2024.01.01 (月)会員の皆様月刊東洋療法

    月刊東洋療法357号

    月刊東洋療法357号(電子ブック版)

    月刊東洋療法357号(PDFカラー版)(7.58MB)
    月刊東洋療法357号(PDF白黒版)(7.56MB)

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    目次

    1 瑞光祥春(ずいこうしょうしゅん)
    新年のご挨拶
    ・公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会 会長 伊藤 久夫(いとうひさお)
    ・鍼灸マッサージを考える国会議員の会 会長・参議院議員 衛藤 晟一(えとうせいいち)
    ・内閣府特命担当大臣・参議院議員 自見 はなこ(じみはなこ)
    ・衆議院議員 伊佐 進一(いさしんいち)
    ・参議院議員 臼井 正一(うすいしょういち)
    ・公益社団法人 日本医師会 会長 松本 吉郎(まつもときちろう)
    理事からの新年のご挨拶と抱負
    2 共生社会の実現を推進するための認知症基本法~意思決定支援との関係で~3
    3 FOCUS  スマートウォッチ外来
    4 医者いらず健康長寿処方箋(119) 「狂気のレプリコンワクチンと自己拡散型ウイルスワクチン」
    5 Dr.タコのちょっとエッセイ からだ科学館「君たちはどう生きるか」
    6 インフォメーション 研修会・イベント開催予定
    7 名刺交換会 ※別途
    8 協同組合ニュース
    9 令和5年度「認定訪問マッサージ師」「認定機能訓練指導員」講習会(基礎講義)開催
    10 編集後記

    *****
    以下本文


    1 瑞光祥春(ずいこうしょうしゅん)

    金色に輝く龍が 黎明の天をかけ昇る
    力強く勇ましく 高みをめざす
    その手に如意寳(にょいほうじゅ)を握り
    新たな豊穣の時を示す
    蒼い生命(いのち)の星の 未来の為に

    令和6年 甲辰(きのえたつ)
    公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

    ◆謹んで新年のご挨拶を申し上げます
    公益社団法人全日本鍼灸マッサージ師会 会長 伊藤 久夫(いとうひさお)

     会員の皆様には、健やかに新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げますとともに、日頃は全鍼師会(ぜんしんしかい)
    に深いご理解と格別のご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
     さて、昨年は新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類に移行し経済活動も活発になりました。全鍼師会(ぜんしんしか
    い)の一大イベントである第22回東洋療法推進大会in岩手(10月15日・16日)も対面・オンラインのハイブリット方式
    で延べ650名以上のご参加をいただき大変喜ばしい限りで、参加者には心より御礼申し上げます。
     また、岩手大会に華を添えていただきました武見 敬三(たけみけいぞう)厚労大臣、鈴木 俊一(すずきしゅんいち)財務大
    臣、自見(じみ)はなこ国務大臣、衛藤 晟一(えとうせいいち)あはき議連会長、伊佐 進一(いさしんいち)衆議院議員、臼
    井 正一(うすいしょういち)参議院議員、達増 拓也(たっそたくや)知事、内舘 茂(うちだてしげる)盛岡市長、松本 吉郎
    (まつもときちろう)日本医師会会長には、ご祝辞・ビデオメッセージ及びご祝電を賜り、身に余る光栄な開会式となりまし
    た。
     大会テーマ「イーハトーブの郷(さと)から広めよう!伝えよう!あはきの魅力」と題し、特別講演の前に京都大学大学院医
    学研究科 中山 建夫(なかやまたけお)教授より、不定愁訴や更年期症状等は、西洋医学があまり得意としていない分野で鍼灸
    マッサージ師に期待するところが多いとご挨拶いただき、本題「鍼灸マッサージにおけるフェムテックの展望」講師:管 万希子
    (すがまきこ)関西医療大学フェムテック寄附講座特任教授が、国策である女性特有の健康問題(フェムテック)に対しての鍼
    灸マッサージ師の取り組み、基本的な考えについてご講演、講演後に多くの参加者から質問が寄せられました。この特別講演に
    ついて、盛岡タイムス・岩手日報に掲載されています。
    今こそ職能団体として、これらの諸課題に取り組み、魅力ある鍼灸マッサージ業界として国民に貢献できるものと確信しております。
     結びに、本年も役員一同、現状を見据えて、将来に向けた事業遂行に努めてまいりますので、会員の皆様にはご理解ご協力を
    賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
     本年も会員の皆様、関係各位の皆様方にとりまして幸多い一年でありますよう祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。


    ◆謹んで新年のご挨拶を申し上げます
    鍼灸マッサージを考える国会議員の会 会長・参議院議員 衛藤 晟一(えとうせいいち)

     伊藤(いとう)会長はじめ貴会の皆様におかれましては、鍼灸マッサージの進歩発展とその医学的研究推進に努められ、鍼灸
    マッサージ師の資質の向上等、さまざまな活動を通じて、国民の健康の保持に大きく貢献されてきたことに、心から敬意を表し
    ます。
     我が国の医療は、公平で質の高い医療の提供を達成し、世界的にも高く評価されております。少子高齢化が一層進展する中
    で、この仕組みを維持・発展させるため、国民の安心・信頼を確保し、更なる質の高い医療サービスを効率的・安定的に提供で
    きる体制の構築が重要な課題となっています。
     鍼灸マッサージ師を取り巻く環境も大きく変化しています。特に、本年秋に向けて、マイナンバーカードと健康保険証の一体
    化を進め、保険証の廃止に向けた整備がおこなわれています。療養費の受領委任を行っている施術所については、4月以降オン
    ライン資格確認の導入が開始され、そして、秋以降、義務化が決定されております。鍼灸マッサージ師の皆様方に向けても、オ
    ンラインで患者の資格情報が確認できる仕組みを活用いただくための整備が進んでいます。
     この取組は、医療分野のDXに適切に対応するために必要不可欠なものです。
     皆様が積極的に参加されることで、国民のマイナ保険証利用が加速されるとともに、皆様にとっても、事務の効率化などに繋
    がり、国民の健康の保持に更なる貢献がなされることを期待しています。
     また、令和6年度療養費の改定に向けた議論が進んでいます。訪問施術制度の導入やマッサージ等の施術料の包括化の是非な
    ど、残された大きな論点が少しでも前進するよう、尽力していきたいと思います。
     最後になりましたが、鍼灸マッサージ師の皆様方が、引き続き国民の信頼と期待にお応えいただけるようお願い申し上げると
    ともに、貴会の益々のご発展と皆様方のご健康、ご活躍を心から祈念して、新年のご挨拶に代えさせていただきます。


    ◆謹んで新年のお慶びを申し上げます
    内閣府特命担当大臣・参議院議員 自見(じみはなこ)

     全日本鍼灸マッサージ師会の先生方、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
     伊藤 久夫(いとうひさお)会長をはじめ、全日本鍼灸マッサージ師会の先生方には日頃から力強いご支援を頂きまして心より
    感謝申し上げます。
     2022年7月の参議院議員選挙において先生方の熱烈なご支援のもと、2回目の当選をさせていただき、2022年8月か
    ら2023年9月まで内閣府大臣政務官としてこども政策、拉致問題、共生社会、女性活躍、孤独・孤立対策、少子化対策、男
    女共同参画、沖縄及び北方(ほっぽう)対策、地方創生、規制改革、クールジャパン戦略、アイヌ施策、デジタル田園都市国家
    構想、行政改革担当について取り組んで参りました。
     そしてこの度、2023年9月13日に発足しました第2次岸田第2次改造内閣におきまして内閣府特命担当大臣(沖縄及び
    北方対策 消費者及び食品安全 地方創生 アイヌ施策)国際博覧会担当を拝命いたしました。大変な重責ではございますが、皆さ
    まのご支援のおかげと心から感謝すると共に1日1日を大切にそれぞれの地域の課題に向き合い、日々全力で職務に取り組んで
    おります。
     地方創生は我が国にとって喫緊の課題となっており、地域の活性化に向けて政府は市町村や民間と連携しながら様々な政策を
    実行しております。
     東洋療法の一翼を担っていただいている全日本鍼灸マッサージ師会の先生方が地域の社会福祉の要として、日頃から地域の医
    療・介護・福祉をお支えいただいていることに想いを馳せつつ、引き続き先生方からの様々なご意見やお声をいただきながら、
    私も日々、職務に邁進してゆくことをお誓い申し上げ、私からの新年のご挨拶とさせていただきます。
     本年も引き続きのご指導を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。


    ◆令和6年の新春を迎え、心よりお慶び申し上げます
    衆議院議員 伊佐 進一(いさしんいち)

     本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
     またこの正月は、新型コロナ感染症が5類指定となってからの、初めての正月となります。私が一昨年8月、厚生労働副大臣
    に就任した頃は第8波のピークであり、最も感染者数が多い時期でした。任期中に必ずコロナを乗り越え、日常生活を取り戻そ
    うとの思いで、医療提供体制や治療薬、ワクチンなどの対応を進めてまいりました。この間、全日本鍼灸マッサージ師会の皆様
    にも感染対策はじめ多大なご協力をいただきました。おかげで、こうしてつつがなく正月を迎えることができたこと、改めて心
    より御礼申し上げます。
     この原稿を書いている今、国会では診療報酬・介護報酬の議論の真っ最中です。皆さんがこれを読む頃には、なんとか良い結
    果が出ているとよいのですが。
     報酬改定や制度改正の議論をするたびに思うことは、鍼灸マッサージ師の皆様に、もっと活躍していただくことが必要だとい
    うことです。人生100年時代を迎える中で、健康寿命をいかに伸ばし、いきがいのある人生を歩んでいただくかが重要になっ
    ています。そのためには、疾病予防、介護予防の充実強化が避けて通れません。そして、そこを担う主役の一人となるのが、間
    違いなく鍼灸マッサージ師の皆様です。日ごろの、皆様のこうしたご尽力にお応えできるよう、社会保障における制度づくり、
    政策づくりに、本年も励んでまいります。
     全日本鍼灸マッサージ師会におかれましては、こうした社会の要請に呼応していただくように、昭和22年の創立以来、認定
    機能訓練指導員講習会を実施するなど、鍼灸マッサージの技術の進歩に対応した資質の高い鍼灸マッサージ師の養成に御尽力さ
    れ、国民の健康の維持・増進に大きく貢献してこられました。これまでの伊藤会長をはじめとする貴会の皆様の御尽力と御貢献
    に対し、深く敬意を表します。
     最後に、本年が貴会にとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、年頭に当たっての私の挨拶と
    いたします。
    令和6年元日


