2021.11.01 (月)会員の皆様月刊東洋療法

    月刊東洋療法331号

    月刊東洋療法331号(電子ブック版)
    月刊東洋療法331号(PDF版)
    以下、テキスト版


    *****

    目次

    1  第20回 東洋療法推進大会in大阪 開催 オンライン大会に約500名が参集
    2 医者いらず 健康長寿処方箋(93)「新型コロナの主要感染経路と失敗の本質」
    3 人権を考える 権利擁護のための制度から
    4 Dr.タコのお気軽クリニック むくみ
    5 第25回 日本統合医療学会学術大会のご案内
    6 第4回 DSAM災害支援鍼灸マッサージ師合同育成講習会のご案内
    7 「鍼灸マッサージ師のニーズ調査」アンケートのお願い
    8 インフォメーション 研修会・イベント開催予定
    9 協同組合ニュース
    10編集後記
    *****
    以下本文


    1 第20回 東洋療法推進大会in大阪 開催
    オンライン大会に約500名が参集


     令和3年10月17日、都シティ大阪天王寺において「第20回東洋療法推進大会in大阪」が開催され、WEBを含む参加
    者約500名が参集した。開会式では伊藤 久夫(いとうひさお)(公社)全日本鍼灸マッサージ師会(以下全鍼師会 ぜんし
    んしかい)会長・主催者挨拶に続き、廣野 敏明(ひろのとしあき)(公社)大阪府鍼灸マッサージ師会会長が開会挨拶を述
    べられ、その後、全鍼師会(ぜんしんしかい)法人化40周年、日本鍼灸マッサージ協同組合設立25周年を記念し、会長表
    彰状・理事長感謝状がそれぞれ代表者に贈られた。
     コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今回初めての試みとなる3会場同時ライブ配信とオンデマンド配信による大会が静
    かに熱くスタートした。
                                        (広報IT委員 中川 紀寛 なかがわとしひろ)

    ■【分科会A会場】 保険委員会
     今回は療養費を使った経営に焦点を当て、既にある程度成功している方ではなく、現在成功に向け努力している方の取組み
    を紹介するという内容をインタビュー形式でおこなった。
     同じ苦しみを抱える会員の共感や奮起を促せる内容であったとしたら、幸いです。と同時に、療養費という公的資源を使う
    以上、療養費制度が定める目的を加味しつつ経営的にも成立する事は重要であるし、それに伴う義務や責任を果たしていく必
    要が示唆された内容であった。
                                         (保険委員長 往田 和章 おおたかずあき)

    ■【分科会B会場】 スポーツ・災害対策委員会
    テーマ:「コロナ禍における鍼灸マッサージ師の役割」
     昨年から猛威を振るった新型コロナウイルス感染症で我々の生活スタイルが一変した。しかしその中でも自然災害が起こ
    り、今年も熱海で甚大な被害が起こった。DSAM、東海医療専門学校、静岡県鍼灸マッサージ師会、静岡県鍼灸師会が支援者
    支援という形でコロナ禍での対応となり、今までの支援の在り方が大きく変わった。今回コロナ禍での活動を2題発表しても
    らい、皆さんと共有できたと思う。また、33都道府県のスポーツ・災害対策に関するアンケートの結果をもとに各都道府県
    の活動と会員増減動向を比較したのは大変興味深かった。今後更に検証をおこない、全鍼師会の会員増強の一助になればと思
    う。
                                  (スポーツ・災害対策委員長 仲嶋 隆史 なかじまたかし)

    ■【分科会C会場】 視覚障害委員会
     視覚障害委員会では7月から8月にかけて視覚障害者の経営実態調査アンケートを実施した。会員270名から寄せられた
    結果を発表しながら、視覚に障害があるがゆえに生じるハンディの克服について話し合った。
     点字電子メモを使ってのカルテ管理の実践がおこなわれた他、保険取扱いを可能にするためにはどのようにしたらよいかな
    ど、今後Zoomを活用して皆さんと知恵を絞って行くことが決められた。今回の分科会では、それら視覚障害者の不便・不自
    由解消に一石を投じたものと思う。
                                         (視覚障害委員 佐々木 実 ささきみのる)

    ■特別講演
     特別講演は「腰痛の新しい概念とその治療の実際」をテーマに、東京大学医学部附属病院リハビリテーション部鍼灸部門
    粕谷 大智(かすやだいち)先生にご講演いただいた。
     腰痛は、「脊椎の形態学的異常」ではなく「脊椎と脳の機能異常」で脊椎(運動器)と脳(中枢)の機能障害の共存という
    新しい視点で患者様に向かい合うことや鍼灸治療に加えてセルフケアを指導することが重要である。腰痛症のエビデンスや効果について易しく解説いただき、様々な臨床効果を発揮する鍼灸治療が、治療手段として益々利用され、QOL向上に寄与する可能性のヒントをいただいた。腰痛の分類、対策、最前線の鍼灸治療実際について実技動画を交えながらの非常に分かりやすい講演であった。
                                        (広報IT委員 中川 紀寛 なかがわとしひろ)

