-38
               長野県はり灸マッサージ会館
    TEL 0263-33-1660/FAX 0263-33-7566
    n-ahaki@nifty.com

    (公社)岐阜県鍼灸マッサージ師会
    会長 山田 敏雄(やまだとしお)
    〒500-8042 岐阜県岐阜市末広町78-5 鍼灸マッサージ会館
    TEL 058-269-4045/FAX 058-269-4046
    qq487kk9k@adagio.ocn.ne.jp
    http://gifukensikai.hp4u.jp/

    (公社)静岡県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 齋藤 恭二郎(さいとうきょうじろう)
    〒421-0523 静岡県牧之原市波津1667-1
    TEL 0548-52-6626/FAX 0548-52-1969
    motojiro@po2.across.or.jp

    全鍼師会理事・介護委員会委員
    (一社)愛知県鍼灸マッサージ師会
    会長 足立 忠(あだちただし)
    〒454-0014 愛知県名古屋市中川区柳川町4-24
    TEL 052-683-8921/FAX 052-683-8924
    aamm-info@fmly.japan-net.ne.jp
    URL http://www.japan-net.ne.jp/~aamm/

    (一社)三重県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 島谷 宏(しまたにひろし)
    〒514-0004 三重県津市栄町2丁目325
      三重県鍼灸会館内
    TEL/FAX 059-246-7427
    sanryu@opal.plala.or.jp

    (一社)滋賀県鍼灸マッサージ師会
    会長 岳 東弘(おかはるみつ)
    〒520-0814 滋賀県大津市本丸町6-28
                            鍼灸マッサージ会館
    TEL 077-526-4199/FAX 077-523-4132

    (公社)京都府鍼灸マッサージ師会
    会長 朝田 聖二(あさだせいじ)
    〒602-8155 京都府京都市上京区千本通り
               二条下る東入主税町1031-3
                   京都府鍼灸マッサージ師会会館
    TEL 075-803-6078/FAX 075-821-2390
    office@ksmk.jp

    全鍼師会 副会長 総務委員長・広報IT委員長
    (公社)大阪府鍼灸マッサージ師会
    会長 廣野 敏明(ひろのとしあき)
    〒545-0011 大阪府大阪市阿倍野区昭和町2-10-5
    TEL 06-6624-3331/FAX 06-6624-5141
    info@osmk.osaka.jp

    (公社)兵庫県鍼灸マッサージ師会
    会長 梅木 茂樹(うめきしげき)
    〒673-0018 兵庫県明石市西明石北町3-8-15
    TEL 078-926-0801/FAX 078-926-0802
    info@mam-hyogo.or.jp
    URL  https://mam-hyogo.or.jp/

    (一社)奈良県鍼灸マッサージ師会
    会長 喜多嶋 毅(きたじまつよし)
    〒630-8344 奈良県奈良市東城戸町46
                          なら漢方ハイツ1階
    TEL/FAX 0742-26-7829

    (一社)和歌山県鍼灸マッサージ師会
    会長 宮本 年起(みやもととしき)
    〒640-8341 和歌山県和歌山市黒田97-14
    TEL 073-475-7771/FAX 073-474-2241
    info@washinshi.com

    (一社)全和歌山県鍼灸マッサージ師会
    会長 能澤 義和(のざわよしかず)
    〒640-8323 和歌山県和歌山市太田49-1 小川コーポ1階
    TEL 073-488-4577/FAX 073-488-4578
    URL http://zenwaka.sakura.ne.jp/index.html

    (公社)鳥取県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 山根 和由(やまねかずよし)
    〒680-0031 鳥取県鳥取市本町3-201
    鳥取産業会館・鳥取商工会議所ビル
    TEL 0857-22-7598/FAX 0857-30-0115
    tosikima@orange.ocn.ne.jp

    (一社)島根県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 持田 栄一(もちだえいいち)
    〒699-1101 島根県雲南市加茂町大西264-1
    TEL/FAX 0854-49-7082
    ymgtmmy@gj8.so-net.ne.jp


    (公社)岡山県鍼灸師会
    副会長・全鍼師会代議員 松浦 浩市(まつうらこういち)
    〒700-0901 岡山県岡山市北区本町5-20
    高島屋東館3F
    TEL/FAX 086-224-2721