    ◆新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます
    参議院議員 臼井 正一(うすいしょういち)

     (公社)全日本鍼灸マッサージ師会の伊藤(いとう)会長をはじめ会員の皆様方におかれましては、鍼灸マッサージの発展の
    ため、技術の向上と良質で適正な施術の普及等に、ご貢献されておりますことに、心より敬意を表します。
     昨年は、長らく続いた新型コロナウイルスが第五類に移行し、感染症の影響を大きく受けた国民生活や、厳しい経済への影響が
    少しづつ緩和されてきましたが、ロシアによるウクライナ戦略、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃など、世界規模
    で先行きの不確実性が高まりました。今後、コロナ禍からの経済社会活動の回復の足取りが大きく阻害されないように、政府与
    党の一員として、総合経済対策などを踏まえ、物価高騰・賃金上昇、経営の状況、人材確保など、国民の皆さまの安心と安全のた
    め、引き続き取り組んでまいります。
     日本は世界最高水準の平均寿命を達成してきていると言われております。本年は、団塊の世代が全て75歳以上の高齢者とな
    るポスト2025年にあたり、生産年齢人口の減少がより加速することとなります。健康寿命の延伸により、高齢者をはじめと
    する意欲のある方々が、活躍のできる社会の実現には、西洋医学だけではなく、東洋療法も積極的に取り入れていくことが必要
    であると認識しており、あん摩マッサージ指圧、鍼、灸など、皆様の役割はますます重要になってきていると確信しておりま
    す。
     私も千葉県選出の参議院議員として、全日本鍼灸マッサージ師会の皆様が活動しやすい環境を整備し、その技術をしっかりと
    国民に届けていただけるように、取り組んでまいる所存です。今後とも御意見、御要望をいただき、皆様の声を国政の場に反映
    させる役割を果たしてまいります。
     結びになりますが、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会のますますの御発展と、会員の皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上
    げ、新年の御挨拶とさせていただきます。


    ◆令和6年 年頭所感
    公益社団法人日本医師会 会長 松本 吉郎(まつもときちろう)

     明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
     本年の干支は、「甲辰(きのえたつ)」です。「甲辰」は、「成功という芽が成長していき、姿を整えていく」という意味が
    あるそうです。日進月歩の医療界において、本年は特にさまざまな変化を迎える、まさに画竜点睛とも言うべき年であります。
     今後の医療の発展に向けて、日本医師会は本年も尽力して参ります。
     本年夏頃に新紙幣が発行される予定ですが、新千円札の肖像には、日本医師会初代会長の北里 柴三郎(きたざとしばさぶろ
    う)先生が採用されました。近代日本医学の礎を築いた北里(きたざと)先生は予防医学の重要性を説かれておりますが、我々
    もこの北里先生の志を受け継ぎ、治療を中心とした医療のみならず、予防・健康づくりにも引き続き貢献して参ります。
     日本医師会の組織強化につきましては、令和5年度より実施した医学部卒後5年目までの会費減免の他、本会常勤役員による
    都道府県医師会役員の訪問・面会など、本会が実施するさまざまな取り組みに対し、各地域医師会の多大なるご理解とご協力を
    得る中で、その活動を深化して参りました。こうした取り組みの結果、会員数も増加し、昨年8月には初めて17万5千人を超
    えるに至りました。より多くの先生方と共にわが国のより良い医療を実現するため、引き続き組織強化に向けた活動を展開して
    参ります。
     また、患者さんの受ける診療・治療は一連のものであり、医療は各団体の連携によって支えられています。日本医師会、日本
    歯科医師会、日本薬剤師会の三師会、さらに、日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会の四病院
    団体協議会などの各種医療関係団体と共に、医療界は一体・一丸となって、これからも国民の生命と健康を守って参ります。
     令和6年度診療報酬改定につきましては、「現下の雇用情勢も踏まえた人材確保・働き方改革等の推進」「ポスト2025を
    見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療DXを含めた医療機能の分化・強化、連携の推進」「安心・安全で質の高い医
    療の推進」「効率化・適正化を通じた医療保険制度の安定性・持続可能性の向上」、以上四つの視点の下でおこなわれることに
    なっています。また、診療報酬改定DXの推進に向け、医療機関・薬局等やベンダーの集中的な業務負荷を平準化するため、今回
    より施行時期が変更されます。その際には医療機関の負担軽減や効率化をするための取り組みも必要ですので、施行時期の後ろ
    倒しに伴う課題解決に向けて取り組んで参ります。
     一方、本年4月からは医師の働き方改革の新制度が施行され、医師の時間外労働の上限規制が開始されます。医師の働き方改
    革では、「医師の健康確保」、「地域医療の継続性」、「医療・医学の質の維持・向上」の三つの重要な課題にしっかりと取り
    組むことが重要です。日本医師会は、厚生労働省から指定を受けた医療機関勤務環境評価センターの業務を中心に医療機関及び
    勤務医の先生方を支援して参ります。
     新型コロナウイルス感染症は、昨年5月に感染症法上の位置付けが5類感染症に変更されました。わが国は、国際的に見て
    も、コロナによる人口当たり死亡者数や陽性者の致死率の低さなど、相当の医療実績を積み上げてきました。これは全国の医師
    を始めとした医療従事者による懸命な対応の賜物と考えております。深く感謝申し上げます。特に、診療所で対応したコロナ患
    者及びコロナ疑い患者数は約7,700万人にのぼる 上、新型コロナウイルス感染症対応における外来対応医療機関(診療・検
    査医療機関)の数は約5万となりました。更に、これまでの新型コロナワクチンの接種回数は約4億3千万回に達しました。
     昨年11月には、厚生労働省と本会を含め八つの医療関係団体と共に「ポストコロナ医療体制充実宣言」を公表し、次の感染
    症拡大への備えを先手先手で実施するため、新興感染症対応と医療DXの推進を集中的に進めることを表明いたしました。
     また、本年4月より、改正感染症法に基づく、医療措置協定が施行されるとともに、第8次医療計画が開始されます。日本医
    師会といたしましても、診療所の新興感染症への対応力を一層高めることを目的に、地域医師会のためのモデル研修を本年3月
    に実施予定です。
     各地域の医師は、日頃から地域にどっぷりつかり、地域住民の健康を守るため、さまざまな活動を通じて地域を面として支え
    ており、地域医師会はそうした活動に深く関与しています。昨年より、国民の皆様にそうした医師会活動を知ってもらうため、
    「地域に根ざした医師会活動プロジェクト」を開始しました。その一環として、昨年10月に「有事の医師会活動~地域、住民
    を守る活動~」をテーマとしたシンポジウムを開催し、大規模災害時やコロナ禍での医師会活動について情報を発信いたしまし
    た。本年3月に第2回のシンポジウムを予定しておりますが、今後も引き続き当該プロジェクトを進めて参ります。
     昨年も国内では、地震や台風、豪雨など、全国各地で大きな被害がもたらされました。これらの災害によって被災された皆様
    に、心からお見舞い申し上げます。
     また、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの対立、隣国の脅威など、国際的にも予断を許さない状況にあり、
    更に地球温暖化等による異常気象の影響等も注視していく必要があります。災害対策基本法上の指定公共機関である日本医師会
    は、今後とも大規模災害に備えて、組織づくりや災害医療研修の実施等の準備体制を更に進めて参ります。
     更に、医療DXは、日本医師会が目指す「国民・患者の皆様への安心・安全でより質の高い医療提供」と「医療現場の負担軽
    減」の実現に資するものでなければなりません。また政府に対しては、サイバーセキュリティ対策も含めた、医療DXに掛かるコ
    ストに対する公的支援の拡充、並びに現場の負担軽減に向けた取り組みと情報発信を引き続き求めて参ります。
     新しい年が皆様にとって充実した幸多き年となりますことを祈念申し上げ、年頭に当たってのごあいさつといたします。
     本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


    ★謹んで新年のお慶びを申し上げます ―理事からの新年のご挨拶と抱負―

    ■会長代行・財務委員長 長嶺 芳文(ながみねよしふみ)
     本会の理事として初当選してから今年で丁度10年目を迎え節目の年になります。
     昨年10月より会長代行という重要な責務を拝命し身の引き締まる思いで活動をしております。
     引き続き、財務委員会、保険委員会、介護事業委員会の役割も果たしつつ、今後の本会の将来に繋がるフェムテック、健康経
    営にも関わる事になると思います。担う事業は多岐に渡りますが、現在の理事体制は優秀な人材に恵まれています。ここで強い
    リーダーシップを発揮する事が私の使命と感じております。会員のため国民の為にも強い意志で前進する会運営をしていきたい
    と思います。