    ■【分科会A会場】 介護委員会
    テーマは「地域包括ケアにおける鍼灸マッサージ師の役割」。
     大阪府看護協会地域包括ケア担当理事の中村 裕美子(なかむらゆみこ)氏を講師にお招きしご講演いただいた。講演で
    は、地域包括ケアシステムにおける看護職の活動内容や看護提供体制強化のために看護協会がおこなっている様々な活動内容
    を詳細にお話しいただいた。
     その後のシンポジウムでは、狩野 裕治(かのうゆうじ)介護委員長、長嶺 芳文(ながみねよしふみ)副会長より、看護職
    との連携強化のための方策が話し合われるなか、中村(なかむら)氏から地域包括ケアにおける鍼灸マッサージ師の役割の重
    要性が語られた。
                                          (介護委員 髙野 広行 たかのひろゆき)

    ■【分科会B会場】 法制委員会
     今年度は「広告のガイドライン発出後のあはき業界の展望」と題して昨年同様録画方式にて配信となった。事前に4点につ
    いて質問を受け付け、その回答を厚生労働省医政局医事課 太田 富雄(おおたとみお)医事専門官にご回答をいただいた。視
    聴者の皆様には思い通りのご回答がいただけなかったかもしれないが、今後の課題も見つかったと思う。特にあはきの定義に
    関しては、存在していないことを再確認し、今後のあはき法の改正を進めるうえで重要な要素になると確信した。無免許者の
    取り締まりについては、個別具体的な事例との見解があるが、関係各所との連携をおこなうことで、何らかの解決策が見えそ
    うな気がする。いずれにせよ国民の安心安全の為に我々業団は一致団結して邁進しなくてはならないと考える。
                                         (法制委員長 森 孝太郎 もりこうたろう)

    ■【分科会C会場】 学術委員会
    「症例報告・臨床研究」
     今回の発表は、すべて事前に動画を撮影したものを流し、その後質疑応答のみ発表者に回答していただく、初めての試み
    だった。内容も、共同研究から臨床に役立つ事例、杉山検校生誕410年記念像の報告まで、多彩な発表で大盛況であった。
    全国から多くの視聴者に参加いただき、誠にありがとうございました。発表者の演題は以下の通りです。
    (敬称略)
    1 演題:「産後腰痛に対する骨盤ベルト装着と鍼治療併用の直後効果の比較」
    (共同研究)
    発表者:岩本 文子(いわもとあやこ)、川上 智津江(かわかみちづえ)、草竹 友華(くさたけゆか)、中濱 經子(なかはまきょうこ)
    所属:大阪府鍼灸マッサージ師会
    2 演題:「肝臓癌末期患者への経絡治療」
    発表者:藤井 智仁(ふじいともひと)所属:大阪府鍼灸マッサージ師会
    3 演題:「運動教室での擦過鍼刺激が歩行能力に与える影響」
    発表者:古田 高征(ふるたたかゆき)所属:大阪府鍼灸マッサージ師会
    4 演題:「先天性疾患による車椅子生活から公務員への道のり」
    発表者:榎本 恭子(えのもとやすこ)所属:神奈川県鍼灸マッサージ師会
    5 演題:「昨年江の島に建立された杉山検校生誕410年記念像について」
    発表者:西村 博志(にしむらひろし)所属:神奈川県鍼灸マッサージ師会
                                          (学術委員長 小川 眞悟 おがわしんご)

    ■閉会式
     はじめに中野 義雄(なかのよしお)・会長補佐が登壇され、2年ぶりに恒例の総評を述べられた。今回は、録画による配
    信だけでなく、ライブ配信もおこなうオンライン大会であり、初の3会場同時ライブ配信に挑戦し、多少機材のトラブルにも
    見舞われたが何とか無事に中継を終えることができた。参加された約500名の皆様はじめ、実行委員のメンバーに感謝し、
    特にWEB配信チームには準備期間中から本番終了まで大変な作業と心労を負われたことにお礼を述べられた。また、各分科
    会では、全鍼師会が日頃取り組んでいる事業の進捗状況、抱える課題、今後の展望などについて分かりやすくまとめ、伝える
    ことによって会員皆様との情報共有は図られたこと、各委員会のメンバーにも厚く感謝の言葉が贈られた。
    次いで、次期開催が埼玉県に決定したことが発表された。大会旗が大阪府師会会長から埼玉県師会副会長の高野 広行(たかのひろゆき)氏に手渡され、同師会長の山岸 克也(やまぎしかつや)氏からオンラインでご挨拶があった。
     最後に、実行委員長の廣野 敏明(ひろのとしあき)より、参加されたすべての皆様に対するお礼と、配信中の不具合に関
    する謝罪と、オンデマンド配信では万全を期して準備したいと約束の言葉があり、早朝から緊張感に包まれた第20回東洋療
    法推進大会in大阪ライブは幕を閉じた。
    ※オンデマンド配信期間は11月1日から30日。
                                        (広報IT委員長 廣野 敏明 ひろのとしあき)