    (一社)広島県鍼灸マッサージ師会
    会長 山田 健三(やまだけんそう)
    〒735-0007 広島県安芸郡府中町石井城1-5-29
    TEL/FAX 082-284-7424
    kensou@h-elink.jp

    (公社)山口県鍼灸マッサージ師会
    会長 林 和俊(はやしかずとし)
    〒742-0417 山口県岩国市周東町下久原439-5
    TEL/FAX 0827-84-3509
    k-hayashi0103@hb.tp1.jp

    全鍼師会 副会長・組織委員会委員長
    (公社)徳島県鍼灸マッサージ師会
    会長 中野 義雄(なかのよしお)
    〒770-0831 徳島県徳島市寺島本町西1-60-5
    TEL/FAX 088-625-2412
    nakano@juno.ocn.ne.jp

    (一社)香川県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 山本 英介(やまもとえいすけ)
    〒761-0701 香川県木田郡三木町池戸2851-5
            柴田鍼灸治療院内
    TEL/FAX 087-813-8789

    (公社)愛媛県鍼灸マッサージ師会
    会長 浦川 武之(うらかわたけし)
    〒791-8032 愛媛県松山市南斎院町951-11
    TEL/FAX 089-974-1219
    ehimekenshikai@e-ahaki.com

    (一社)高知県鍼灸マッサージ師会
    会長 林 道夫(はやしみちお)
    〒781-5621 高知県香南市夜須町手結298-66
    TEL 0887-54-0225
    hayashi-genki@cg8.so-net.ne.jp

    (公社)福岡県鍼灸マッサージ師会
    会長 古賀 慶之助(こがけいのすけ)
    〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前4ー5-12
    TEL 092.461-2745/FAX 092-461-2746

    (一社)長崎県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 下釜 光弘(しもがまみつひろ)
    〒852-8021 長崎県長崎市城山町2-3
    TEL/FAX 095-862-2263

    (一社)熊本県鍼灸マッサージ師会
    会長 髙橋 武良(たかはしたけよし)
    〒860-0844 熊本県熊本市中央区水道町14-21  
    TEL 096-356-7609/FAX 096-356-0901
    harikuma@izu.bbiq.jp

    (一社)宮崎県鍼灸マッサージ師会
    会長 河野 哲史(かわのさとし)
    〒880-0013 宮崎県宮崎市松橋1-7-7-203
    TEL 0985-27-4681/FAX 0985-22-7691
    mamma@camel.plala.or.jp

    (公社)鹿児島県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 松元 健一(まつもとけんいち)
    〒890-0015 鹿児島県鹿児島市草牟田町8-4
    鹿児島県鍼灸マッサージ師会館
    TEL 099-224-9445 FAX 099-800-5573
    kensinkaikan@tuc.bbiq.jp

    (一社)沖縄県はり・きゅう・マッサージ師会
    会長 金城 ゆかり(きんじょうゆかり)
    〒903-0124 沖縄県中頭郡西原町字呉屋114-2
    TEL 098-945-8941/FAX 098-943-8838
    info@okinawa-ahaki.or.jp

    全鍼師会 監事
    今村 茂(いまむらしげる)
    〒890-0032 鹿児島県鹿児島市西陵2-30-3
    TEL/FAX 099-282-8867
    adb104477@lib.bbiq.jp

    全鍼師会 監事
    堀 昌弘(ほりまさひろ)
    〒640-8303 和歌山県和歌山市鳴神401-2
    TEL 073-474-2121/FAX 073-474-6363
    hori.14-2121@docomo.ne.jp

    全鍼師会 員外監事
    君嶋 眞理子(きみしままりこ)
    〒244-0805 神奈川県横浜市戸塚区川上町84-1
    湘南医療福祉専門学校
    TEL 045-820-1329(代表)/FAX 045-820-1357
    info@smw.ac.jp


    全鍼師会 顧問
    杉田 久雄(すぎたひさお)
    〒236-0038 神奈川県横浜市金沢区六浦南1-37-14
    TEL 045-701-6646  FAX 045-788-2799
    sugita@xk9.so-net.ne.jp