    ■副会長・総務委員長・広報IT委員長 廣野 敏明(ひろのとしあき)
     人々の痛みや様々な症状に向き合い、心に寄り添って一生懸命に手当する、そんな鍼灸師、マッサージ師である私たち。鍼灸
    やマッサージを必要とする方々は、大勢いらっしゃるはずですが、どうして受療率は伸び悩み広く普及しないのでしょう。
     相手のこと、気持ちや訴えを、ちゃんと理解して包み込んであげているのか、どこか間違っていないか、勘違いしていない
    か、自分の施術が届いているのか、初心に返って考える必要があるかも知れません。
     今、全鍼師会(ぜんしんしかい)は大きく変わろうとしています。全鍼師会の歴史、伝統を守りながらも、事業の形や方法は
    常に改善、変えていくことも必要かと思います。全鍼師会(ぜんしんしかい)としてなすべきことは何だろう。できることは何
    だろう。皆様とともに考えて進めていきたいと思います。

    ■副会長・保険委員長 往田 和章(おおたかずあき)
     新型コロナウイルス感染症による混乱が一応の終息を迎え、初めての新年となります。この間に受けたダメージを回復する努
    力は個人・企業だけでなく国という組織についても同様で、社会保障の分野では被保険者に今後多くの負担が寄せられる事が予
    想されます。
     その中で業団(ぎょうだん)は浮世離れした承認欲求を追求する姿勢から、真に社会から必要とされ、業団に期待しない施術
    者から「魅力に溢れる団体」であると思われるような意識改革が必要だと痛感しています。それが鍼灸マッサージを必要とされ
    る方々のみならず、国の施策をも動かす原動力となり得るはずです。
     本会はいち早く、社会や組織に属さない有資格者に向け魅力溢れる組織作りを実践していきます。共に喜びを分かち合える新
    年を迎える未来を目指しましょう。

    ■副会長・組織委員長 石川 英樹(いしかわひでき)
     今年の干支である「甲辰(きのえたつ)」は、「春の日差しが、あまねく成長を助ける年」になるようです。この言葉通り
    「あはき等広告ガイドライン」の発出を促し、私達あはき師が業として成長できる年にできるよう活動していきます。思えば昨
    年のあいさつで、昨年の干支である「癸卯(みずのとう)」は、「これまでの努力が花開き、実り始める年」と書かせていただ
    きました。正にその通り諦めず最後まで努力した甲斐がありギリギリまで追い込まれました「治療院」という名称の継続使用を
    死守することができました。
     また昨年と比べて会員数の減少がやや鈍化しており、微増ではありますが会員数が増加に転じた都道府県も昨年より増えてき
    ました。全鍼師会は直接の入会を認めていないので、都道府県の活性化こそ最大の組織強化策だと再認識いたしました。今年も
    将来ビジョン検討委員会とタッグを組み、そして各都道府県師会様と一緒に会員増加と活性化を進めていきたいと考えておりま
    すので、本年度も会の活動にご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
    謙虚・利他・感謝

    ■副会長・介護委員長・フェムテック委員長 狩野 裕治(かのうゆうじ)
     2023年は全鍼師会にとってフェムテック元年となりました。関西医療大学に寄附講座が設置され、第22回東洋療法推進
    大会in岩手の特別記念講演では京都大学の健康医学専攻研究員であられる菅 万希子(すがまきこ)先生に「鍼灸マッサージにお
    けるフェムテックの展望」と題してご講演いただきました。女性ならではの健康課題とウェルビーイング(well-being) に鍼灸
    マッサージ師がどのように取り組むべきか?エビデンスの獲得と認定講座の設置、ビジネスモデルの確立の重要性を学びまし
    た。医療介護の分野でも本年は6年に1度のダブル改定があり、大きな転換の年となることになります。介護委員会といたしま
    しても、地域支援事業への参入を見据えたうえで健康経営や多職種連携への取り組みをおこない、鍼灸マッサージ師が地域で必
    要とされ、インフラとなれるよう専門的かつ効果的な情報を発信してまいります。
    本年もよろしくお願いいたします。

    ■副会長・将来ビジョン等検討委員長 尾野 彰(おのあきら)
     昨年5月から新型コロナウイルスが「5類感染症」に指定され、その結果、会員の皆様との交流の機会が増えたことを心より
    喜ばしく思います。
     また、東洋療法推進大会では、全国の師会の皆様から貴重なご意見を頂戴し、さまざまな情報の交換と連携が図られました。
     当会では昨年より、フェムテックに注力しており、鍼灸マッサージが女性の不定愁訴に対して有効であることを実証するた
    め、医療経済的なエビデンスの調査研究をおこなう予定です。その結果を踏まえ、全国の施術所でエビデンスに基づいた施術が
    提供できるような仕組みを整備しています。
     将来ビジョン等検討委員長として、鍼灸マッサージ師の重要性と価値を社会に広く発信し、フェムテックが収入の増加につな
    がる付加価値を提供できる業界団体となるよう努力いたします。
     新しい一年が、会員の皆様にとってより充実し、更なる飛躍があることを心より願っております。

    ■業務執行理事・学術委員長 小川 眞悟(おがわしんご)
     昨年度は、全国の各師会の学術講習会の開催は、対面+(プラス)WEBを活用し開催する師会(しかい)が多く増えてきまし
    た。東洋療法研修試験財団の生涯研修認定単位も取得しやすい環境が整ってきています。10月の東洋療法推進大会in岩手にお
    いても、「臨床・研究発表」を全国から6題、会員のエントリーいただき、WEBオンデマンド配信して受講していただきまし
    た。質の高い発表をしていただき感謝しております。
     また、東洋療法将来研究会・生涯・教育部会の主催する認定訪問マッサージ師、認定機能訓練指導員の基礎講習会も対面と
    WEBで開催いたしました。今回は養成学校へ学生奨励賞を授与した新卒者が多数受講していただき、全鍼師会にも入会していた
    だきました。2月に開催する実技講習会も対面とWEBで開催予定です。
     また、「あはきとインバウンド」に関しても、日本の鍼灸マッサージの素晴らしさを伝えるため、外国人に対する広報や対策
    を講じていきたいと思います。
     今年は、全国の会員の皆様には改めて自分の得意分野を講師登録していただき、講師選定や外部に広報できるシステムを構築
    したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

    ■業務執行理事・法制委員長 森 孝太郎(もりこうたろう)
     今年も仲良くお願いします。昨年は大きな動きができず、会員皆様には「何やってるんだ!!」とお叱りを受ける1年であっ
    た気がします。広告のガイドラインに関してもなかなか進まず、本当に申し訳ないと感じております。有資格者、無資格者の整
    体業務、無免許者による温灸問題、報道によるマッサージという言葉の濫用、問題山済みですが今年は何らかの結果が出せる事
    を目標にしたいと思います。皆様からの温かいご支援をよろしくお願いします。

    ■業務執行理事・スポーツケア委員長・災害対策委員長 仲嶋 隆史 (なかじまたかし)
     新型コロナウイルス感染症拡大も5類になり、大小様々なスポーツイベントが開催されています。我々の活躍する場をメディ
    アに積極的にアピールしていきましょう。災害に関しては南海トラフをはじめ自然災害は待ってくれません。被災された方々、
    支援者支援に対し、感染予防を念頭に安全に気を付け引き続きサポートをおこなってまいります。今年もよろしくお願いしま
    す。

    ■業務執行理事・視覚障害委員長 佐々木 実(ささきみのる)
     視覚障害委員長を拝命して2年目を迎えました。昨年は全員参加型のZoom研修会を2度開催させていただきました。また、
    音声PCでのZoomアプリの操作法や東洋療法推進大会in岩手のオンデマンド視聴のやり方などをデモしユーチューブにアップさ
    せていただきました。日進月歩を続けるICT技術が視覚障害者にとっても生活の助けとなるようにしていかなければなりませ
    ん。
     今年もこの活動を続けるとともに、全鍼HPに視覚障害のリンクを設け、保険資料や入会パンフレットなどの点訳ファイルを
    自由にダウンロード出来る体制を作りたいと考えています。また、秋から始まるマイナ保険証導入が視覚障害者にとって不利と
    ならないように検証を続けて参りたいと思います。一層のご協力をお願いいたします。

    ■理事・介護担当・スポーツケア担当 朝日山 一男(あさひやまかずお)
     スポーツケア担当としてスポーツ鍼灸マッサージ指導者育成講習会の開催・国体・インターハイ・ねんりんピックへの関わり
    方、中学校部活動外部委託について、また選手とともに成長し幸せになる「プレーヤーズセンタード」への提案をしていきます。
     介護予防の分野では、地域において住民や行政とどう関わりながら介護予防事業を進めていくか具体的な方法を提供していき
    ます。会員の皆様とともにこの厳しい状況にチャレンジしていきたいと思います。

    ■理事・介護担当・災害対策担当 足立 忠(あだちただし)
     介護委員会・災害対策担当の理事として、皆様のご協力をいただき活動させていただいております。コロナ禍も落ち着いてき
    ていますが終息には時間がかかりそうです。私共の業界も厳しい時代が続いてます。皆様の各施術院などの発展に微力ながら尽
    くしていきたく思います。最後になりますが、皆様の本年度一年の、ご健康ご多幸をお祈りして新年の挨拶に代えさせていただ
    きます。

    ■理事・保険担当・広報IT担当・法制担当・フェムテック担当 清水 洋二(しみずようじ)
     あはき業の未来に向かってフェムテック、保険、広報IT、法制委員を拝命しております。令和5年度から理事に就任いたしま
    した清水 洋二(しみずようじ)と申します。本職は専門学校の校長をしております。
     私はあはき業の明るい未来無くして学校の未来も無いと考えており、私が従事しております委員会はどれもあはき業の未来に
    係わる事業と考えております。
     今後は学校教員の立場から、全鍼師会(ぜんしんしかい)の理事、あはき師として業の発展に微力ではありますが尽くしてい
    きたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