    2 医者いらず 健康長寿処方箋(93)

    健康科学研究所所長・大阪市立大学医学部名誉教授 井上 正康(いのうえまさやす)
     井上 正康(いのうえまさやす)先生は、癌や生活習慣病を「活性酸素」やエネルギー代謝の観点と、地球や生命の歴史と
    いう大きな視野で研究されている国際的研究者です。現在、多くの府県師会主催の公開講座で講演され大好評を博していま
    す。ぜひ貴師会でも!!
    ご連絡はURLより。http://www.inouemasayasu.net

    「新型コロナの主要感染経路と失敗の本質」

     遺伝子の突然変異はランダムに起こり、多くの場合は欠陥品となり消えて行く。ヒトではこれが『遺伝病』となり、生存に
    不可欠な機能が失われると致死性になる。約3万個の塩基からなる新型コロナの遺伝子は約2週間に1回変異しながら大半が
    感染力を失って消滅しているが、感染力が増加した変異株は絶滅する事なく人類と共存していく。事実、130年前のロシア
    風邪が2019年まで旧型コロナとして、100年前のスペイン風邪もインフルエンザとして人類と共存してきた。武漢で誕
    生した新型コロナのS株やK株も、上海(G型)株、英国(α)株、南ア(β)株、ブラジル(γ)株、インド(δ)株などに変
    異しながら人類と共存し続けている。
     新型コロナは低温低湿なら体外でも感染力を長期間維持できる「冬型の風邪ウイルス」である。免疫力の低下する冬季にコ
    ロナ風邪が流行るのはRNA遺伝子が安定化するからである。お腹を冷やすと夏でも“夏風邪”に罹るが、その大半は3日寝てた
    ら治るものであった。しかし、感染力が著しく増強したδ株は、僅か数ヶ月で全国に拡散して集団免疫を確立して急速に収束
    した。これは毎年2月をピークに約1千万人が発症して収束するインフルエンザと同様であり、この際には数千万人以上が軽
    症~無症候性感染者となり、毎年集団免疫が確立されている。突然変異により感染力が増強すると“PCR陽性波”は大きくなる
    が、重症化率や死亡率は逆に低下していくのがウイルス感染の基本的パターンである。時折、この狭間にSARSやMERSなど
    の強毒株(きょうどくかぶ)が現れるが、毒性が強すぎるためにホストと共に消えていく。
     大半のウイルスは免疫系で排除されるが、この免疫力は良い事ばかりではない。変異の激しいRNAウイルスでは特定の抗体
    との組み合わせで抗体依存性感染増強(ADE)が起こる。ADEはサイトカインストームを介して重症化させることがSARSの
    時に判明し、RNAウイルスに対するワクチン開発が凍結された。エイズ、SARS、MERS、エボラ、C型肝炎、デング熱ウイ
    ルスなどに対する安全なワクチンが無いのはADEの為である。ワクチン先進国のシンガポールやイスラエルなどでブースター
    接種直後に感染爆発が起こったが、これにADEが関与している可能性が危惧されている。最近、日本人患者でADE抗体が発見
    されたので、今後、ワクチンを接種し続けると感染爆発で死者が激増する可能性がある。新型コロナの感染病態は血栓症であ
    り、スパイク自体が血栓を誘発する毒蛋白である。このスパイクを体内で生産させる遺伝子ワクチンが毒物だった事に世界が
    やっと気付き始めた。今後、ワクチンの反復接種により、血栓症、血管障害、自己免疫疾患、及び時限爆弾的ADEなどが深刻
    化する可能性があり、遺伝子ワクチンの接種を国際的に中断する事が急務である。
     日本の感染症専門家の大半はインフルエンザの研究者であり、新型コロナが上気道感染して肺炎を起こすウイルスであると
    誤解している。富岳の強烈な飛沫映像が多くの医師達に“新型コロナは空気感染する”と思い込ませ、国民の恐怖感を煽ってマ
    スクヒステリーを誘発させた。皮肉な事に、口腔内を毎日覗き込んで仕事をする歯科医や耳鼻科医はコロナに罹りにくい集団
    である。口腔内は自然免疫系が最も発達した場所であり、様々な生体防御因子や“神風細胞”と呼ばれる白血球が大量の活性酸
    素を産生して感染防御しているのである。口腔内は活性酸素のミサイルが飛び交う過酷な戦場であり、その威力は毎分数百兆
    個もの分子を断片化することが可能である。人間や哺乳類のお母さんが子供の傷を舐めてやるのは無意識的な感染予防法なの
    である。歯科医達は断片化されたスパイクなどに毎日暴露されながら粘膜免疫系を軍事訓練しており、コロナにも罹りにくい
    のである。一方、歯周病患者は新型コロナに20倍も罹りやすい事が判明している。これらの事実は、過酷な口腔内で生き
    残った新型コロナが粘膜の微細な傷口から血中に入って感染していることを示唆する。新型コロナの主な感染部位はACE2が
    最も多い消化管の血管壁細胞であり、そこで増殖して血栓を誘起(ゆうき)すると同時に便と共に体外へ排出されている。事
    実、下水路のPCR検査で上流のクラスターを2週間早く検知でき、唾液での検査が陰性になった後も数週間陽性反応が続く事
    が知られている。この為に北京空港では旅客の肛門スワブでPCR検査をしており、これが人権問題になった事がある。新型コ
    ロナの発祥地での感染症対策は遥かに進んでいる様である。唾液のPCR検査で20サイクル(Ct値)以下で陽性になる場合は
    口腔内に感染力のあるウイルスが存在して飛沫感染しうるが、空気感染は主要な経路ではない。もしコロナが空気感染するな
    ら、山手線や地下鉄の沿線沿いで感染爆発し、人口密度に依存した感染者の分布図になる。しかし、その様な気配は国内外で
    見られない。
     「もう騙されない新型コロナの大誤解」の著者は、「ウイルスは細菌と異なり手指から感染しない。手洗いや消毒は不要」
    などと感染症の専門家とは思えない非常識な発言を繰り返している。この医師も『糞口感染の代表であるノロウイルスが手指
    を介して汚物から口腔経由で感染する』と言う教科書的事実はご存知と思うが、新型コロナが血管壁のACE2標的型ウイルス
    であり、その組織内濃度が小腸>大腸>胆嚢>心筋>腎臓>肺>口腔である事を報告した重要論文をご存知ないのであろう。
    2020年の医学論文NEJMで「新型コロナは低温低湿度ではスマホなどのガラス表面で感染力を2週間以上維持でき、トイ
    レなどの非三密空間を介して“時差感染しうる冬型の風邪ウイルス”である事が証明されている。これらの事実から、この著書
    は「又もや騙された残念な本」になっている。
     新型コロナはトイレを介する糞口感染が主な経路であり、専門家がこの事実を見落としている為に全ての対策が失敗し続け
    てきた。この主要感染経路を遮断する事が重要であり、アルコールの消毒器はトイレの中に置き、使用前後に便座やドアノブ
    にシュッと吹きかけて手を洗うだけで有効な感染予防法となる。 子供や若い世代への遺伝子ワクチン接種の愚行を即時中止
    し、新型コロナの変異株のリスクが高まる冬季に向けて「口腔ケア、手洗い、ウガイ、鼻洗浄、トイレの消毒」を心掛けなが
    ら、過剰反応せずに粛々と日常生活を送ろう。