    全鍼師会 相談役
    髙田 外司(たかたそとし)
    〒920-0347 石川県金沢市松村町ヌ17-2
    TEL/FAX 076-268-7171
    s-takata@ivy.ocn.ne.jp

    ******


    あけましておめでとうございます
    今年も変わらぬご愛顧の程お願い申し上げます
    2020 年 元旦
    日本鍼灸マッサージ協同組合
    ●年金基金
    謹賀新年
    税金がお得! 基本は終身年金!
    掛金は全額所得控除
    だから一生涯 お受け取り
    全国国民年金基金
    国民年金保険料を納付されている方はご加入いただけます。
    フリーダイヤル0120-65-4192

    ●専門学校
    謹賀新年
    学校法人呉竹学園
    理事長 坂本 歩(さかもと あゆみ)
    東京医療専門学校
    〒160-0008 東京都新宿区四谷三栄町16番12号 TEL:03-3341-4043
    (東京都新宿区三栄町3番地より住居表示変更)
    呉竹鍼灸柔整専門学校
    〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-7-24 TEL:045-471-3731
    呉竹医療専門学校
    〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-185-1 TEL048-658-0001
    https://www.kuretake.ac.jp/
    鍼灸マッサージ科・鍼灸科・柔道整復科・鍼灸マッサージ教員養成科

    ●大学・専門学校
    謹賀新年
    学校法人 花田学園
    理事長 櫻井 康司(さくらい こうじ)
    東京有明医療大学
    保健医療学部(鍼灸学科/柔道整復学科)
    看護学部(看護学科)
    大学院(博士課程)保健医療学研究科
    (修士課程)看護学研究科
    〒135-0063 東京都江東区有明2-9-1
    TEL03-6703-7000
    https://www.tau.ac.jp
    日本鍼灸理療専門学校
    本科(鍼灸あん摩マッサージ指圧科)
    専科(鍼灸科)
    日本柔道整復専門学校
    柔道整復科
    〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1
    TEL 03-3461-4787
    https://www.hanada.ac.jp/

    ●専門学校
    謹賀新年
    学校法人 東海医療学園
    東海医療学園専門学校
    理事長・校長 杉山 誠一(すぎやま せいいち)
    〒413-0006 静岡県熱海市桃山町20-7
    TEL0557-82-0459 FAX0557-82-2775
    http://www.tokaicom.ac.jp

    ●保険
    三井住友海上火災保険株式会社
    新年おめでとうございます
    110番補償制度(鍼灸師賠償責任保険)
    団体所得補償保険・団体総合生活補償保険
    担当:広域法人部 営業第一課
    〒101-8011
    東京都千代田区神田駿河台3-11-1
    TEL 03-3259-6692 FAX 03-3259-7218
    http://www.ms-ins.com

    ●保険
    謹賀新年
    メットライフ生命保険株式会社
    EBマーケット開発部
    〒130-0012 東京都墨田区太平4-1-3
    オリナスタワー28階
    TEL:03-6775-5620 FAX:03-3623-5729

    ●保険代理店
    謹賀新年
    110番補償制度・団体総合生活補償保険制度
    取扱代理店
    MSK保険センター株式会社
    担当:本店営業第2部
    〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2
    御茶ノ水杏雲ビル6F
    TEL.03-3259-7901 FAX.03-3259-7917

    ●保険代理店
    迎春
    山王商事株式会社
    〒160-0011 東京都新宿区若葉3-8-3-703
    TEL03-5366-1204 FAX03-5366-1205

    ●鍼(はり)
    健康に、はり。
    謹賀新年
    SEIRIN
    フリーダイヤル:0120-100890
    〈HP〉http://www.seirin.jp

    ●東洋医学はり・もぐさ・物療機械の総合卸
    謹賀新年
    株式会社 カナケン
    本社横浜・大阪・新潟・福島・仙台
    〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-17-39
    TEL:045-901-5471 FAX:045-902-9262
    オンラインショップ http://e-kenkou.jp