    ■理事・広報IT担当・保険担当 中川 紀寛(なかがわとしひろ)
     2024年の辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれていま
    す。暗いニュースの多い一年でしたが、それを糧にしてあはき業界と共に活力旺盛に大きく成長したいと思います。
     また、月刊東洋療法においてもイベント、コラムなど会員の皆様に役立つ情報の発信をさせていただくとともに、より多くの
    会員の先生方にお読みいただけるような月刊東洋療法を目指して廣野(ひろの)委員長に提案、企画をしていきます。

    ■理事・組織担当・広報IT担当・災害対策担当 成田 卓志(なりたたかし)
     リモート会議・講習会、現地+リモートのハイブリッド会議・講習会、オンデマンド講習会が普通になってきました。各都道
    府県師会のやり方、作ったオンデマンド講習会の情報共有ができる仕組みを作っていきたいと思います。それと都道府県師会と
    情報共有できる場の仕組みを今年は作りたいと思っております。ご意見・ご要望・ご助言とご協力をお願い申し上げます。

    ■理事・組織担当 西島 登喜子(にしじまときこ)
     組織委員担当の理事として、活動させていただいております。東洋療法推進大会も従来通りの開催が出来るようになりまし
    た。皆様と共に業界の発展の為に微力ながら活動させていただきたいと思います。また女性の活躍も大いに期待していきたい。
     是非とも、全鍼師会の活動にご協力をお願い申し上げます。

    ■理事・保険担当 林﨑 隆(はやさきたかし)
     全鍼師会(ぜんしんしかい)の理事として初めての新年を迎えさせていただきました。いよいよ、あはき業界もマイナンバー
    カードでの資格確認が開始されるようで、「施術所等向け総合ポータルサイト」が開設される等と、準備が着々と進められてお
    ります。保険担当の理事として、保険制度が今よりも更に良くなるように、そして療養費が更に取り扱いやすくなるように、微
    力ではございますが精一杯頑張りたいと思っています。
     また、今年は私の地元徳島県にて東洋療法推進大会が開催されます。大勢の方にご参加いただきますようどうぞよろしくお願
    いいたします。


    ■理事・災害対策担当 松浦 浩市(まつうらこういち)
     激動の年、しかし鍼灸マッサージ師にとってはチャンスの年になることと思います。夢の職業にするため、子供たちのなりた
    い職業にする未来設計があり、明るい未来を創造します。岩手大会では、フェムテック活動などは社会科学の切り口だと、「鍼
    灸マッサージは効果がある」という新しい切り口などはとても明るい話題です。皆様のご協力をいただき、夢に向かって進んで
    まいりましょう。必ず明るい明日が待っています。


    2 共生社会の実現を推進するための認知症基本法~意思決定支援との関係で~3
    顧問弁護士 井上 雅人(いのうえまさと)

     本誌355号から2回にわたり、認知症等で自ら意思決定することが困難な人についての意思決定支援についてお話をしてき
    ました。今回はその最後として、本人の支援に関わっている人がチームで意思決定支援をおこなう場合の方法について説明しま
    す。意思決定支援の内容には、「意思形成支援」、「意思表明支援」、「意思実現支援」があることは前回お話ししました。ま
    ず意思形成の場面では、本人がリラックスできる場所で、わかりやすい言葉や文字、絵などのコミュニケーションツールを使っ
    て、どのような選択肢があるかを本人が理解できるように説明しましょう。また、本人がどこまで理解できているかを確認しな
    がら進めるとともに、支援者の価値観を押しつけたりすることがないように注意しましょう。本人は、提供された情報を理解し
    て、その記憶を保持し、そして選択肢を比較検討して、これだと決めてその意思を表明します。この経過は認知症がある人もな
    い人も同じです。次に、意思表明支援は、本人が選択肢の中から選んだ意思を表明する場面ですが、ここでは、決断を迫って焦
    ら さないことや、支援者の価値観に沿った意思でない場合であったとしてもそれを尊重する姿勢が求められます。このようにし
    て本人が決定した意思について、支援者はこれを実現するための支援をすることになります。意思実現の場面では、本人が出来
    ることは自分でやってもらうことも大切です。なぜなら、本人は、自分が決めたことを自分の手で実現することによってその成
    功体験を実感し、そのような体験の積み重ねによって自己決定する力をつけることができるからです。
     ここからはちょっと場面が変わりますが、医療現場においても、自ら意思決定することが難しい人の治療方法等をどのように
    して決めるかが問題になっています。特に近年、高齢者の一人暮らし世帯や、高齢者夫婦だけの世帯が急増しており、身寄りが
    全くいなかったり、いても長年疎遠になっているため本人と関わりをもたないという場合も少なくありません。このような場合
    に、例えば終末期を迎えた本人について、どのような治療をおこなうか、延命治療をするかどうかなどについて問題となりま
    す。本来は、当然ながら医師が本人の意向を確認して治療や処置をすることになりますが、本人が意思決定できない場合はどう
    でしょうか。近時このような場面における問題が増えてきたため、国は、「人生の最終段階における医療・ケアの決定のプロセ
    スに関するガイドライン」(平成30年3月改訂版)を作成しています。このガイドラインでは、医療従事者から適切な情報の
    提供と説明がなされ、それに基づいて本人が自ら医療・ケアチームと十分な話し合いをおこない、本人が意思決定することが基
    本であるとしています。しかしながら、本人の意思が確認できないときには、家族等(本人が信頼を寄せ、人生の最終段階の本
    人を支える存在であるという趣旨で、親しい友人等も含む)が、本人の意思を推定できるときは、本人の推定意思を尊重して本
    人にとって最善の方針をとることとされています。ここで重要なのは、家族等がいる場合であっても「家族等の意思」で決める
    のではなく、家族等が「本人の意思を推定」して決めるという点です。さらに、家族等もいない場合には、医療・ケアチームが
    本人にとって最善の方針につき慎重に判断することとされています。同じようなことは、施設入所している身寄りのない高齢者
    などが終末期を迎えたときにも問題となります。体調の異変が起きたときに積極的に救急搬送して医師の治療をうけるのか、そ
    れとも施設内で可能な範囲で苦痛を取り除く処置を受けるにとどめるのか(看取り)の問題があります。このような場合に備え
    て、自分は終末期をどのように迎えたいかということを元気なうちに書き記しておくことがよいでしょう。家族がいる場合で
    も、普段からそのような話をしていない場合には、いざというときに家族であっても本人の意思が推定できないことはあるで
    しょう。このようなことで、最近は、「人生会議」(アドバンス・ケア・プランニング ACP)といって、自分が希望する医療や
    ケアについて前もって家族やかかりつけの医者などと話し合って、その意思を共有しておくことが勧められています。例えば、
    口から食事ができなくなったときにどんな方法(経鼻胃管:けいびいかん、胃ろうなど)をとってほしいか、重い病気に罹った
    ときに闘病して少しでも長生きをしたいか、延命につながる処置はしてほしくないのか、痛みや苦しみがない状態を保つことを
    重視した治療でよいのか、さらには、最期を迎えるのは自宅が良いか、病院や施設がよいか等々、自分らしい人生を全うするた
    めに決めておきたいことは色々あります。人生会議は、これらのことを一回の話し合いで決めるということではないので、何度
    もよく話合って決めていくとよいでしょう。また、一旦これでいいと決めたことでも気持ちが変わることもあるでしょう。そう
    いうときは変更すればよいのです。そして、決めていたことを医療機関等に伝える必要が現実に起こったときには、自ら伝える
    ことができない状態になっていることも少なくないので、決めたことを記録化しておくといざというときに役立つでしょう。巷
    では、エンディングノートなどと呼ばれているものがありますが、単に自分だけでひっそりと書き残しておくということではな
    く、自分が決めたことを共有しておくことが重要です。


    3 FOCUS スマートウォッチ外来

     メールや通話などの通知を手元で確認できる、とても便利なスマートウォッチ。心拍数や不整脈の早期発見ができ、普段の健
    康管理に役立てている方も多いのではないでしょうか。そんな中、スマートウォッチの通知をきっかけに医療機関を受診する人
    が増えています。その受け皿として総合病院などで開設されはじめているのが「スマートウォッチ外来」です。スマートウォッ
    チの代表でもある米アップルの腕時計型端末アップルウォッチは、心拍数や心電図を高精度で測定できます。2020年に、
    アップルの心電図アプリケーション『家庭用心電計プログラム』と不規則な心拍を通知してくれる『家庭用心拍数モニタプログ
    ラム』が、厚生労働省から家庭用医療機器として承認されました。
                                        (広報IT委員 中川 紀寛 なかがわとしひろ)


    4 医者いらず 健康長寿処方箋(119)

    健康科学研究所所長・大阪市立大学医学部名誉教授 井上 正康(いのうえまさやす)

    井上 正康(いのうえまさやす)先生は、癌や生活習慣病を「活性酸素」やエネルギー代謝の観点と、地球や生命の歴史という大きな視野で研究されている国際的研究者です。現在、多くの府県師会主催の公開講座で講演され大好評を博しています。ぜひ貴師会でも!!
    ご連絡はURLより。http://www.inouemasayasu.net