    3●人権を考える 権利擁護のための制度から

    顧問弁護士 井上 雅人(いのうえまさと)

     認知症などで判断能力が不十分な人は、支援を受けなければ日常生活や社会生活を送ることが難しい場合があります。今回
    は、認知症等があっても安心して生活できるための制度について見ていきたいと思います。

    (事例)東洋療子さん
    (女性・80歳・アパートで1人暮らし)

    ・1年前に夫が亡くなった頃から物忘れがでてきて、半年前にアルツハイマー型認知症と診断されました。
    ・自分で食事を作っていましたが、それも難しくなってきました。最近は、通帳をなくしたと言って度々銀行へ行くようにな
    りました。
    ・心配した知人のAさんが、認知症高齢者の相談・支援を行っている「地域包括支援センター」へ相談し、センターの職員と
    一緒に療子さん宅を訪問したところ、電気、ガス、水道料金の督促書が来ていました。療子さんは、年金が入る通帳と光熱費
    の引き落とし通帳が別で、いつも年金が入ったら移し替えていましたが、それを忘れてできなくなっていました。
    ・Aさんの話では、療子さんには子どもや身近な親族はいないけれど、人と話をするのが好きな人で、ご近所やよく買い物に
    行っていた商店街には親しくしている人が何人かいます。
    ・療子さんの家には、訪問販売で買ったと思われる色々な物が使われることなく散乱しています。
     このように、療子さんは支援を受けなければ日常生活を送ることが難しくなってきています。療子さんにはどのような支援
    が必要でしょうか?食事を作ってもらうこと、通帳を管理してもらうこと、光熱費等の支払をしてもらうこと、など色々な支
    援が必要であることが見えてきます。また、訪問販売のことも気になります。
     認知症のある高齢者の支援の一つには、近所の住民や民生委員などが継続的に見守りをしていくという地域の共助による支
    援方法があります。しかし、今の療子さんからすると見守りだけで1人暮らしの生活を続けるのは難しそうです。
     他の支援方法として、「日常生活自立支援事業」の利用が考えられます。これは、認知症などで判断能力が不十分な方が地
    域において自立した生活が送れるように、契約に基づいて福祉サービスの利用援助や金銭管理などを行う事業で、社会福祉協
    議会というところが実施しています。この事業を利用するには、社会福祉協議会と契約を結ぶ必要があるので、契約内容を概
    ね理解できるだけの判断能力がある人が対象となります。療子さんがこの事業を利用すれば、介護保険サービスが受けられる
    ように、介護認定調査の申込手続きを支援してもらうことができます。そして、介護保険が使えるようになったら(要介護度
    にもよりますが)、ヘルパーさんに来てもらって食事の準備をしてもらったり、デイサービスに行って昼食を食べたり、入浴
    したりすることも可能になります。これによって食事の課題は解決できそうです。また、この事業を利用すると金銭管理(通
    帳を管理して光熱費等の支払い支援)をおこなってもらえるので、通帳の紛失はなくなり、光熱費の支払が遅れることもあり
    ません。
     そうすると、療子さんには日常生活自立支援事業の利用が良いということになりそうですが、訪問販売で買った物が散乱し
    ているという点はどうでしょうか。療子さんは悪徳な訪問販売業者に目を付けられているかもしれません。悪徳業者が療子さ
    ん宅に来たときに、ヘルパーさんがいれば対応して追い払ってくれるかもしれませんが、そうタイミングよくいくとは限りま
    せん。日常生活自立支援事業の利用では、悪徳業者から療子さんの権利を護ることは難しいといえます。
     そこで、このような場合には成年後見制度の利用が考えられます。この制度を利用するには、療子さん本人または療子さん
    の4親等内の親族などが、家庭裁判所へ、療子さんに成年後見人又は保佐人、補助人(成年後見人等)を付けてもらうための
    申立をしなければならず、利用するための手続きは日常生活自立支援事業よりも複雑です。なお、成年後見制度の利用が必要
    な状態であるにもかかわらず、本人や4親等内の親族による申立ができない場合には、市町村長が申立をすることもできま
    す。
     成年後見制度を利用した場合は、金銭管理や介護サービスの利用手続きなどの他に、療子さんの財産を守るために、悪徳業
    者から物品を買わされてしまったような場合には、成年後見人等がその売買契約を取り消すことができます。取り消しによっ
    て、代金を支払っていれば返還を求めることができ、代金支払い前であれば支払う必要がなくなります。日常生活自立支援事