    ●白衣・患者衣(かんじゃい)
    賀正
    マーク入り白衣・患者衣(かんじゃい)・各種制服製造卸
    株式会社 ユア・ユニフォーム
    〒541-0051 大阪市中央区備後町2-4-10
    第一住建越後町ビル 2階
    TEL 06-6222-6636 FAX 06-6222-6776

    ●治療院用ベッド等
    謹賀新年
    喜ばれる商品づくりと喜び合える会社づくり
    株式会社 高田ベッド製作所
    本社/大阪府泉南市りんくう南浜2番地27
    TEL.072-484-8800 FAX.072-484-8806
    フリーコール0120-62-2382 http://www.takada-bed.co.jp

    ●看板・ネオンサイン
    謹賀新年
    看板・広告・ディスプレイ・ネオンサイン・プラスチック電飾
    (でんしょく)シート切文字・グラフィック出力サイン・金属
    銘板 各種展示会・装飾テント― 設計・施工
    アドネット株式会社
    代表取締役 大野 正人(おおの まさと)
    〒641-0055 和歌山県和歌山市和歌川町5-3
    Tel.073-448-3303 Fax.073-448-3301
    E-mail adnet@leto.eonet.ne.jp

    ●タオル・日本手拭
    謹賀新年
    名入れタオル・日本手拭
    各種贈答品・宣伝用粗品
    石垣商事株式会社
    GIFTワカヤマ
    〒640-8334 和歌山市茶屋町18番地
    TEL(073)436-1201 FAX(073)426-3166
    ホームページ http://www.isigaki.co.jp
    E-mail  isigaki@isigaki.co.jp

    ●うちわ・カレンダー
    謹賀新年
    患者さんとの素敵なコミュニケーションづくりにお役立て下さい
    鍼灸カレンダーのご用命は・・・
    うちわ・カレンダー企画・製造販売
    株式会社 ヤマダ
    〒763-0062 香川県丸亀市蓬莱町55番地の6
    TEL 0877-22-9121~3 FAX 0877ー22-9129
    HP http://www.uchiwa-yamada.jp/

    ●健康食品
    謹賀新年
    大高酵素株式会社
    本社
    〒047-0193 北海道小樽市桜1-22-10
    TEL0134-54-7311 FAX0134-52-2610
    大阪支店
    〒577-0012 大阪府東大阪市長田東4-2-46
    TEL06-6747-2261 FAX06-6747-2301
    http://www.ohtakakohso.co.jp
    【伊達・仙台・東京・富山・名古屋・広島・福岡】

    ●梅干商品
    迎春
    産地直送
    紀州特産梅ぼし ハチミツ入り福豊梅
    株式会社 かわしま
    代表取締役 川嶋 秀樹(かわしまひでき)
    〒640-8043 和歌山市福町23-2
    TEL 073-423-2318(代) FAX 073-433-2011
    http://www.fukuhoubai.com

    ●漢方茶専門店
    謹賀新年
    美味しい健康茶で体の内側(うちがわ)から健康に
    KANPO SALON
    白金癒えん SHIROKANE YUEN
    〒108-0071 東京都港区白金台1-1-16 1階
    TEL.03-5422-9425
    http://www.shirokane-yuen.com/
    “しろかねゆえん”で検索してみてください。

    ●医学書
    謹賀新年
    株式会社 医道の日本社
    http://www.idononippon.com
    本社
    〒237-0068 神奈川県横須賀市追浜本町1-105
    TEL 046-865-2161 FAX046-865-2707
    東京支社
    〒140-0014 東京都品川区大井1-23-1 カクタビル8F
    編集部 TEL03-5718-3011 FAX03-3772-3200
    出版営業・広告 TEL 03-5461-3012 FAX 03-5718-3013