    「狂気のレプリコンワクチンと自己拡散型ウイルスワクチン」

     有効性も安全性も不明な遺伝子ワクチンがWHOの推奨で接種され始めて丸3年になる。現在、その深刻な毒性と副作用に関す
    る実態が世界的に明らかになりつつある。接種者の遺伝子を組み換えるアストラゼネカ社製DNAワクチンは、接種開始直後から
    深刻な薬害を起こして早々と姿を消し、無かった事の様に忘却の彼方に追いやられた。一方、“直ぐに分解されるので安全と虚偽
    説明されたmRNAワクチン”は、塩基の化学修飾で難分解性となり抗原原罪やIgG4産生により免疫不全を誘起し、帯状疱疹、ブ
    レイクスルー感染、全身性自己免疫疾患を深刻化させている。その事実がバレた海外では接種者が激減し、ワクチンビジネスが
    終焉してファイザーやモデルナの株価が暴落し続けている。
     mRNAワクチン自体が根本的設計ミスであるが、最近になり大量のプラスミドDNAが混入している事も発覚した。これは難分
    解性のmRNAが鋳型DNAと強く結合してDNA分解酵素が作用できない事が原因である。難分解性mRNAワクチンをプラスミドで
    作る方法自体が根本的間違いであり、病原体の種類に関係なくmRNAワクチンにDNAが混入する事になる。しかも、ファイザー
    社製にはワクチン製造に不要な“癌ウイルスSV-40のプラスミド”が使われており、~32%ものDNA混入(2000億個/バイ
    アル)で接種者の遺伝子を組み換える危険性が高い。これが癌遺伝子の近辺に挿入されると細胞が癌化する可能性もある。 
     mRNAワクチンによる免疫抑制病態と混入DNAによる遺伝子組み換えが“増殖速度の速いターボ癌”の原因である可能性も危惧
    されている。mRNAワクチンに由来するスパイク蛋白が血栓や血管障害を誘起(ゆうき)する毒物である事は接種直後から判明
    していた。これらの事実から、海外では『劣悪な有毒欠陥商品であるmRNAワクチンを即時全面禁止すべき』として世界中で訴
    訟が起こっている。
     残念ながら、ビッグファーマの洗脳媒体であるテレビしか観ない大半の日本人は、情報鎖国の島国で猿ぐつわの“マスク”を着
    け続けている。大航海時代から奴隷狩りや略奪を生業にしてきた海賊の末裔には、“マスクはワクチンが売れるサイン”と見做さ
    れ、猿ぐつわ装着率世界一の日本人が格好の餌食にされている。ワクチン接種が始まった直後から救急車の出動回数や突然死が
    激増して火葬場での遺体焼却が2週間以上待たされる異常事態を目の当たりにして、流石のお人好し日本人も“遺伝子ワクチン”
    に懐疑的になり始めている。しかし、米巨大製薬利権集団がノーベル委員会を大枚で叩いてカリコとワイスマンにノーベル賞を
    授与させて“mRNAワクチン” に対する警戒心を失わせ、世界に類を見ない“遺伝子ワクチン製造国家”を誕生させた。日本政府は
    経産省の補助金で“次世代型の自己増幅型レプリコンワクチン”を製造させた。これは自己複製酵素レプリカーゼ遺伝子を含む組
    み換え遺伝子製剤であり、細胞内で自己増殖して全身で大量の有毒スパイクを産生し続ける。現在、津波で無人地帯と化した福
    島県南相馬市に建設された明治製菓ファルマ(川村 和夫:かわむらかずお社長)と米アルカリス社(高松 聡:たかまつさとし社
    長)の巨大サティアンでレプリコンワクチンが生産されている。米国VLP Therapeutics社(赤畑 渉:あかはたわたる社長)の
    レプリコンワクチン製造工場も久留米市リサーチパーク内に設立されている。厚労省は2023年11月28日に明治製菓ファ
    ルマ社のレプリコンワクチン(コスタイブ)の製造販売を認可した。レプリコン遺伝子は接種者の体内で自己増殖しながら“エク
    ソソーム”として血中を長期間循環しながら全身の組織へ拡散すると同時に、“擬似ウイルス”としてシェディングを介して非接種
    者にも拡散される。事実、放射性標識したレプリコンワクチンを接種されたマウスから1週間で呼気中に13%、糞中に7%、
    尿中に3%もの放射活性が排泄されている。これは遺伝子ワクチンで“シェディング”が起こる事を示唆する所見であり、非接種
    者も深刻な二次被害を受ける可能性がある。多くの専門家が“レプリコンワクチンの危険性”に警鐘を鳴らしてきたが、世界初の
    臨床治験が828人を対象に2022年12月から大分医大をはじめとする国内で実施された。その結果は公表されていない
    が、査読中の論文で「悪寒、下痢、めまい、頭痛、倦怠感、吐き気、筋肉痛などの副作用が旧型mRNAワクチンより多い事」が
    判明しており、今後は長期的後遺症に悩む治験者が出てくる可能性が高い。
     利益を最優先する医産複合体企業の欲望は止まるところを知らない。鎖状のmRNAはRNA分解酵素により両端から分解される
    為、分解されない環状mRNAでスパイクを大量生産させる方法も考えられている。自己増殖型レプリコンワクチンや難分解性環
    状RNAワクチンは旧型mRNAワクチン以上に深刻な薬害を誘起(ゆうき)するであろう。彼らはヒト用遺伝子ワクチンのみなら
    ず、家畜や野生動物を対象に、エボラ出血熱、牛結核、ラッサ熱の『自己拡散型ウイルスワクチン』も開発中であり、これを狂
    犬病、西ナイル熱、ライム病、腺ペストなどの人獣共通感染症に適用拡大しようとしている。これらは“ワクチン”ではなく“遺伝
    子組み換え病原体”であり、野に放たれて突然変異すれば生態系に壊滅的影響を与えて人にも感染する可能性が高い。1999年
    にビスカイノ獣医師は、兎出血病ウイルスの遺伝子を粘液腫ウイルスのゲノムに挿入した“ハイブリッド型ウイルス”を作成し、
    『兎出血病と兎粘液腫の自己拡散型ワクチン』と称してマイクロチップ装着兎に投与してスペインのアイレ島に放った。その結
    果、未接種兎の56%で両ウイルスの抗体が検出された事から、自然界で自己拡散型ウイルスワクチンが感染拡大したことが判
    明した(米国科学アカデミーPNAS)。ウイルスや細菌は自然界で複雑に相互作用しているので、特定のウイルスを排除する“ 自
    己拡散型ウイルスワクチン”は予期せぬ結果をもたらす可能性がある。蛸壺研究者の浅知恵で自然界の病原体を根絶したりバラン
    スを変化させると、人や家畜に感染する人畜共通感染症を誘発させる可能性が高い。国境を認識しない“自己拡散型組み換えウイ
    ルス”を閉じ込めることは不可能であり、パンデミックを誘起する危険な生物兵器への転用も可能である。衛生問題を武器化した
    WHOや営利組織は利益の為なら何をしでかすか分からないサイコパス集団であり、世界が厳しく断罪して排除すべきである。


    5 Dr.タコのちょっとエッセイ

     新年なので夢のある話を一つ。今回は「からだ科学館」を訪れてみましょう。市と医師会が、子供たちに体のしくみや健康の
    ありがたさを知ってもらおうとつくったその科学館は、評判を呼び、いまでは遠くから見学に訪れる人もいます。

    からだ科学館「君たちはどう生きるか」
        
     一階は広々としたロビーで吹き抜けになっていて、図書室とネットカフェがあり、医学情報を閲覧できます。医学に関する雑
    誌のほか、健康に関する数多くの書物がテーマごとにセレクトされて並び、パソコンで自由に検索もできます。
     一角には小さなレストランがあります。有機食材によるメニューが工夫されていて、地元で採れた新鮮な野菜や果物を使った
    サラダやジュースがあります。その人の体質や持病にあった食事や飲み物があり、糖尿病や高血圧・骨粗鬆症などに応じて、お
    すすめのメニューが提供されます。
     二階ではからだの仕組みや病気を、体験を通して学ぶコーナーです。人体模型やCGを使った映像が展示されているほか、超音
    波で自分の内臓を見ることのできるコーナーもあり、聴診器で聴く自分の心臓の鼓動に子供たちはまさにドキドキ。
     病気のコーナーでは、タバコを吸って真っ黒になった肺や、コレステロールでどろどろの血、動脈硬化で流れにくくなった血
    管の模型・映像を展示。初めて見る子供たちはかなり驚いたようです。
     白内障のメガネとおもりと耳栓をつけたり、車イスに乗ったりして高齢者や障害のある方の世界を擬似体験してもらうコー
    ナーや、VRゴーグルをつけて認知症のかたが感じる世界を体験できるもメニューもあります。はずしたあと、子供達は口々に
    「はあ~、こうやって普通に動けるのって、ほんとに楽だったんだね!」って言いますよ。
     最後に「人生シミュレーション」という占いの館があります。質問にYESかNOを選んでいき、体力テストの結果などから、自
    分が将来どのような姿になり、何歳まで生き延びられるのかが、リアルな映像で再現されるのです。例えばこんな質問です「ス
    マホを1日何時間見ていますか?」「この場面でどこに車を停めますか?」など。「あなたは45歳で糖尿病になり65歳で心
    筋梗塞になるリスクが63%です」なんて出たりして、周囲のお説教よりよほど説得力があるようです。
     いったいそんな科学館がどこにあるかって?じつはまだ私の頭の中なんです。でも、あったらいいと思いませんか?これは全
    くの夢物語ではなくシンガポールには実在します。ITの進歩により、いまではネット上でもかなりの部分が再現できるような気
    もします。
     高血圧や糖尿病、脂質異常症、はてはガンの一部まで、生活習慣が密接に関係していることが明らかとなっています。ただ、
    毎日の外来で感じることですが、これまで何十年もかけて築き上げた生活習慣を、大人になってから変えるのは容易ではないの
    です。「タバコはやめてお酒もほどほどに、バランスのとれた食事を腹八分に摂り、十分な睡眠と定期的な運動を行い、ストレ
    スをためないようにしましょう」唱えるのは簡単ですが、達成にはいくつものハードルがあります。まさに「わかっちゃいるけ
    どやめられない」でも本当にわかっていますか?
     頭が柔らかい子供の頃から、正しい健康医学的な知識を身をもって覚えてもらうことが重要です。コンビニやファストフード
    に囲まれ、菓子も清涼飲料水もタバコも酒も自由に買え、スマホ片手に世界中のあらゆる情報にアクセスできるからこそ、自ら
    の体を作り上げるのは毎日の生活であり、それに気づき管理できるのも自分であるということをしっかりと子供たちに(大人に
    も)学んでほしいと思います。
     実現の日までタコの夢は続きます。
    +++++
    Dr.タコ 昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医