    業で支援を担当する支援員にはこのような取消権は与えられていません。また、成年後見人等は、療子さんが入院したり、施
    設入所することになったりした場合には、療子さんに代わって入院手続き(入院契約)や入所契約をおこなうことができます
    (これは成年後見人の場合であって、保佐人・補助人については家庭裁判所からこれらの代理権が付与されている場合に限ら
    れます)。
     療子さんが安心して日常生活を送ることができるためには、療子さんがどのような課題を抱えていて、その課題を解決する
    にはどのような支援が必要かという点を整理して、療子さんのニーズに応じた制度を利用することが必要です。
    以上


    4 Dr.タコのお気軽クリニック むくみ

     通院している方が急に「足が腫れていて心配です」と言われることがあります。外観的には変化なく、多いのが、デイサー
    ビスに行ったり、ヘルパーさんがはじめて見たりして「あなた足がむくんでますよ、ちゃんと先生に見て貰った方が良いです
    よ」というパターン。そこで今回は「むくみ」を考えます。

     朝まぶたがはれぼったい、ふくらはぎに靴下の跡が残る、体重が増えたなど、むくみは割に多い症状の一つです。むくみ
    (浮腫)とは皮下組織の細胞の外の水分が増えている状態です。
     一人でできる診断法があります、向こうずねを親指の腹で数秒間押して、離したあとに凹みができてすぐ元に戻らない場合
    にはむくんでいると診断します。
     身体の6~7割は水分で、このバランスが崩れるのには様々な原因があります。局所的な浮腫と全身の浮腫があります。立
    ち仕事や椅子に座りっぱなしで夕方下肢がむくむのは、生理的(正常範囲内)なものです。
     下肢の筋肉は第二の心臓といわれ、伸縮することでポンプの役割を果たして血液を環流します。歩いたり、ストレッチや
    マッサージしたりすることが大切です。逆に施設などで寝たきりの方はどうしても足がむくんでしまいます。
     女性は月経前にホルモンの変化でむくみやすくなります。飲み過ぎや塩分のとりすぎでもむくみっぽくなります。これら一
    過性のものはあまり心配いりません。
     お腹の手術後に下肢がむくんだり、乳癌の術後に腕がむくむのはリンパ浮腫といいます。主治医に対処法を相談しましょ
    う。矯正下着やコルセットでお腹をきつく締めすぎても血液やリンパの流れが悪くなります。長時間の装着はさけましょう。
     一日の体重変化が1.5から2kgあり、他に明確な原因がないものは特発性浮腫といわれ、若年から中年の女性に多く見ら
    れます。利尿剤や下剤を服用していた場合が多いようです。また痛みや熱、発赤を伴うむくみの場合は炎症やアレルギーによ
    るむくみが考えられます。
     常に下半身や全身がむくむというのは重大な病気のサインの可能性があります。うっ血性心不全(心臓の力が低下)、腎不
    全(尿の出が悪い)、ネフローゼ症候群(尿に大量の蛋白が漏れ出る)、肝硬変(蛋白質を作れない)、甲状腺機能低下症
    (浮腫を来す物質が増加)などで浮腫を来すことがあります。栄養状態が悪くてもむくむため、ガンの一症状のこともありま
    す。
     これらの病気は他の症状を伴うことがヒントになります。心不全では息苦しい(横になると悪化する)、動悸など、肝硬変
    では腹水(腹部膨満感)、黄疸、多量飲酒歴など、腎不全、ネフローゼ症候群では蛋白尿、高血圧などです。甲状腺機能低下
    症の場合はまぶたや膝下にはれぼったい感じが出やすく、押してもへこまない浮腫が特徴です。
     まれに薬剤(鎮痛剤、漢方薬など)によるものや、下肢静脈瘤や深部静脈血栓症によるむくみもあります。このようにひと
    言でむくみと言ってもいろいろな原因があります。
     治療は主に原因となっている疾患の治療ですが、塩分制限や利尿剤が中心になります。最近は減塩調味料も増えました。軽
    い浮腫は、塩分を控え、就寝中に下肢を布団1枚分高くすることでかなり消失します(心不全ではかえって苦しくなるので注
    意が必要です)。入院してすぐに体重が2から3Kgも減る方も多いのですが、日頃の塩分摂取の多さを物語ります。
     当院では患者さんの体重はデジタル体重計で定期的にチェックします。肥満だけでなく浮腫の診断の意味もあるのです。簡
    単ですから定期的に体重の変化を確認してみましょう。高齢者の下肢のむくみはありがちな症状ですが、なにか病気が潜んで
    いないか一度は検査をお勧めします。
    +++++
    Dr.タコ
    昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。