    13 日本鍼灸マッサージ協同組合 第6回研修会開催

     11月18日、令和 元年度 日本鍼灸マッサージ協同組合第6回研修会が、丸正総本店ビル6階の会議室(東京都新宿区四谷三丁目)において開催され、全国から多数の会員が参加した。
     研修会は組合理事の髙野 広行(たかのひろゆき)氏の司会のもと、組合専務理事の伊藤 久夫(いとうひさお)氏の挨拶で開会した。
     まず、組合理事長の堀 昌弘(ほりまさひろ)氏から、医療過誤についての講演があった。組合・相談室にて実際に受付をした事故の件数、事故形態などの説明とともに、医療過誤に備える賠償保険への加入の必要性を訴えられた。さらに、組合で取り扱っている生命保険が紹介され、一般の生命保険より格安であることから、強く加入の呼びかけがなされた。
    続いて、全日本鍼灸マッサージ師会の副会長で保険委員長の往田 和章(おおたかずあき)氏から、療養費の取扱いについて、各種データをもとに説明があった。
     平成31年1月より療養費の受領委任払いが開始していることから、特に質疑応答に時間を多く割き、参加者から出された具体的な事例について詳細に説明がなされた。
    最後に、組合副理事長の杉田 久雄(すぎたひさお)氏が参加者へのお礼を述べ、引続き協同組合を支援いただくようお願いし閉会した。
    (報告:協同組合 相談室長 川畑 公司 かわはたこうじ)



    14 インフォメーション 研修会・イベント開催予定

    各地での研修会・イベント情報をお知らせいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。
    詳細・申込については各師会事務所へお問い合わせ下さい。(変更等がある場合もありますので事前にご確認下さい)
    なお、全鍼師会HP:トップページ内「全鍼ニュース」もご参照下さい。

    月日、師会名(しかいめい)、時間、場所、内容、一般参加、参加費、生涯研修単位 の順番で掲載します。

    1月5日、大阪、10時から15時40分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、会員外1,000円、6単位
    1月12日、神奈川、10時から17時、川崎市立高津中学校・ホテルKSP、オリンピアによる走り方教室とスポーツ講習会、はりマッサージ実技体験学習、オリンピアによるアドバイス―競技力向上の為のコンディショニング―等、可、神奈川県師会会員1,000円 他県師会5,000円、6単位
    1月17日、兵庫、9時30分から11時30分、イーグレ姫路、経絡テスト、経絡ストレッチ、可、無料、2単位
    1月19日、福島、13時から17時30分、飯坂温泉 ホテル聚楽、地域健康つくり指導者研修会、不可、無料、6単位
    1月19日、群馬、10時30分から16時、群馬県社会福祉総合センター、ベッドサイドでの運動療法、可、3,000円 学生無料、4単位
    1月19日、埼玉、13時から17時30分、浦和コミュニティセンター、保険講習会、実例に学ぶ鍼灸マッサージ事故の傾向と対策、可、4,000円、6単位
    1月19日、石川、13時30分から15時、石川県社会福祉会館、脳血管疾患について~医療従事者として知っておくべきこと、不可、無料、2単位
    1月19日、大阪、12時30分から15時40分、大阪府鍼灸マッサージ会館、筋・筋膜性疼痛症候群に対するアプローチ、経絡を語る「ファッシア」、可、1,000円(資料代含む)、4単位
    1月19日、徳島、10時から16時15分、内町公民館、スポーツ傷害と鍼灸マッサージ、可、会員2,000円 会員外4,000円 学生1,000円、7単位
    1月25日、千葉、9時から15時、柏の葉陸上競技場内、柏駅伝フィールドワーク、可、無料、5単位
    1月26日、長野、10時から12時15分、松本盲学校、高齢者の体力を評価する検査法、可、無料、3単位
    1月26日、鳥取、10時から15時、伯耆しあわせの郷、会員による発表・報告、可、会員500円 会員外有資格者1,000円 一般・学生無料、5単位
    1月26日、愛媛、10時から15時、松山市総合福祉センター、スポーツ鍼灸セラピーえひめ研修会、可、会員1,500円 会員外有資格者3,000円 学生1,000円、5単位
    1月26日、長崎、10時から16時、松藤プラザ えきまえいきいきひろば、保険取扱い講習会、可、会員・会員外2,000円 学生1,000円、6単位
    2月2日、茨城、10時から16時、水戸市福祉ボランティア会館、頭痛の治療、脊柱管狭窄症について、可、会員2,000円 会員外5,000円 学生1,000円 付添500円、6単位
    2月2日、栃木、10時から15時、宇都宮市文化会館、未定、可、無料、6単位
    2月2日、石川、10時30分から12時30分、石川県立盲学校、加賀・三策塾、可、無料、2単位
    2月2日、大阪、10時から15時40分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、会員外1,000円、6単位
    2月9日、岩手、10時から15時、アイーナ、臨床における経絡治療の独自性と可能性―座学と実技―、可、1,500円、5単位
    2月9日、群馬、10時30分から16時、群馬県社会福祉総合センター、糖尿病の予防のための食生活、介護予防に対する鍼灸マッサージ師としてのアプローチ、可、3,000円 学生 無料、6単位
    2月9日、岐阜、10時から13時、岐阜県鍼灸マッサージ会館、認知症の診断と治療、鍼灸の為になる話、可、無料、4単位
    2月9日、広島、11時から16時、東区区民文化センター、スポーツ鍼灸マッサージ、可、広島市師会会員1,000円 会員外4,500円 学生2,500円、5単位
    2月9日、愛媛、7時から16時、松山市市民会館西駐車場、第58回愛媛マラソンケアボランティア、可 条件あり、無料、5単位
    2月11日、兵庫、10時から16時、あかし市民広場、介護予防のための筋力強化エクササイズ&ストレッチ、可、無料、4単位
    2月16日、宮城、13時30分から16時、仙台市福祉プラザ、長針を用いる腰痛治療 実技中心、可、会員2,000円 会員外4,000円 学生 1,000円、4単位