    6 インフォメーション 研修会・イベント開催予定

     各地での研修会・イベント情報をお知らせいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。
     詳細・申込については各師会事務所へお問い合わせ下さい。(変更・中止等がある場合もありますので必ず事前にご確認下さ
    い)
    なお、全鍼師会HP:トップページ内「全鍼ニュース」もご参照下さい。

    月日、師会(しかい)名、時間、場所、内容、一般参加、参加費、生涯研修単位 の順番で記載
    1月7日、大阪、10時~15時50分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、会員・学生 無料 会員外1,000
    円、6単位
    1月14日、福島、10時~15時15分、福島市市民会館、災害支援鍼灸マッサージ師の防災教育プログラム5、「災害エス
    ノグラフィー」「災害時の乳幼児支援」(炊出し訓練と実技・演習を含む)、可、無料 (事前申込)、6単位
    1月14日、東京、16時から19時、都師会(としかい)会館、切経探穴(せっけいたんけい) 「臨床四方八方」中級コース
    4、可、有料 ※都師会(としかい)事務局まで問合せ、3単位
    1月14日、岡山、10時から12時、岡山市 三木記念ホール、災害時に備える医療と鍼灸マッサージ~避難所での健康サポー
    トと自分を守るセルフケア~、可、無料、4単位
    1月19日、滋賀、10時から15時、滋賀県鍼灸マッサージ会館【ハイブリッド】、学術研修会、可、無料、4単位
    1月21日、福岡、13時から17時、北九州市鍼灸師会事務所、食養生と鍼灸、刺さない鍼でも効果を出せる~てい鍼治療、
    可、県師会生涯研修会員・北九州市会員無料 福岡医専・福岡医療 学生無料 県師会会員・一般学生1,000円 一般鍼灸師3,0
    00円、4単位
    1月28日、石川、14時から16時30分、金沢歌劇座、頚部の痛み(レッドフラッグ等、痛みの鑑別診断)~医療従事者と
    して知っておくべきこと~、マイナ保険証の取扱いについて等、不可、無料、4単位
    1月28日、鳥取、10時から15時、倉吉市 伯耆しあわせの郷、会員による臨床発表・報告、可、会員500円 会員外2,0
    00円 一般・学生無料、5単位
    2月4日、東京、14時から17時、都師会(としかい)会館、お灸を中心とした臨床4、可、有料 ※都師会(としかい)事務
    局まで問合せ、3単位
    2月4日、石川、10時30分から12時30分、石川県立盲学校【ハイブリッド】、加賀・三策塾 「症例検討会」、可、無
    料、2単位
    2月4日、大阪、10時から15時50分、大阪府鍼灸マッサージ会館、保険取扱講習会、可、会員・学生 無料 会員外1,00
    0円、6単位
    2月4日、愛媛、10時から11時30分、COMS 松山市男女共同参画推進センター、コムズフェスティバル 市民企画分科会
    「超高齢社会を生き抜くための東洋医学の知恵」~認知症を幸せに過ごすためのヒントを教えます~、可、無料、2単位
    2月11日、東京、16時から19時、都師会(としかい)会館、切経探穴(せっけいたんけつ)「臨床四方八方」初級コース
    4、可、有料 ※都師会(としかい)事務局まで問合せ、3単位
    2月11日、岐阜、10時から12時、岐阜県鍼灸マッサージ会館、脳血管障害後遺症について、可、無料、2単位
    2月11日、愛媛、7時から16時、松山市民会館西駐車場、愛媛マラソンケアボランティア、不可、無料、5単位
    2月12日、埼玉、9時から17時予定、さいたまスーパーアリーナ、さいたまマラソンボランティア施術、可、無料 ※賠償責
    任保険加入必須、5単位
    2月18日、岩手、10時から15時、アイーナ、生涯研修会 学術臨床セミナー:開業鍼灸院における東西医学の融合、実技
    「中枢神経と末梢神経起因による検査」、講談で学ぶ郷士の先人医学者の歴史、不可、1,500円、5単位
    2月18日、山口、10時から15時15分、周南市シビック交流センター、臨床力は察知力と説明力、可、会員2,500円
    会員外3,500円 学生1,500円、6単位
    ※研修単位は会員のみ


    7 名刺交換会

    謹んで新春のお慶びを申し上げます
    皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします

      2024年 元旦

    (公社)北海道鍼灸柔整マッサージ師会
    会長 水上 弘祥(みずかみ ひろよし)
    〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西1丁目10 ピア2・1 702号
    TEL 011-222-4189/FAX 011-222-5589
    hhkm@gaea.ocn.ne.jp

    (一社)青森県鍼灸マッサージ師会
    会長 笹川 隆人(ささかわ たかと)
    〒031-0075 青森県八戸市内丸3-9-7-3
    TEL 0178-22-0701
    hari-hari@mve.biglobe.ne.jp
    https://aosin.info

    全鍼師会 業務執行理事・視覚障害委員長
    (一社)岩手県鍼灸マッサージ師会
    会長 佐々木 実(ささき みのる)
    〒028-7401 岩手県八幡平市西根寺田13-108
    TEL/FAX 0195-77-2057  
    ms2001@aioros.ocn.ne.jp

    (一社)宮城県鍼灸マッサージ師会
    会長 金澤 秀紀(かなざわひでき)
    〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡字岳山7-37
    TEL/FAX 022-344-7747
    miyasinmasikai@gmail.com

    (一社)秋田県鍼灸マッサージ師会
    会長 高橋 和彦(たかはし かずひこ)
    〒014-0048 秋田県大仙市大曲上大町4-27
    TEL 0187-62-1287/FAX 0187-62-5216
    kzhktkhs@h9.dion.ne.jp

    (一社)山形県鍼灸マッサージ師会
    会長 原田 幸美(はらだ ゆきみ)
    〒990-0406 山形県東村山郡中山町柳沢233-6
    TEL/FAX 023-662-4848
    hara426@abeam.ocn.ne.jp

    (公社)福島県鍼灸あん摩マッサージ指圧師会
    代表理事・会長 平栗 辰也(ひらぐり たつや)
    〒960-8033 福島県福島市万世町2-13
    TEL/FAX 024-535-9093
    fukushima.hkm@gmail.com

    全鍼師会 監事
    (公社)茨城県鍼灸マッサージ師会
    会長 伊藤 徳也(いとう のりや)
    〒310-0851 茨城県水戸市千波町1918 県総合福祉会館5階
    TEL/FAX 029-244-4343
    ibasikai@dream.ocn.ne.jp

    全鍼師会 視覚障害委員
    (一社)栃木県鍼灸マッサージ師会
    会長 植木 均也(うえき きんや)
    〒320-0072 栃木県宇都宮市若草3-3-8
    TEL 028-624-6661
    tomee@ueki-harikyu.sakura.ne.jp

    全鍼師会 理事・介護委員長・フェムテック委員長
    (公社)群馬県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 狩野 裕治(かのう ゆうじ)
    〒371-0843 群馬県前橋市新前橋町13-12 群馬県社会福祉総合センター4階
    TEL 027-255-6803/FAX 027-255-6804

    (公社)埼玉県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 山岸 克也(やまぎし かつや)
    〒360-0012 埼玉県熊谷市上之1777-4
    TEL 048-525-3222/FAX 048-525-3231
    info@saitama-sams.or.jp

    全鍼師会 副会長・組織委員長
    (公社)千葉県鍼灸マッサージ師会
    会長 石川 英樹(いしかわ ひでき)
    〒284-0005 千葉県四街道市四街道1-3-13 山一ビル202
    TEL 043-301-3489/FAX 043-301-3499
    info@harikyumassage.jp

    全鍼師会 理事・組織担当・広報IT担当・災害対策担当
    (公社)東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会
    会長 成田 卓志(なりた たかし)
    〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町37-4
    TEL 03-3252-8811/FAX 03-3252-8813

    (一社)神奈川県鍼灸マッサージ師会
    会長 伊勢山 竹雄(いせやま たけお)
    〒231-0065 神奈川県横浜市中区宮川町2-55 ルリエ横浜宮川町304
    TEL 045-242-7790/FAX 045-242-7791

    (一社)新潟県鍼灸マッサージ師会
    理事長 椛澤 知弘(がわさわ ともひろ)
    〒950-0908 新潟県新潟市中央区幸西1-3-5 鍼灸マッサージ会館
    TEL 025-244-6666/FAX 025-250-5909
    niigata-kenshikai@k5.dion.ne.jp

    (一社)山梨県はり師きゅう師マッサージ師会
    会長 澤登 拓(さわのぼり たく)
    〒407-0044 山梨県韮崎市旭町上條北割2257
    TEL/FAX 0551-22-3584
    fureai.sawanobori@gmail.com