    5 第25回 日本統合医療学会学術大会のご案内

     本年12月18日、19日の両日にわたり、第25回日本統合医療学会学術大会を開催します。新型コロナウイルス感染防
    止の観点からWEB開催となります。
     本学会は、医療モデルと生活モデルの統合を理念とし、患者中心の医療の実践を推進することを目的としています。我国に
    おいて統合医療を推進する上で、日本の伝統医療は重要です。多くの皆様方のご参加をお待ちしています。

    大会名:第25回日本統合医療学会学術大会(京都大会)
    テーマ:「統合医療の未来-エコロジー・自然治癒力・ソーシャルキャピタル-」
    大会長:矢野 忠(やのただし)(明治国際医療大学 学長)
    大会形式:WEBによる開催(オンデマンドとオンライン)
    参加費:京都大会指定の学会となるため、本大会の参加費は会員に準じます。
    後期参加登録12,000円(11月1日から12月17日まで)
    参加登録:【京都大会の限定】「会員」として登録してください。
    特に所属は、会名を略さず指定団体名の正式名称を記載してください。
    ホームページ:https://web.apollon.nta.co.jp/imj2021/
    概要
    ・「統合医療の未来」 演者:矢野 忠(やのただし)
    (明治国際医療大学)
    ・「日本統合医療学会の未来」 演者:代表理事 伊藤 壽記(いとうとしのり)(日本統合医療学会)
    基調講演2題、教育講演5演題、特別講演4演題、海外招聘講演、シンポジウム等


    6 第4回 DSAM災害支援鍼灸マッサージ師合同育成講習会のご案内

     下記要項にてハイブリッドで開催いたしますので、災害支援に興味があり、今後活動を希望するあはき師・養成校学生・DSAMと連携した災害支援活動希望の医療職種等の方のご参加をお待ちします。詳細は申込フォームにて。
    日時:12月19日 9時~16時
    会場:福岡医療専門学校【ハイブリッド】
    締切:12月10日(登録と振込完了)
    参加費:会員(全鍼・日鍼・日マ)5,000円、一般7,000円、学生3,000円
    申込フォーム:https://forms.gle/oAPj15oV8Na1BcPV9
    お問い合わせ:電話080-5253-8602
    メール: fujin-toyo.acu@fukuoka.zaq.jp(矢津田 やつだ)
    スポーツ・災害対策委員会


    7 「鍼灸マッサージ師のニーズ調査」アンケートのお願い

     国際ファッション専門職大学教授/京都大学医学研究科客員研究員の菅 万希子(すがまきこ)先生による「鍼灸マッサージ
    師のニーズ調査」への協力のお願いです。菅先生は特に出産前後の医療評価およびその女性のニーズについて研究されていま
    す。鍼灸マッサージ師の提供する技術・情報・サービス等が産後の女性のニーズに合致する可能性があるとしています。会員
    先生方はじめ、多くの鍼灸師、マッサージ師の皆様にご協力いただきたいと思います。
    ■下記のURLからご回答お願いいたします。
    アンケートページURL: https://questant.jp/q/V09686CX
    調査締め切り日:11月30日(火)


    8 インフォメーション 研修会・イベント開催予定

     各地での研修会・イベント情報をお知らせいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。
    詳細・申込については各師会事務所へお問い合わせ下さい。(変更・中止等がある場合もありますので必ず事前にご確認下さ
    い)
    なお、全鍼師会HP:トップページ内「全鍼ニュース」もご参照下さい。
    月日、師会(しかい)名、時間、場所、内容、一般参加、参加費、生涯研修単位の順番で掲載
    11月6日、北海道、13時30分から15時、とかちプラザ、肩関節周囲炎へのアプローチ、可、2,000円/講座、2単