    ※研修単位は会員のみ


    15 協同組合ニュース

    明けましておめでとうございます

     本年も協同組合の各種事業を宜しくお願いいたします。
     さて110番補償制度は、医療過誤等の賠償事故に対応する保険です。従って、先生ご本人がお怪我やご病気になっても、110番では対応できません。そのために、以下の3つの保険をご用意しております。病気での入院、怪我での入通院をはじめ、手術保険金等手厚い補償には「団体総合生活補償保険」。病気や怪我による休業補償には「団体所得補償プラン」。そして生命保険は「新保障制度」。どの保険も団体割引により、家計にやさしい掛金となっています。
     今年も1年、皆様が無病息災で元気にお過ごしになれるようお祈りしますが、万一の備えとして、協同組合の各種保険を是非ご検討下さい。
     ご希望の方には詳しいパンフレットをお送りしますので、協同組合までご連絡願います。
    お問合せは、電話03-3358-6363、メール jamm@jamm.or.jp


    16 編集後記

     誰しも自分は正しい、間違っていないと思っていると思います。日常会話や議論の場で相手の人と何か食い違う時、「もしかしたら自分の考えが少し間違っているかもしれない」と考えたら相手の話にも耳を傾けることが出来ます。でも、なかなか自分が間違っているとは考えたくありませんよね。そんな時は、自分の考えが「間違っている」のではなく、意識しているポイントが違っているだけかも知れません。言い方も含めて、考え方や考える側面、または根拠となる材料が違っているのかも知れないと考えるようにすればどうでしょうか。相手にも自分にも、良いところと悪いところがあります。人格まで全てを否定は出来ませんよね。広い地球上で出会った、数少ない貴重な人物です。そんな風に考えることが、「謙虚さ」なのかも知れ
    ません。という私もまだまだですので出来ていなかったら指摘して下さいね。今年もどうぞよろしくお願いします。
    (広報IT委員長:廣野 敏明 ひろのとしあき)

    以上本文


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    お灸のニオイ・綿ボコリを水フィルターで浄化
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    お問合せ:日本鍼灸マッサージ協同組合 TEL:03-3358-6363
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    名称   鍼灸マッサージ情報誌  月刊東洋療法
    代表者   伊藤 久夫(いとうひさお)
    郵便振替 00160-8-31031
    銀行口座 りそな銀行 新宿支店 普通口座 1717115
    名義/公益社団法人  全日本鍼灸マッサージ師会

    発行人   伊藤 久夫(いとうひさお)
    編集人/広報IT委員長 廣野 敏明(ひろのとしあき)
    購読料   3,600円  〒共(会員は会費より)

    口座名のフリガナは「シヤ)ゼンニホンシンキユウマツサージシカイ」となります

    以上