    (公社)富山県鍼灸マッサージ師会
    会長 澤田 勝芳(さわだ かつよし)
    〒930-0009 富山県富山市神通町1-2-6 鍼灸マッサージ師会館
    TEL 076-441-8986/FAX 076-441-7878
    shinkyu@bd.wakwak.com

    (公社)石川県鍼灸マッサージ師会
    会長 常盤 和成(ときわ かずしげ)
    〒921-8105 石川県金沢市平和町1-3-1 石川県平和町庁舎
    TEL/FAX 076-259-6628 保険専用TEL 076-259-6669
    info@ishikawa-shinkyu.or.jp
    http://ishikawa-shinkyu.or.jp

    (一社)福井県鍼灸マッサージ師会
    会長 吉中 善弘(よしなか よしひろ)
    〒918-8011 福井県福井市月見1-12-19
    TEL 0776-37-4189/FAX 0776-35-8410
    yoshi12190@post.email.ne.jp(メール対応希望)

    (一社)長野県はり灸マッサージ師会
    理事長 臼井 武文(うすい たけふみ)
    〒390-0802 長野県松本市旭2-11-38 長野県はり灸マッサージ会館
    TEL 0263-33-1660/FAX 0263-33-7566
    n-ahaki@nifty.com

    (公社)岐阜県鍼灸マッサージ師会
    会長 竹下 正二(たけした しょうじ)
    〒500-8042 岐阜県岐阜市末広町78-5 鍼灸マッサージ会館
    TEL 058-269-4045/FAX 058-269-4046
    qq487kk9k@adagio.ocn.ne.jp
    http://gifukensikai.hp4u.jp/

    (公社)静岡県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 齋藤 恭二郎(さいとう きょうじろう)
    〒421-0523 静岡県牧之原市波津1667-1
    TEL 0548-52-6626/FAX 0548-52-1969
    motojiro@po2.across.or.jp

    (一社)愛知県鍼灸マッサージ師会
    会長 中川 徹(なかがわ とおる)
    〒454-0014 愛知県名古屋市中川区柳川町4-24
    TEL 052-683-8921/FAX 052-683-8924
    aamm-info@a89m.net
    https://a89m.net

    (一社)三重県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 島谷 宏(しまたに ひろし)
    〒514-0004 三重県津市栄町2丁目325 三重県鍼灸会館内
    TEL 059-246-7427 FAX059-261-8282
    mie.hkm@zc.ztv.ne.jp

    (一社)滋賀県鍼灸マッサージ師会
    会長 岳 東弘(おか はるみつ)
    〒520-0814 滋賀県大津市本丸町6-28 鍼灸マッサージ会館
    TEL 077-526-4199/FAX 077-523-4132

    全鍼師会 業務執行理事・法制委員長
    (公社)京都府鍼灸マッサージ師会
    会長 森 孝太郎(もり こうたろう)
    〒602-8155 京都府京都市上京区千本通り 二条下る東入主税町1031-3
    京都府鍼灸マッサージ師会会館
    TEL 075-803-6078/FAX 075-821-2390
    office@ksmk.jp

    全鍼師会 副会長 総務委員長・広報IT委員長
    (公社)大阪府鍼灸マッサージ師会
    会長 廣野 敏明(ひろの としあき)
    〒545-0011 大阪府大阪市阿倍野区昭和町2-10-5
    TEL 06-6624-3331/FAX 06-6624-5141
    info@osmk.osaka.jp

    (公社)兵庫県鍼灸マッサージ師会
    会長 賀内 進一(かうち しんいち)
    〒673-0018 兵庫県明石市西明石北町3-8-15
    TEL 078-926-0801/FAX 078-926-0802
    info@mam-hyogo.or.jp
    https://mam-hyogo.or.jp/

    全鍼師会 理事・組織委員
    (一社)奈良県鍼灸マッサージ師会
    会長 西島 登貴子(にしじま ときこ)
    〒630-8344 奈良県奈良市東城戸町46 なら漢方ハイツ1階
    TEL/FAX 0742-26-7829
    j29pref_kensikai_8@wit.ocn.ne.jp

    (一社)和歌山県鍼灸マッサージ師会
    会長 宮本 年起(みやもと としき)
    〒640-8341 和歌山県和歌山市黒田97-14
    TEL 073-475-7771/FAX 073-474-2241
    jimu@washinshi.com

    (一社)全和歌山県鍼灸マッサージ師会
    会長 金崎 義明(かなざき よしあき)
    〒640-8323 和歌山県和歌山市太田49-1 小川コーポ1F
    TEL 073-488-4577/FAX 073-488-4578
    qqt48289k@jupiter.ocn.ne.jp

    (一社)鳥取県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 山下 泰男(やました やすお)
    〒680-0031 鳥取県鳥取市本町3丁目201 鳥取産業会館・鳥取商工会議所ビル
    TEL 0857-22-7598/FAX 0857-30-0115
    tosikima@orange.ocn.ne.jp

    (一社)島根県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 持田 栄一(もちだ えいいち)
    〒699-1101 島根県雲南市加茂町大西264-1
    TEL/FAX 0854-49-7082
    ymgtmmy@gj8.so-net.ne.jp

    全鍼師会 理事・災害対策担当
    (公社)岡山県鍼灸師会 全鍼窓口
    副会長 松浦 浩市(まつうら こういち)
    〒701-0253 岡山県倉敷市新倉敷駅前1-137-1 松浦治療内
    TEL 086-525-5654/FAX 086-525-5653

    (一社)広島県鍼灸マッサージ師会
    会長 郷田 大介(ごうだ だいすけ)
    〒734-0024 広島県広島市南区仁保新町2-6-27 みどり鍼灸治療院
    TEL/FAX 082-573-8393
    hellogoda@gmail.com

    (公社)山口県鍼灸マッサージ師会
    会長 林 和俊(はやし かずとし)
    〒742-0417 山口県岩国市周東町下久原439-5
    TEL/FAX 0827-84-3509
    k-hayashi0103@hb.tp1.jp

    (公社)徳島県鍼灸マッサージ師会
    会長 高島 弘和(たかしま ひろかず)
    〒770-0024 徳島県徳島市佐古四番町4-20
    TEL/FAX 088-653-5244
    takashima9090@mb2.tcn.ne.jp

    (一社)香川県鍼灸マッサージ師会
    代表理事 宮武 功哲(みやたけ のりあき)
    〒761-0701 香川県木田郡三木町池戸2851-5 柴田鍼灸治療院内
    TEL/FAX 087-813-8789

    (公社)愛媛県鍼灸マッサージ師会
    会長 佐藤 佳孝(さとう よしたか)
    〒791-8032 愛媛県松山市南斎院町951-11 浦川鍼灸治療院内
    TEL/FAX 089-974-1219
    ehimekenshikai@e-ahaki.com

    (公社)福岡県鍼灸マッサージ師会
    会長 古賀 慶之助(こが けいのすけ)
    〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前4ー5-12
    TEL 092ー461-2745/FAX 092-461-2746

    (一社)熊本県鍼灸マッサージ師会
    会長 草川 正規(くさかわ まさき)
    〒860-0844 熊本県熊本市中央区水道町14-21 熊本県婦人会館4F  
    TEL 096-356-7609/FAX 096-356-0901
    harikuma@izu.bbiq.jp

    (公社)鹿児島県鍼灸マッサージ師会
    会長 大勝 孝雄(おおかつ たかお)
    〒890-0015 鹿児島県鹿児島市草牟田町8-4
    鹿児島県鍼灸マッサージ師会館
    TEL 099-224-9445 FAX 099-800-5573
    kensinkaikan@tuc.bbiq.jp

    (一社)沖縄県はり・きゅう・マッサージ師会
    会長 相島 英臣(あいじま ひでおみ)
    〒903-0124 沖縄県中頭郡西原町字呉屋114-2
    TEL 098-945-8941/FAX 098-943-8838
    info@okinawa-ahaki.or.jp

    全鍼師会 相談役
    堀 昌弘(ほり まさひろ)
    〒640-8303 和歌山県和歌山市鳴神401-2
    TEL 073-474-2121/FAX 073-474-6363
    hori2121@icloud.com

    全鍼師会 相談役
    中野 義雄(なかの よしお)
    〒770-0831 徳島県徳島市寺島本町西1-60-5
    TEL/FAX 088-625-2412
    nakano@juno.ocn.ne.jp

    ******

    明けましておめでとうございます
    今年も変わらぬご愛顧の程お願い申し上げます
    2024年 元旦

    日本鍼灸マッサージ協同組合
    理事長 石川 英樹(いしかわ ひでき)
    TEL 03-3358-6363 FAX 03-6380-6032 jamm@jamm.or.jp
    https;//www.jammk.net

    ●専門学校
    謹賀新年
    学校法人呉竹学園
    理事長 坂本 歩(さかもと あゆみ)
    本年4月に校名が変わります
    東京呉竹医療専門学校 (旧校名 東京医療専門学校)
      〒160-0008 東京都新宿区四谷三栄町16番12号 TEL:03-3341-4043
    横浜呉竹医療専門学校 (旧校名 呉竹鍼灸柔整専門学校)
      〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-7-24 TEL:045-471-3731
    大宮呉竹医療専門学校 (旧校名 呉竹医療専門学校)
      〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-185-1 TEL048-658-0001
    https://www.kuretake.ac.jp/gakuen/
    鍼灸マッサージ科・鍼灸科・柔道整復科・鍼灸マッサージ教員養成科

    ●大学・専門学校
    謹賀新年
    学校法人 花田学園
    理事長 櫻井 康司(さくらい こうじ)
    東京有明医療大学
    保健医療学部(鍼灸学科/柔道整復学科)
    看護学部(看護学科)
    大学院(博士課程)保健医療学研究科
    (修士課程)看護学研究科
    〒135-0063 東京都江東区有明2-9-1
    TEL 03-6703-7000
    https://www.tau.ac.jp