    11月6日、東京、10時から12時、東京都師会会館【ハイブリッド】、鍼灸の思想を学ぶ、可、会員無料 会員外500
    円、2単位
    11月7日、北海道、9時から12時、とかちプラザ、絞扼性末梢神経障害の診察と治療~胸部出口症候群・手根管症候群・
    肘部管症候群・梨状筋(りじょうきん)症候群を中心に~、可、2,000円/講座、4単位
    11月7日、東京、10時から16時、東京都障害者福祉会館、伝統鍼灸基礎講座、可、会員無料 会員外500円、6単位
    11月7日、石川、10時30分から12時30分、石川県立盲学校【ハイブリッド】、加賀・三策塾 症例検討会、可、無
    料、2単位
    11月7日、京都、13時から16時10分、京都府師会会館【ハイブリッド】、リハビリテーションの現場で使用される用
    語と表現方法について、可、京都府師会保険部員1,000円 京都府師会会員2,000円 他4,000円、4単位
    11月7日、大阪、10時から15時40分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、大阪府師会会員無料 会員
    外1,000円、6単位
    11月7日、奈良、13時30分から15時、【Zoom】、みんなで語ろう 東洋医学と美容、可、会員・会員外(有資
    格)2,000円 学生1,000円、2単位
    11月14日、青森、10時から15時15分、八戸市福祉公民館、運動で奏でよう体と心のハーモニー、運動に取り入れよ
    う蛋白質栄養の効果、可、2,000円/講座、6単位
    11月14日、福島、10時から15時15分、福島県師会事務所、漢方と鍼灸あん摩マッサージ指圧の関係と有効性につい
    て、不可、無料、6単位
    11月14日、静岡、10時から15時30分、男女共同参画センター【ライブ&オンデマンド】、『全鍼体操』『脊柱管狭
    窄症の西洋医学的・東洋医学的治療』、可、無料、6単位
    11月14日、鹿児島、10時から15時、【Zoom】、第5回生涯研修会 症例検討会、可、1,000円、5単位
    11月21日、福島、10時から15時15分、福島県師会事務所、あはき保険取扱適正指導講習および往療施術の実際、不
    可、無料、6単位
    11月21日、千葉、12時から16時30分、【Zoom】、地域包括ケアシステム構築に向けた取り組み、健康づくり運動
    の実際・運動指導の実際、介護業界が抱える問題、可、2,000円、6単位
    11月21日、長野、10時から13時、長野市障害者福祉センター、あんま、マッサージ指圧の医療効果と、症状に合わせ
    た複合手技、可、2,000円 ※11月10日までに申込、4単位
    11月21日、京都、13時から16時10分、京都府師会会館【ハイブリッド】、脳卒中・認知症におけるリハビリの考え
    方と実際、可、京都府師会保険部員1,000円 京都府師会会員2,000円 他4,000円、4単位
    11月21日、大阪、12時30分から15時40分、大阪府鍼灸マッサージ会館、慢性関節リウマチの治療と日常生活の注
    意点、診療ガイドラインの意義と影響力、可、会員1,000円 会員外2,000円 学生無料、4単位
    11月27日/28日、福岡、18時から20時30分/12時から16時30分、福岡市鍼灸師会館【ハイブリッド】、[特
    別講演]心療内科を理解するための基礎知識、[教育講演]東洋医学から見たからだと心の病、[実技公開]こころに効く鍼を求
    めて~超旋刺(ちょうせんし)(銀鍼)でのアプローチ、[研究発表]自閉症スペクトラム男児の不安・不眠症への小児鍼治
    療、痛みの学校~慢性痛を理解する~、熱と反応~せんねん灸太陽を用いて~、[ナイトセミナー」胃経にまつわるお話しと
    実技、可、市民、生涯研修登録者 該当学校学生無料 県師会会員2,000円 登録外学生1,000円 会員外鍼灸師5,000
    円、10単位
    11月28日、石川、10時から12時、【オンライン】、【県民公開講座】食と健康から考える未来のISHIKAWA健康
    人~石川の伝統食×鍼灸マッサージ×栄養~、可、無料、2単位
    11月28日、兵庫、13時から16時30分、西宮勤労会館、チクチク療法の臨床、可、無料、4単位
    11月28日、和歌山、13時から16時30分、和歌山ビッグ愛、保健医療行政について、盲学校からの出発~精神科医
    35年、ただいま修行中~、保険研修会、可、会員3,000円 会員外4,000円 学生2,000円、4単位
    12月4日、東京、10時から12時、東京都師会会館【ハイブリッド】、鍼灸の思想を学ぶ、可、会員無料 会員外500
    円、2単位
    12月5日、福島、10時から15時15分、郡山市労働福祉会館、鍼灸マッサージの歴史と今後の普及啓発について、不
    可、無料、6単位
    12月5日、埼玉、9時45分から17時10分、【Zoom】、内臓の自律神経に及ぼす鍼灸刺激の影響、成長期のスポーツ
    障害と鍼灸治療、可、会員3,000円 会員外5,000円 学生1,000円、7単位
    12月5日、東京、10時から16時、東京都障害者福祉会館、伝統鍼灸基礎講座、可、会員無料 会員外500円、6単位
    12月5日、石川、10時から12時、石川県立盲学校【ハイブリッド】、加賀・三策塾、可、無料、2単位
    12月5日、大阪、10時から15時40分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、大阪府師会会員無料 会員
    外1,000円、6単位
    12月5日、兵庫、9時30分から11時20分、姫路市市民会館、認知行動療法、可、無料、2単位
    12月12日、栃木、10時から15時、とちぎ福祉プラザ、足部疾患に対する保存療法~関節モビライゼーションを中心
    に~、可、無料、6単位
    ※研修単位は会員のみ


    9 協同組合ニュース

    お歳暮に協同組合推奨の商品をご利用ください

    毎年お歳暮を何にするか? お悩みではないですか。
    送っても送られても良し、協同組合が推奨する商品をご提案させていただきます。
    都道府県師会のお歳暮として、また先生方のお歳暮としてご利用ください。

    ●完熟南高梅使用 紀州特産 最高級梅ぼし
    ・さわやか紀州の梅     一番人気の酸味と塩分を抑えたさわやか風味
    ・はちみつ入り福豊梅     はちみつと合わせたまろやかなタイプ
    ・昔風(しそ漬け梅)     しそと漬け込んだ香ばしい香り
    ・天然(白干梅)     塩だけで漬け込みをした昔ながらの梅干
    (販売元)株式会社かわしま

    ●松前昆布の佃煮詰め合わせ(6種入り)(3種入り)
    吟味の上、自然の味がそこなわれないように丁寧に仕上げました。
    人気の塩昆布、細切り昆布その他その時旬の昆布をお詰めいたします。
    (販売元)松前昆布本舗

    ご注文・商品の質問はこちら
    日本鍼灸マッサージ協同組合
    TEL 03-3358-6363 FAX 03-6380-6032


    10 編集後記

     人から批判されることは辛いことです。その批判は、誤解かも知れませんが、的を射ているとなおキツイかも知れません。でも世の中の人が全員否定している訳ではありません。理解してくれる人もいてくれるはずです。考えてみると、逆に全員から認められることもあり得ないのかも知れません。結局、否定する人と肯定する人、必ずある程度は存在していて、大多数の方は無関心ですよね。世の中には、いろんな価値観の方がいて当然です。そのような意見もあって当然だと認めれば、必死で自己防衛する必要も無くなるかも知れません。という風に考えれば少し楽になりますね。第20回東洋療法推進大会in大阪、ライブ会場にご参加くださいました先生方、真(まこと)にありがとうございました。音声が聞きづらかった部分が多々あり、申し訳ございませんでした。原因について精査し、次の機会に活かしたいと思います。オンデマンド配信は、極力良い状態でお届けできるよう広報IT委員が頑張ってくれました。11月末まで視聴できますので是非ページを開いてください。何卒よろしくお願いいたします。
                                        (広報IT委員長 廣野 敏明 ひろのとしあき)

    以上本文


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    ◇産地直送 日本一の梅の里、紀州南部の完熟梅干(南高梅)
    お世話になったあの方に、健康を贈りませんか!!
    取扱商品 1 はちみつ入り 福豊梅
    2 さわやか 紀州の梅
    3 昔風 しそ漬梅
    4 天然 白干梅
    ご進物タイプ(包装、化粧箱入550g・1kg)
    ご家庭用お徳用タイプ(1.1kg)があります。
    (送料全国一律550円)
    発売元:株式会社かわしま
    お申し込み:日本鍼灸マッサージ協同組合
    電話03-3358-6363
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    発行所 〒160-0004 東京都新宿区四谷 3-12-17
    全鍼師会(ぜんしんしかい)会館内
    公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
    TEL.03-3359-6049 FAX.03-3359-2023
    全鍼師会
    ホームページURL  http://www.zensin.or.jp
    E-mail   zensin@zensin.or.jp
    協同組合
    ホームページURL  http://www.jamm.or.jp
    E-mail    jamm@jamm.or.jp
    名称   鍼灸マッサージ情報誌  月刊東洋療法
    代表者   伊藤 久夫(いとうひさお)
    郵便振替 00160-8-31031
    銀行口座 りそな銀行 新宿支店 普通口座 1717115
    名義/公益社団法人  全日本鍼灸マッサージ師会
    発行人   伊藤 久夫(いとうひさお)
    編集人/ 広報IT委員長 廣野 敏明(ひろのとしあき)
    購読料   3,600円  〒共

    口座名のフリガナは「シヤ)ゼンニホンシンキユウマツサージシカイ」となります

    以上