    日本鍼灸理療専門学校
    本科(鍼灸あん摩マッサージ指圧科)
    専科(鍼灸科)
    日本柔道整復専門学校
    柔道整復科
    〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1
    TEL 03-3461-4787
    https://www.hanada.ac.jp/

    ●専門学校
    謹賀新年
    学校法人 東海医療学園
    東海医療学園専門学校
    理事長 杉山 誠一(すぎやま せいいち)
      学校長 木村 博吉(きむら ひろよし)
    〒413-0006 静岡県熱海市桃山町20-7
    TEL 0557-82-0459 FAX 0557-82-2775
    URL:https://www.tokaicom.ac.jp

    ●保険
    三井住友海上火災保険株式会社
    新年おめでとうございます
    110番補償制度(鍼灸師賠償責任保険)
    団体所得補償保険・団体総合生活補償保険
    担当:広域法人部 営業第一課
    〒101-8011
    東京都千代田区神田駿河台3-11-1
    TEL 03-3259-6692 FAX 03-3259-7218
    https://www.ms-ins.com

    ●保険代理店
    謹賀新年
    110番補償制度・団体所得補償保険
    団体総合生活補償保険 取扱代理店
    クリエート保険
    エル・クリエートシステム株式会社
    〒260-0021 千葉県千葉市中央区新宿1-5-8-3B
    TEL 043-248-0622 FAX 043-246-7926

    ●保険
    謹賀新年
    メットライフ生命保険株式会社
    EBマーケット開発部
    〒130-0012 東京都墨田区太平4-1-3 オリナスタワー28階
    TEL:03-6775-5620 FAX:03-3623-5729

    ●鍼(はり)
    謹賀新年 2024
    健康にはり
    SEIRIN

    ●東洋医学関連の総合卸
    謹賀新年
    本年もよろしくお願い申し上げます
    はり・もぐさ・物療機械
    株式会社 カナケン
    本社横浜・大阪・新潟・福島・仙台
    〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-17-39
    TEL:045-901-5471 FAX:045-902-9262
    オンラインショップ https://e-kenkou.jp

    ●白衣・患者衣
    賀正
    マーク入り白衣・患者衣・各種制服製造卸
    株式会社 ユア・ユニフォーム
    〒541-0051 大阪市中央区備後町2-4-10
    第一住建備後町ビル 2階
    TEL06-6222-6636 FAX06-6222-6776

    ●看板・ネオンサイン
    謹賀新年
    看板・広告・ディスプレイ・ネオンサイン・プラスチック電飾
    シート切文字・グラフィック出力サイン・金属銘板
    各種展示会・装飾テント― 設計・施工
    アドネット株式会社
    代表取締役 大野 正人(おおの まさと)
    〒641-0055 和歌山県和歌山市和歌川町5-3
    Tel.073-448-3303 Fax.073-448-3301
    E-mail adnet@leto.eonet.ne.jp

    ●販促品・印刷物
    謹賀新年
    集客&宣伝等に効果的な販促品・印刷物をご提案します!
    カルテ・診察券・チラシ・のぼり etc
    印刷用データ作成もおまかせください
    販促品なら e 販促ストア
    株式会社サンギョウ
    東日本オフィス
    〒105-0003 東京都港区西新橋3-23-7 西新橋ビル2F
    TEL 03-3431-6033 FAX 03-3431-6233

    ●健康食品
    謹賀新年
    大高酵素株式会社
    本社
    〒047-0193 北海道小樽市桜1-22-10
    TEL0134-54-7311 FAX0134-52-2610
    大阪支店
    〒577-0012 大阪府東大阪市長田東4-2-46
    TEL06-6747-2261 FAX06-6747-2301
    https://www.ohtakakohso.co.jp
    【伊達・仙台・東京・富山・名古屋・広島・福岡】

    ●梅干商品
    迎春
    産地直送
    紀州特産梅ぼし ハチミツ入り福豊梅
    株式会社 かわしま
    代表取締役 川嶋 秀樹(かわしまひでき)
    〒640-8043 和歌山市福町23-2
    TEL 073-423-2318(代) FAX 073-433-2011
    https://www.fukuhoubai.com


    8 協同組合ニュース

    新年のご挨拶は最高品質の梅干しで
    20粒個包装化粧箱入り 4,320円 (税込み・送料一律550円)
    12粒個包装化粧箱入り 2,590円 (税込み・送料一律550円)
    紀州南部の温暖な気候風土の中で生まれ育った完熟の南高梅を一粒一粒丁寧に選び抜きうす塩味でじっくり漬け込みいたしまし

    ・ご自宅でお得に召し上がりたい方はこちら!家庭用徳用1.1kg
    3,780円もございます!(送料一律550円)
    お申込みは 日本鍼灸マッサージ協同組合
    HP  https://www.jammk.net
    E-mail  jamm@jamm.or.jp
    Tel 03-3358-6363


    9 令和5年度「認定訪問マッサージ師」「認定機能訓練指導員」講習会(基礎講義)開催
    【写真:講習会の様子】

     令和5年度「認定訪問マッサージ師」「認定機能訓練指導員」講習会(基礎講義)が11月25日・26日の二日間にわたり
    東京医療福祉専門学校(東京都八丁堀)で開催された。
     主催は(公社)全日本鍼灸マッサージ師会をはじめとする「構成団体」が運営する東洋療法将来研究会であり、『利用者に望
    まれる訪問マッサージ師・機能訓練指導員を目指そう』と設立から第12回目を迎え、国家資格を有するマッサージ師が利用者
    らのニーズに対応できる資質向上、共通のフォーマットによる報告書やマッサージによるエビデンスづくりを目指している。平
    成 30 年介護保険制度の改正により、はり師・きゅう師が6カ月間の勤務実績があれば、機能訓練指導員として認められた。
     そこで、今まで「認定訪問マッサージ師」講習会の実績をもとに、既存のプログラムの内容を活かし「認定機能訓練指導員」
    講習会を同時開催とし、対面での受講およびZOOMによるライブ配信・オンデマンド配信での開催とした。
     基礎講義の内容は、演題が7題『初期評価・報告書・施術録の書き方』、『療養費の扱いと同意書』、『介護保険制度におけ
    る機能訓練指導員の役割~アセスメントと実施計画書の書き方~』『介護予防・体力測定法』、『高齢者の医療と倫理』、『高
    齢者の合併症とリスク管理』、『高齢者の心理』の計14単位であった。また、講師を囲み受講者との情報交換会も活発におこ
    なわれた。
     令和6年2月3日・4日に行われる実技講習も対面での受講およびライブ・オンデマンド配信とし、徒手筋力検査等の各種評
    価法の他、機能回復訓練などベテラン講師陣による内容が予定されている。
                                          (報告:認定訪問マッサージ実行委員会)
    ※)構成団体:(公社)全日本鍼灸マッサージ師会、(一社)日本東洋医学系物理療法学会、(公社)全国病院理学療法協会、
    (社福)日本視覚障害者団体連合、(公社)日本あん摩マッサージ指圧師会、(公社)東洋療法学校協会、日本理療科教員連盟


    10 編集後記

     相手の話をよく聞くことって、すごく大切ですよね。私たちの仕事は、話を聞くことから始まります。駆出しの頃は、相手の
    話を言葉どおりにしか解釈していませんでした。でも、よく考えてみると、自分の症状や気持ちを正確に伝わるように話せる人
    なんて、あまりいないのではないでしょうか。例えば、嬉しいのか悲しいのか分からないこともあるし、痛みのある場所です
    ら、大体のところしか分からないことがしばしばあります。人の気持ちも症状も単純なものではなく、とても複雑な構造になっ
    ていると思います。早合点や決めつけは、絶対に避けなければなりません。相手の言葉を参考に、主訴やその背景を想像しなが
    ら、「それはこういうことですか?」と、丁寧に確認する必要があります。これがある程度できるようになると、患者さんがつ
    いてくるようになりました。年の初めに、初心に立ち返り、また新たな気持ちで当たろうと思います。今年もよろしくお願いい
    たします。
                                         (広報IT委員長 廣野 敏明 ひろのとしあき)


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    会員の先生方が、安心して日常の業務に専念いただけるよう、不慮の施術事故をはじめ院内施設の不備や日常生活中の事故によ
    り損害賠償責任を負った時に、その損害をお支払いするものです。
    ※会員以外の方は加入できません。(更新日6月1日、中途加入もできます。)

    ・掛金と補償額についてはお問合せ下さい。

    お問合せ:日本鍼灸マッサージ協同組合
    TEL:(03)3358-6363
    ■元受保険会社 三井住友海上火災保険株式会社
    2023年6月1日より先生が勤務する鍼灸師法人も補償する特約が、自動付帯されるようになりました。
    万が一の収入減を補償する所得補償保険やおケガや病気に備える団体生活総合補償保険も募集しています。是非ご活用くださ
    い。(更新日8月1日、中途加入もできます)

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    発行所 〒160-0004 東京都新宿区四谷 3-12-17 全鍼師会(ぜんしんしかい)会館内
    公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
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    名称   鍼灸マッサージ情報誌  月刊東洋療法
    代表者   伊藤 久夫(いとうひさお)
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    名義/公益社団法人  全日本鍼灸マッサージ師会
    発行人   伊藤 久夫(いとうひさお)
    編集人/広報IT委員長 廣野 敏明(ひろのとしあき)
    購読料   3,600円  〒共(会員は会費より)

    口座名のフリガナは「シヤ)ゼンニホンシンキユウマツサージシカイ」となります

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